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日々のモノ・コト

八木橋 昇(滋賀)の記事一覧

2017年が始まりました。今年もよろしくお願い致します。

ほとんど寝て過ごしたお正月も終わり、今年も4日から元気に営業を再開しました。本年もMARKUSをよろしくお願い致します。今年は曜日の並びが微妙なせいか昨年までと比べると穏やかなのんびりとしたスタートとなりました。

昨年12月は例年以上に入荷が多く、いつも以上に充実した品揃えで皆様をお迎えする事ができましたが、実は年末ギリギリまで入荷があり、昨年中にご紹介しきれなかった品物がございますので、今回は新年一発目の入荷と合わせてご紹介させていただきます。

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まずはこの季節の定番となった信楽の 『 八木橋 昇 』 さんの耐熱のうつわです。土鍋の方は今年で3シーズン目となりますが、相変わらずの人気で 『 今年こそは八木橋さんの土鍋に買い替えよう 』 という方からのお問い合わせも多く、先行して11月に入荷していた黒に続いてこのたび白も入荷ました。そして鍋には付き物のとんすいやグラタン皿なども合わせて届き、売り場も更に賑やかになりました。

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そして、昨シーズンも人気だった耐熱陶器の片手鍋に今度は浅いタイプも加わり2色2型となりました。深い方はスープやミルクパンとして、浅い方は深い方より底も広く作ってあるのでポトフやロールキャベツなど具の大きいモノを温めてそのままテーブルへ。といった感じで大変便利な存在です。これで今シーズンの耐熱祭りの役者が全て揃いました。まだまだ寒い季節が続きますが耐熱の器で暖かくして乗り切りましょう。

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続いては新たなお付き合いとなる窯元さんからの入荷。昨年9月に島根県へ仕入れの旅に出かけた際にお伺いした 『 石州 嶋田窯 』 さんより6寸深皿・6.5寸どんぶり・納豆鉢が届きました。それぞれ元々はベースとなるうつわがあったモノをMARKUS用にアレンジしていただいたのですが、例えば6寸深皿は見込みに目立てがされているオロシ皿だったものを、カタチが気に入ったので目立てを無くしてお皿にしてもらいました。1個所だけ片口のように注ぎ口が付いているのはその名残です。今回は食器のみの入荷ですが、もともとは甕や壺などを得意とする嶋田窯さんなので、次回はMARKUS初の大物、傘立てが入荷する予定です。

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そして、2017年の初荷となる一発目の入荷は、沖縄の 『 登川 均 』 さんから、やちむんがたっぷりです。登川さんとは昨年6月に行った沖縄仕入旅からのお付き合いなのですが早くも3回目の入荷です。と言うのも登川さんとは他の作り手の方々とはちょっと違ったスタイルでお付き合いいただいておりまして、こちらからは注文という形で品物は指定できないのですが、定期的にその時に登川さんの手元にある在庫をご案内いただいて、その中から選んだ品物をお送りいただいております。

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通常のお取引では注文から入荷まで早い方でも半年、大抵の場合は1年以上や、もっとかかる場合は2年以上の時もあるのですが、このスタイルだと品物を確実には指定できませんが3ヶ月に1回くらいのペースで品物を届けていただけます。大体いつも1回に120~130点ほどの品物を画像でご紹介いただくのですが、それが毎回楽しみでアレもコレも欲しくなり結局いつも100点ほど送っていただいております。そんな感じで時にはご案内いただく品物に偏りがある事もあるのですが、今回は 『 マカイ推し 』 です。

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3.5寸の小ぶりな飯碗サイズから6寸のどんぶりサイズまで、およそ70点のマカイが届いております。その他にはダイナミックな柄が特徴の8寸皿や、いつも少量しか入ってきませんが毎回人気のタタラ皿。そして今回は初めての入荷となるポットやチューカーと呼ばれる土瓶も届いております。100点ほど届いてもいつも次の入荷の頃にはキレイに無くなってしまうので気になる方はお早めに。

