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大谷 健一(大分)の記事一覧

11月の入荷とお休みのお知らせ

雨降りが多かった10月と比べ、気持ちのいい秋晴れの日が続いており、例年より比較的暖かく感じるのは気のせいでしょうか。11月も半ばに差し掛かり今年も残すところ1ヶ月半。年末に向けて入荷が続いております。

品物のご紹介の前に、今月のお休みをお知らせ致します。

●11月20日(月)~ 22日(水) の3日間は連休をいただきます

今回の連休では長野~岐阜~愛知~静岡~山梨の5県をまたにかけて強行軍の仕入の旅に出掛けます。

まずは、長崎の小島鉄平さんからお馴染みの動物柄のスリップウェアが届きました。毎年秋になるとたくさんのスリップウェアを送って下さる小島さんですが、今回は大小様々でおよそ100以上ものうつわをご用意いただきました。小島さんとのお付き合いも4年になりますが、年々人気が高まっていくのを感じます。初期に比べると個性豊かな絵柄も増え、色んな絵柄を集めたくなる方も多いようです。

そして今回は初めての尺皿もお願いしました。今回の入荷では、4寸から8寸までの5つのサイズの平皿や角鉢・楕円鉢がテーブル上に所狭しと並んでおりますが、やはり尺皿は別格です。迫力が違います。直径約30㎝のお皿の上いっぱいにダイナミックに躍動感あふれる動物の絵柄が描かれている様はまさに圧巻です。この大きさならまだ実用的なサイズなので、仕舞い込まずにどんどん使って楽しんで下さい。

また、スリップウェアではなかなか難しい湯吞みや壺も今回初めて作っていただきました。コロンとしたフォルムがスリップの絵柄とも相性がよく、可愛らしさを際立たせています。手に収まる曲線やサイズ感がちょうどよく、お茶の時間が楽しくなりそうです。こちらもまた様々の動物が描かれ、柄違いでいくつか揃えたくなります。

今回は7寸と8寸皿が若干少なめで、8枚づつほどしか入ってこなかったのですが、もしかしたら年末か年明けまでにはもう一度入荷があるかもしれません。

そして少量ですが、益子の岡田崇人さんからも30点ほど届きました。ですが今回は年末年始の大皿料理に大活躍しそうな8寸皿や楕円皿など比較的大きなお皿が中心で、見応え充分なボリューム感です。特に楕円皿・楕円鉢は個展でも毎回人気が集中するうつわで、無理言って多めに分けていただきました。今回はお皿と鉢のみの入荷ですが、もしかしたら年内にマグや湯呑みなどを中心に小物の入荷もあるかもしれません。

続いて大分県別府の大谷健一さんから、こちらも過去最大のボリュームで竹細工のカゴやザルが届きました。これまでは丸や楕円形、長方形の底が深めのザルが中心でしたが、今回は初めての底が浅めの盛りザルや楕円と長方形のハコ型の収納モノをを2サイズづつ作っていただきました。形や大きさに応じてザルよりも細いヒゴで編んでいただいておりますが、がっしりしていて全く不安がありません。さすがの出来栄えです。

いつもの丸や楕円・角ザルは平たい底からフチにかけてググッと立ち上がる、深さのあるタイプで収納力のある浅めのカゴ。といった感じで野菜や果物の保存やパンを盛ったり食器の洗いカゴとして便利な形です。今回の浅いザルは全体に緩く窪んでおり、収納というよりお皿という感じです。お蕎麦やうどん、揚げ物やお鍋の時の具材を盛るザルとして見栄えもよく重宝します。色んな形を用途に応じて使い分けてみて下さい。

そしてハコ型の方は、台所周りやリビングなどの見える部分の見せる収納に使い勝手のいいサイズ展開を考えて作っていただきました。調味料や調理道具、日常的に使用頻度の高いお茶碗や湯呑、土瓶くらいならスッポリ収まります。パッと取り出せてスッと片づけられる。そんな感じで見せる収納としてスマートに使っていただけます。また、小ぶりな植木を2~3個並べて入れて飾ってもカッコ良さそうです。