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こんな感じで年明け早々、賑やかな売場と幅広い品揃えで皆様のお越しをお待ちしております。そして春からゴールデンウイークの頃にかけて、昨年の6月に行った沖縄や9月に行った島根での仕込みもいくつか形になってご紹介できることと思います。今年もできるだけ日本各地に出向いて様々な日本のイイモノをご紹介していきたいと思っておりますので、どうぞ2017年もMARKUSをよろしくお願い致します。

入荷が続いております。もう大変です。

間もなく10月も前半が終わり、ようやく秋らしくなってまいりました。気候も過ごしやすくなってきた事で、悪天候で人もまばらだった9月までに比べ、吉祥寺の街も少しずつ活気を取り戻してきております。
そしてMARKUSも今週に入って、沖縄より陶器工房 壹さんの第2便。松本より大久保ハウス木工舎さんのヘラや匙。そして1年ぶりの入荷となる豊橋の鈴木史子さんなど続々届く品物に店内が活気づいてまいりました。

また、ここ最近立て続けに入荷がありまして、今回はある程度まとまった時点でHP上でお知らせしておりますが、今年の夏から始めたinstagramの方では入荷ごとに随時お知らせしておりますので、アカウントをお持ちの方はそちらでもご確認ください。MARKUSのアカウント名は 【 markus_shop 】 です。よろしくお願いします。

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まずは、定番モノでは1年ぶり2回目の入荷となる鈴木史子さんのうつわ。前回はこれまでの定番ラインである白のシリーズのみでしたが、今回はここ1年ほどでようやく安定してきたとおっしゃる黒と青のシリーズも入荷しております。今回の白のラインナップは昨年の入荷分で人気だった大きめのサイズのプレートをを中心に、カップや湯呑といった小物類も充実させております。また、前回人気だったポットも入荷しておりますので、カップと組合わせてギフトなどにもいかがでしょうか。

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そして、可愛らしい白とは対照的にグッと渋みのある新入荷の黒と青のシリーズ。金属のようにラスティックな質感の黒と澄んだ夜空のように深みのある青。食材を盛りつける事でどのように化けるのか非常に楽しみなうつわです。
今回は通年モノのみの入荷ですが、昨年同様に今年も土鍋などの耐熱モノもお願いしております。恐らく年内には第1便が入荷してくると思いますので楽しみにしていて下さい。

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耐熱モノと言えば、今年は昨年よりもかなり早いですが、信楽の八木橋 昇さんから土鍋の第1便が届いております。今回は8.5寸平鍋の黒のみですが、この先平鍋の白や片手鍋・グラタン皿など、この時期でしか手に入らない人気のラインナップが続々入荷してくる予定です。今年は先程の鈴木史子さんと八木橋昇さん、そして今年信楽から益子に移住された廣川温さん。この3人に土鍋や耐熱モノをお願いしております。寒さが深まるにつれて徐々に入荷してまいりますのでご期待下さい。

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9月に第1便の入荷があった、沖縄の陶器工房 壹 ・ 壹岐 幸二 さんより、第2便として新作のマグカップと染付皿の7寸が届きました。今年の6月に沖縄に行った際に注文してきた分はコレで全部です。染付皿は9月の入荷分で6寸のみ入っていましたが、それがほぼ無くなってしまってたところへ今度は7寸が届き、MARKUSでは6寸より7寸など比較的大きめなお皿の方が人気がある為、非常にいいタイミングでした。

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新作のマグカップですが、今回はコロンとしたフォルムが可愛らしいワンフィンガータイプのマグです。沖縄で試作品を見せていただいた時に一目で気に入ってしまい注文したのですが、結構たっぷり入る容量でボリューム感もあるため、指1本で持つのはキツイかな?と思っていところ、実際に持ってみると中指と人差し指の2本で支えるカタチとなり、全く問題無いです。沖縄の壹岐さんの工房で購入して4ヶ月ほど使っておりますが、口当たりもよく非常に使いやすいです。