岐阜県高山の安土草多さんからはガラスの酒器がたくさん届いております。成人になってから約20年と少し、ほとんど日本酒を飲む事が無かったのですが、MARKUSを始めてから何かと同業や作り手の方と日本酒を飲む機会が増え、日本酒の美味しさに気付いてしまいました。そうなると酒器にもこだわりたくなるもので、今年に入って秋田の白岩焼和兵衛窯の渡邉さん、島根の白磁工房の石飛さんにも酒器をお願いしています。

『酒器は酒好きに頼め』これは中目黒にある工芸と器のお店、SMLさんのディレクターである宇野さんからのお言葉ですが、安土さんは日本酒だけでなくスコッチも年代物やカスク、ワインもビンテージを嗜む酒好きで、酒器の製作を頼むにはうってつけの作り手です。という事で今回は日本酒用の酒器だけでなくショットグラスやロックグラス、ビアマグまで多種多様な酒飲みの為のグラスをご用意いただきました。

間もなくやってくる耐熱祭りに備えて稲藁の鍋敷きをご用意致しました。カタチは丸と三角。土瓶やポット、一人分のグラタン皿などにちょうどいい小と、ヤカンや土鍋などの大きなモノに使える大の2サイズです。三角の方は丸と比べて肉厚に編み込まれており、クッション性があってテーブルとの距離もできるため、アツアツの大鍋を置いても安心です。オニギリみたいでキッチンの隅っこにぶら下がっている様も可愛げがあります。

先月に入荷した銅のヤカンに続いてご紹介する銅の調理道具シリーズ。『純銅のおろし器』です。銅のヤカンと同じく新潟県の燕市にある新光金属さんの品物で、ネットでは入手困難と言われているとかいないとか。ボウル部分は職人さんが鎚目を入れて鍛えに鍛え、おろし部分も手作業でひとつひとつ目立てをして摺り心地良く仕上げられています。そしてこの形。ホントに便利なんです。とにかくたくさん大根を摺りたくなります。

最後に大物を。島根県の石州 嶋田窯さんより傘立てが届きました。こちらは昨年9月の島根仕入旅の際に現地で注文してきたモノなのですが、今回入荷した筒型の飛びカンナ模様のモノはMARKUSの開業以来ずっと店頭で使っている傘立てと同じモノです。よく売り物ですか?と聞かれる事があるので品揃えに加えました。直径27cmとコンパクトですがどっしりと安定感があり、狭い玄関先でもスッキリとして邪魔になりません。

こんな感じで年末に向けて入荷の勢いを増していくMARKUSです。来月にはいよいよ土鍋も出揃うと思います。入荷が続きすぎてお店に全て出し切れるか不安ですが多少店内が狭くなってでも出し切ります。ご期待ください。

秋になり、ぼちぼち色々入荷し始めました。

夏の間は割と入荷はおとなしめなMARKUSですが、涼しくなってくるにつれて入荷もだんだん活発になってきます。という事で秋深まる今日この頃、売り場の様子もだいぶ変わってきましたので、9月までさかのぼって直近までの入荷商品を一挙にご紹介いたします。9月と言っても後半からの分で、最近の入荷なのでどの品物もまだまだ在庫はございます。ご安心を。

まず最初は、益子の岡本芳久さん。いつもは割と年末に近い時期にお届けいただけるのですが、今回はかなり早い入荷で、三種三色の鉢と三色のマグカップが入荷しました。

今年はいつもより多めの注文をしておりまして、今回は第1便の入荷となります。恐らく第2便はいつも通り年末近くなってからの入荷となると思います。第1便の今回はこれまで人気のあった丸鉢・ドラ鉢・花形鉢の3種という鉢尽くしです。どれも見栄えよく使い勝手のいいカタチなので、岡本さんとの初めてのお取り引きからずっと注文させていただいております。第2便の方はほとんどが今回初めてのお取り扱いとなる新作で、品物が届くのが今からとても楽しみです。