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陶器が3つ続いたのでココからは木工や漆器のご紹介です。まずは長野県の松本市で活動されている大久保ハウス木工舎 大久保公太郎さんから人気のヘラと匙が届いております。ヘラは通常桜材と栗材の2種類お願いしているのですが今回は桜のみです。握りの感触や先端の微妙なカーブや厚さがそれぞれ異なりますので、一つ一つ握って確かめてベストな1本をお選びください。匙の方はこれまで同様に茶と黒の擦り漆2色と、長めの取分け匙と短めのレンゲの2種類をご用意しました。これからの季節、シチューやカレー、お鍋などで活躍してくれることでしょう。軽くて手触りが良く、口当たりも柔らかなため金属のスプーンと比べると味までも変わってきます。

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そして今回が初のお取り扱いとなる大久保ハウス木工舎さんの人気商品、パン皿も入荷しております。緩くカーブさせた四角形の桜材の板に放射状に施されたノミ目の手触りも楽しいプレートです。食パン1枚がきれいに乗るサイズで、中央を少し窪ませる事で出来立ての食材が持つ湿気を程よく逃がし、美味しい食感を維持できるように工夫されています。慌ただしい朝食の時間も少しだけ心にゆとりが生まれ、1日の始まりが楽しくなる1枚です。

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お次はMARKUSではお馴染みの益子で活動されている漆器の作家さん、蜂谷 隆之 さんから新作の多用椀が届きました。今年の春頃までで諸事情により泣く泣く廃盤となってしまった人気の多用椀の復活というカタチで、形状や容量はほぼ変わりません。今回は先行で、ロクロで回しながら細かな筋目を施したのちに木地の木目を生かした木地呂で仕上げたタイプが届いております。これまで扱っていた布着せに黒と朱の漆で仕上げた仕様のモノは近日入荷予定です。

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木工のラストは、ここ1年ほどでinstagram界隈で人気の木工作家、Semi-Aco 加賀 雅之 さんの作るPan皿とOnigiri皿です。ご本人としては相変わらずのガラケーユーザーなのでinstagram上での過熱ぶりには無頓着なのだそうですが、ここ最近は遅くまで残業しても制作が追い付かず、数年前と比べて今の忙しさを『ありがたいな~』と思う事で人気をじみじみ実感しているそうです。そんな加賀さんをMARKUSはこれからも応援します。ちなみに今回も入荷から1週間はお取り置き・お取り寄せについてはご遠慮いただいておりますので、予めご了承願います。

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最後に秋冬限定でお取り扱いしているイロイロな食品をご紹介します。いつも気まぐれに仕入れている日本各地の食品も今年で4年目の秋ともなると徐々に季節の定番化してきます。生産者の都合だったり季節感だったり理由は様々ですが、最近になって『秋だな~』と実感したので思い出したように注文しました。まず奈良の嘉兵衛本舗の玄米茶は10月になってから発売される季節限定で、毎年この時期を楽しみにして下さっているお客もいらっしゃいます。そして新潟の浪花屋さんの元祖柿の種は、最初はウケ狙いのつもりだったのですが人気が出てしまい、今すっかりでは秋冬の定番です。今年は新作の『えだ豆』味も追加です。最後に徳島県の木頭ゆずを使った柚子胡椒と練り生柚子七味は昨年の鍋のシーズンからの取り扱いだったので、今年も鍋関係が揃う頃に注文しようと思っていたら、先日入ったラーメン屋で餃子を注文したら柚子胡椒が付いてきて、とても餃子との相性が良く美味しかったので自分で食べたくなって注文しました。

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という感じで、入荷が急に立て続けにあった事で普段暇に慣れてしまった脳がついていけず、最後には何が言いたいのかわからない文章になってしまいましたが、2016年下半期最高に充実した品揃えで皆さまのご来店を心からお待ちしております。そしてこの先も年内は年末年始に向けて続々と入荷ラッシュが続きます。
今年も残すところあと3ヶ月、引き続きMARKUSをよろしくお願い致します。

 

続々と入荷しております。(4連発)

間もなく9月も終わろうとしておりますが、まぁ~今月は散々でしたね。ニュースでは9月24日の時点で、今月東京で雨が降らなかった日は2日しかなかったそうです。近所の商店主もみんな嘆いていました。MARKUSも例外ではありませんが、9月も終了間際になって立て続けに4件の入荷がありましたので、この勢いで何とか少しでも挽回したいものです。

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という事でまず1発目は、春以来の入荷となる岐阜県 高山で活動されている 『 安土 草多 』 さんよりガラスのうつわが届きました。今回は2回目の入荷という事で、前回人気だった八角・クラックのシリーズにに加え、他のお取り扱い店では人気の為 『 秒殺 』 と、噂されるワイングラスもお願いしました。その他では小鉢類が何種類届いており、今回は比較的細かい品揃えとなっております。

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続いては、信楽で作陶されている 『 八木橋 昇 』 さんより、黒釉のうつわが久しぶりに届きました。今回は定番の玉縁平皿の6~8寸と同じく玉縁の浅鉢が6と8寸。そして8寸のすり鉢とこれからの季節に活躍するスープ碗が入荷しております。そして来月にはいよいよ土鍋の第1便が届く予定です。今回の黒釉の器についても、まだ一部が先行入荷したモノなので、これから年末にかけて残りの分も続いて入荷する予定です。

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そして3発目は鹿児島の 『 宋艸窯 竹之内 琢 』 さんから今回が2年ぶりの入荷となる楕円平皿と、MARKUSでは初めてのお取り扱いとなるしのぎのどんぶり、そして定番のマグカップが届いております。この楕円平皿は30×25㎝と、現在MARKUSでお取り扱いしている器の中では最大の面積なのですが、ワンプレートのお食事や年末に向けて人が集まる食卓ではこのくらいの大きさの平皿があると大変便利です。

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今回初登場となるどんぶりですが、印象としてはどんぶりというよりボウルと言った方がしっくりくるかもしれません。もちろん麺類やご飯ものをガッツリ。という方にも十分おなか一杯になるボリューム感がありますが、サラダなど葉物の野菜をドッサリ盛り付けても似合います。こちらも他の宋艸窯さんのうつわと同様に、和でも洋でも中華でもしっくりくる、シーンを選ばないオールラウンドプレイヤーなうつわです。

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そして今回の宋艸窯さんの入荷と同時期に、岐阜県 土岐市で作陶されている 『 河内 啓 』 さんからも入荷がありましたので、マグカップコーナーを作ってみました。宋艸窯さんのマグカップはMARKUSオープン時からの人気商品ですが、河内さんのマグカップもここ2~3年くらいの冬の定番で、ギフトなどにも大変人気の品物です。この先に入荷予定のある何人かの作り手の方にもマグカップをお願いしており、それらが入荷すればかなりの充実度となるでしょう。

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という事で、4発目の入荷の河内啓さんですが、今回はマグカップ以外は鉢オンリーです。これから少しづつ涼しくなってくるにつれ、温かい食べ物が急に恋しくなります。そんな時にあると便利な大小カタチも様々な鉢モノ達です。
9月も終わりに差し掛かって連発で入荷が続きましたが、秋冬に向けて仕込んでおいた品物はまだまだたくさんございます。この先も続々と新しい品物が届く予定です。どうぞご期待ください。

 

役者が揃いました(耐熱モノの追加と山田洋次さんのスリップウェア)

先週ご紹介した今年の耐熱モノですが、今週も続々入荷しておりまして、どうにか予定していた役者が全て揃いました。ニュースでは今年はエルニーニョ現象の影響で暖冬と言われておりますが、我が家では今年は既に3回も鍋をやりました。土鍋に限らずグラタン皿や耐熱鉢。鍋料理には欠かせない調味料など、昨年と比べてもかなり充実した品揃えで皆様のお越しをお待ちしております。

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という事で、まずは久しぶりの入荷となりました、信楽で活動されている『山田 洋次』さんの耐熱のスリップウェアです。山田さんのうつわは昨年の8月以来の入荷ですが、前回と比べてグッと重厚感を増したスリップらしいスリップウェアをお願いしました。すべて手描きで施される線も荒々しく、そしてマットな仕上がりがMARKUSでお取り扱いがある他のスリップ作家の齊藤十郎さんや小島鉄平さんの作り出す作品とはまた違う趣があります。また、今回入荷した山田さんのスリップはマグカップ以外は全てオーブンでもご使用いただけます。