そして飛騨の安土草多さんからも届いております。島根の仕入旅に出掛ける直前に届いたのでギリギリまだ最近の入荷です。(笑)前回初めて取り扱ってみた酒器が人気だったので今回もぐい呑みや片口などを多めにお願いしました。私自身この1~2年ほどで日本酒の美味しさがわかるようになったのですが、酒器もまた日本酒を美味しく楽しむための重要な要素の一つだと気が付きました。安土さんのガラス酒器は見た目より軽く、変わった形をしているモノもありますが手に取りやすく何よりお酒が進みます。

そして定番的なグラス類も届いております。安土さんの作品はかなり幅が広く、ちょっとした形やデザインの違いやサイズ展開が多岐にわたっていますので、毎回注文ごとに少しづつ内容を変えながらMARKUSの定番を模索していきたいと思っております。今回の入荷分、酒器も含む8種はまだ第1便で、残りの分は今月末頃には入荷すると思います。その中にもショットグラスやロックグラスといったお酒が進むガラスがが入っているはずなので、そちらもご期待ください。

安土さんの少し前ですが大分県 別府の大谷健一さんから竹細工のザルが届いております。以前から洗った食器を入れておいたり野菜や果物を盛っておくのに使いたい。という事でお求めになる方が多いのですが、最近はご自宅でパンやお菓子を焼かれる方が粗熱を取るのに使ったり、もちろん買ってきたパンを置いておく器としても使えるので、用途が多様化してきています。ガラスと同様に夏の涼し気なイメージがありますが、鍋の時だったり干し野菜をするのに使ったり意外と冬の方が出番が多いような気がします。

そして寒くなるにつれて人気が高まってくる漆器ですが、先週になって益子の蜂谷隆之さんから入荷があり、MARKUSが毎年冬の定番として扱っている漆器の汁椀が全て揃いました。2列目右の筋目の入った拭き漆の汁椀だけ、入荷直後に一気に無くなってしまいまして今は在庫ゼロです。すぐに追加をお願いしまして、年内にはもう1度入荷してきますのでしばらくお待ち下さい。入荷のお知らせをInstagramにアップしたとたん、お問い合わせをたくさんいただきまして、相変わらずの人気の高さを実感しております。

そしてこちらは今月に入って久しぶりの入荷となった、沖縄の登川 均さんのやちむんです。今年の年明け1番の入荷が登川さんからのやちむんで、それ以来の入荷ですので9か月ぶりとなります。それでもかなり早い入荷サイクルなのでとてもありがたいです。今回は50点ほどと若干少量ですが、4~8寸皿や6~7寸の浅鉢、マグカップや湯呑、人気のタタラ皿まで薄く広くという感じで多岐にわたっています。

特に今回のタタラ皿の中に少し深めの角皿があって、これがものすごく使いやすそうです。長辺の長さが26㎝あるので煮魚でも焼き魚でも大抵のお魚はすっぽり収まりますし、4㎝とそこそこ深さもありますので、おでんやポトフ、ロールキャベツといった具がゴロっとして汁のあるものなんかも合いますし、なんだったらカレーやパスタだってこのお皿でイケる便利な1枚です。と、さんざんオススメしていますが、青と緑それぞれ2枚づつしか入荷しておりませんので早い者勝ちですよ。

最後にこのブログを書いている最中に届いた最新ネタを二つ。以前からずっとやりたいと思っていた『猫つぐら』がついにMARKUSにやってきました。猫ちぐらと呼ぶ地域もありますが、こちらは猫つぐらです。もともとは人間の赤ん坊用に稲藁で編んだ揺りかごである『つぐら』が原型で、夏は涼しく冬は暖かい天然素材の猫のおうちです。

長野県北部と新潟県の県境に位置する栄村で作らており、米どころでもある栄村は冬は雪で閉ざされてしまうため農家の冬場の手仕事として、栄村産のコシヒカリの稲でひとつひとつ作られています。ひとつ作るのに使用する藁はコシヒカリ約20把で熟練の職人でも完成に1週間かかるそうです。残念ながら我が家には猫はいませんが、猫つぐら欲しさに猫を飼おうと真剣に考えた事があります。

お次は新潟の燕市から『銅のやかん』が入荷しました。実は最近、我が家のヤカンを独身時代から20年近く使っていた柳宗理のケトルから銅のヤカンに買い換えました。その使い心地の良さと美しさからお店でも銅のヤカンを取り扱う事にしました。

ヤカンはなかなか壊れる事がないので買い換え時が分からないモノのひとつですが、思い切って銅のヤカンに替えてみてはいかがでしょう?見てくれだけでなく、銅のヤカンは熱伝導率が圧倒的にいいのでお湯が沸くのが早く、水道水に含まれる塩素を分解除去したり除菌抗菌作用を持っていたり、人体に必要な銅分を摂取できたりと、なかなかの優れモノです。

杉本義訓さんと大谷健一さん(8月のお休み)

8月に入り、子供たちは夏休みという事で、平日もお子様連れのお客様が目立ってきました。夏の暑さにも負けず元気な子供たちの姿を見て 『 自分にもあんなに元気な時代があったのか 』 と、運動不足で固くなった我が身を恥じて、出勤前に軽い運動をして体をほぐすようになりました。

● 8月のお休み 15日(月) ・ 16日(火)・・・ もしかしたらもう1日、4週目でお休みを頂くかもしれません。

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そんな本格的な夏の訪れとともに、待ち遠しかった品物の入荷が2つありました。まず1つ目は鳥取県の 『 杉本 義訓 』 さんの作る練り上げのうつわです。今年は2月頃にも1度納品して下さいまして、今回で2度目の入荷です。先日の日曜日に予告も無く入荷した為、このブログ用に写真を撮る暇も無く売り場に出したので、取り急ぎFacebookとInstagramで入荷のお知らせをしましたところ、早くも反響がありました。
ちなみにInstagramのアカウントは 【 markus_shop 】 です。探してみて下さい。

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今回は大ぶりな8.5寸皿のほかは、久しぶりの楕円皿・楕円鉢の(中)、そして角鉢の(中)といった、ちょっと数点まとめて欲しくなる使い勝手のいい小ぶりなうつわが中心です。比較的大ぶりな器が多かった前回と比べ、小ぶりなうつわが中心なので全体の数は今回の方が多いのですが、それでもひと月と経たない内に大方の品物は無くなってしまうと思いますので、気になる方はお早めにご来店ください。

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今回は少量ですが新しい色や柄のモノも入荷しております。また、見た目の印象は全く変わっていないのでパッと見ではわかりませんが、フチの部分が心なしか滑らかになっております。これまではエッジが立っており、手触りも若干鋭さが残る質感でしたが、角が取れたような感じになっています。新しいデザインから見ただけではわからない細部に至るまで、日々進化する杉本義訓さんの仕事をぜひ実感していただきたいです。

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 続いて、大分県の別府市で活動されている 『 大谷 健一 』 さんから竹細工のザルが何種類か届きました。今年の春にもいくつか入荷しましたが、今回は長方形のモノと丸のφ30㎝サイズのモノを加えた展開で届けていただきました。前回入荷分では比較的大きめなサイズのモノが人気で、あっという間に無くなってしまったので、今回は大きいサイズを多めでお願いしております。

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竹細工自体は日本各地で様々なカタチで作られており、その多くはスズ竹や根曲竹などを使った実用重視の道具という側面が強い反面、別府の竹細工は大分県が生産日本一でもある真竹を用い、実用面だけでなく美しさを意識して作られた工芸品です。フシを極力排除し油抜きされた滑らかな手触りと、使い込む事で時間と共に艶やかに変化する美しい色合いが特徴です。

季節も変わり、安土草多さん(ガラス)入荷しました。

東京の桜の開花宣言は少し前に出たようですが、気候はまだまだ春と冬の境目を行ったり来たりしているようです。MARKUSの店内も年明けからの入荷ラッシュが一旦落ち着きまして、昨年末から長期にわたり猛プッシュしていた耐熱モノ祭りも季節の移り変わりとともに収束させ、今度はガラス祭りで皆様のお越しをお待ちしております。季節をひとつ飛び越えて、何となく初夏の装いですが、こうしてみると今すぐ欲しい品揃えです。

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これまでMARKUSでガラスと言えば茨城の『 河上 智美 』さんと岐阜の『 沖澤 康平 』さんのお二人でしたが、このたび新たに岐阜県 高山市で活動されている 『 安土 草多 』 さんが加わりました。今回の安土さんからの新入荷を機に売場の装いをガラッと変えたわけですが、せっかくなのでガラス特集という事で先月入荷したばかりの河上智美さんのガラスと、こちらも先月入荷の大谷健一さんの別府の竹細工も組み合わせて提案したところ、すっかり初夏の装いとなってしまった次第であります。

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4月になれば沖澤さんのガラスや大谷さんの竹細工の追加分も入荷する予定なので、このラインナップも今後さらに充実していきます。そして窓際では河上智美さんのグラス類と合わせて、週末にようやく入荷した木工のSemi-Aco(加賀 雅之)さんのPan皿・Onigiri皿・コースターも定位置で並んでおります。先日の3連休中に入荷したため告知が間に合わず、今日までに既にかなり減ってしまっております。スミマセン。

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そして、今回が初めてのお付き合いとなる 『 安土 草多 』 さんのご紹介です。1979年生まれの安土さんは、同じくガラス作家のお父様、『 安土 忠久 』 氏の指導のもと2001年より宙拭きガラス作りの修行に入り、2002年には現在の活動拠点となっている岐阜県 高山市に自身の窯を築き、若くして独立を果たします。また、2011年には日本民藝館展に入選するなど、精力的に活動している若手実力作家の一人です。

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安土さんの作品は何年か前から見知っていたものの、初めてお会いしてお話したのは昨年の 『 TOKYO CRAFT MAP 』 のパーティーの場でした。その後、9月に銀座松屋で行われた 『 銀座手仕事直売所 』 で再びお会いして、その会期中に2度ほど一緒に飲むことがあって、その時のノリと勢いでお付き合いする事になりました。まさに酒の席から始まった仕事。というやつです。(実際はそんな適当なモノじゃないですが。)

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写真では少しわかりにくいですが、安土さんの作るガラスはアンティークのような少し黄味がかった色をしていて、溶け始めた氷の塊のような透明感と奥行きのある揺らぎがあります。手にした際に感じる角のとれた丸みとぽってりとした厚みは安心感があり、日常使いには最適です。また、大きな特徴の一つとして、個々の品物が均一にならないように、あえて個性が出るよう一つ一つ微妙に表情を変えながら仕上げているそうです。

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そして今回は、初の試みとしてペンダントライトを4種類作っていただきました。安土さんのガラスで作られる照明は、ガラスそのものがもつ厚みや揺らぎで柔らかな優しい明りを作り出します。このペンダントライト1灯で、例えば読書ができるレベルまでお部屋を明るくする事はできませんが、この明かりが灯された空間は居心地のいい癒しの空間となるでしょう。また、昼間、明かりをつけていない時も太陽の光を通してゆらゆら揺れる光のオブジェのように、夜とはまた違った表情を楽しむ事ができます。

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最後に、先月に引き続きまして久しぶりの入荷となります。鹿児島の宋艸窯、竹ノ内 琢さんの 『しのぎ楕円鉢 』 が届きました。昨年1年間の空白を取り戻すかのように今年の入ってから続けて届けて下さっています。この楕円鉢は宋艸窯さんの作品の中でも隠れた人気商品で、大が¥8,640と中が¥6,480と、比較的高単価な割にはいつの間にか早々と完売してしまっています。程よい大きさと深さ、和でも洋でも中華でも食材を選ばず何でもこなしてくれる懐の深さというか使い勝手の良さが人気でギフトなどにも重宝しています。

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そして今年もやります 『 TOKYO CRAFT MAP 2016 』 。このお知らせを書いている最中、つい先程、2016年版のMAPが届きました。昨年の30店舗から更に参加店舗が増えまして、今年は40店舗の、東京で民藝・工藝・クラフト・手仕事の品々を扱うお店にご参加いただき、ひとつのマップに集結しました。今年の活動や詳細につきましては来週のお知らせの中で、4月の予定と合わせてあらためてご紹介します。さっそく本日より配布を開始しますのでご興味のある方は店頭でお声掛けください。

 

宋艸窯と別府の竹細工

先日は東京にも春一番が吹き、それ以降は日中の日差しも暖かく、少しだけ春が近づいてきたような陽気が続いております。春に向けて仕込んでいたネタも徐々に届いており、少しづつですが長かった冬の終わりと入れ替わりにMARKUSにも新しい品物がやってきます。

これから3月にかけて、お待ちかねの品物や新ジャンルというか新しい試みの入荷が続き、4月末には個展も控えています。この先のMARKUSにご期待ください。

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そして今週は、およそ1年ぶりの入荷となる 『 宋艸窯 (竹之内 琢)』 さんのうつわが鹿児島から届きまました。
宋艸窯さんはMARKUSオープン時からのお付き合いで、以来根強いファンの方がたくさんいらっしゃいます。
シンプルで使いやすく、鮮やかな発色の宋艸窯のうつわは和洋問わず普段の食卓を華やかに彩ります。特にこれから迎える春や初夏には目にも爽やかな瑠璃色や緑がよく映えます。

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久しぶりの今回は、平皿の小と中、人気のマグカップと湯呑といった細かなものが中心です。欠品中もたくさんのお客様からお問い合わせをいただいておりましたが、ようやく人気のラインナップが全色で揃いました。

今回入荷分の他に、平皿の大と楕円皿。楕円鉢の中と大も注文しておりますので、これらは春頃には追加で届くと思います。恐らくその頃には今回入荷分の大半も無くなってしまっていると思いますので、長らくお待ちいただいていた皆さま、お早めにどうぞ。

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そして今回初めての取り扱いとなる新ジャンル。もっとも古い文献では 『 日本書紀 』 にも記述が残っており、大分県で唯一の伝統工芸品として指定されている 『 別府竹細工 』 です。

真竹(マダケ)の生産量が日本一である大分県で、その豊富な資源を利用して室町時代の頃から本格的に竹工芸が盛んになりました。また別府は日本有数の温泉地という事もあり、湯治客用のカゴや日用品としての需要も相まって別府市の地場産業として定着し、現代にいたるまで盛んに生産されてきました。

全国には数多くの竹細工の産地があり、MARKUSでも岩手県 鳥越のスズ竹、新潟県 佐渡の孟宗竹、といった産地によって異なる竹を使った、それぞれの地方に残るカタチの竹細工を扱ってきました。

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別府で使われている真竹は肉厚で弾力性があり曲げや圧力に対する抵抗力が強い事から細工物だけでなく、古くは建材などにも使用されてきました。別府の竹細工は農器具や生活雑器の色が濃い他の産地のモノと比べて仕上がりの美しさから、どちらかというと工藝品・美術品といった側面が強く感じられます。

その工程の大半は竹ヒゴづくりで、まずは油抜きという工程を経て艶やかな象牙色になった真竹を1㎜より薄いヒゴに裂いていきます。それを亀甲編みや網代編み、八目編みといった地方に伝わる様々な美しい編み目でそれぞれの形に編み上げていきます。

今回MARKUSがお願いした作り手は、大分県 別府市にお住まいの一級竹工芸技能士 『 大谷 健一 』 さんです。1965年 埼玉県の生まれで、2003年から大分県竹工芸訓練センターに入校し、2005年からは伝統工芸士の 『 油布 昌伯 』 氏に師事しました。その後、別府市の竹工芸展において何度も受賞したり数々の工藝展やイベントに参加するなど、精力的に活動されています。

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