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そして、既にご紹介しております八木橋 昇さん、廣川 温さんに続き、3人目の土鍋の作り手、『鈴木 史子』さんの土鍋が入荷いたしました。鈴木さんは今年の9月に入荷した白いプレートのシリーズが大変人気でしたが、先月に先行して入荷した両手鍋や入れ子鍋、そして今回の土鍋など、耐熱のうつわでは白のシリーズとはまた違った側面を見せてくれています。
鈴木さんの土鍋は八木橋さんの白と黒のモノと同じく内寸の直径は25㎝でやや大ぶりですが、内側の深さは6㎝と比較的浅めに作られています。その分フタがこんもりとした形となっておりますので、野菜をたっぷりと入れても食べ頃にはしんなりしてちょうどいい高さになっています。だいたい2~3人前というところでしょうか。

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また、八木橋さんから黒いうつわだけ追加で入荷しました。昨年の傾向からすると、どちらかと言えば白より黒の方が人気があったようなので、今年は少しだけ黒を多めにお願いしておりました。そして今回の入荷分では丸い耐熱の浅鉢が届いたことで、先程の鈴木さんの黒と黄色の土鍋と合わせて、今年予定していた充実の耐熱シリーズが全て揃いました。

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最後に、こちらも先週に青柚子胡椒と赤柚子胡椒が先行して入荷していた徳島県の『木頭ゆず』から、ねり生七味とゆずしょうが蜜が届きました。ねり生七味は木頭ゆずに加え、本タカ(赤唐辛子)・実山椒・生姜・青のり・天日塩・黒ごまの7種の国産の香り豊かな薬味をブレンドし生の風味をそのまま生かしております。
ゆずしょうが蜜は、収穫後24時間以内に手絞りした木頭ゆず果汁と国産蜂蜜、そして高知県産の黄金生姜と金時生姜のエキスをブレンドしたシロップです。4倍希釈で、夏は水や炭酸水で割ったりシャーベットにかけたり。冬場はお湯割りや紅茶・焼酎に入れてもおいしく楽しめます。食後のお口直しにいかがでしょうか。

 

土鍋・耐熱のうつわと岡本 芳久さん(益子)のうつわ

先月からさんざん予告しておきながら、なかなか役者が揃わなかった耐熱モノですが、今週に入ってようやく集まってきましたので 『 土鍋&耐熱祭り 』 を始めます。今年は3人の作り手の方にお願いしており、トータルでは昨年のおよそ3倍の仕込みで、この冬の心も体も温まる食卓をご提案していきます。本日は今週入荷した2人の土鍋・耐熱の器の作り手さんと新たお付き合いの始まった作家さんのご紹介をさせていただきます。

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まずは、昨年に引き続き今年も 『 八木橋 昇(信楽) 』 の土鍋と耐熱のうつわが入荷いたしました。昨年は2色2サイズの土鍋とグラタン皿、そして鍋料理の時の取り鉢となるとんすい。というラインナップでしたが、今回は土鍋は1サイズに絞りまして、その分追加アイテムとして耐熱陶器の片手鍋、ピッチャーが入荷しております。

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八木橋さんの作る土鍋は、いかにも土鍋らしいザラッとした土っぽい質感のモノではなく、サラッとした質感でスマートな形をしています。丸っとした形のいかにもな土鍋だと、どうしても冬の鍋料理。というイメージですが、この土鍋はいわゆる鍋料理はもちろん、カレーやシチューといった煮込み料理全般など、和洋問わず使えるイメージです。シーズンが終わって仕舞い込んでしまうのももったいないので、季節を問わず1年中使っていただきたい土鍋です。

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今年届いた八木橋さんの土鍋は、8.5寸というサイズで、内寸の直径で25㎝、深さが10㎝あります。鍋本体の形がストンとした筒型で底がフラットなので、見た目以上に容量があります。同じ直径の丸っとした普通の土鍋よりもかなりたっぷりとしており、4人くらいで囲むには十分なサイズです。昨年扱っていたもう1サイズ大きいタイプは1尺というサイズで、ゆうに6人分は入る相撲部屋クラスの大容量だったのですが、欲しいけど収納できる場所がない。という声が多かったため今年は8.5寸のみに絞りました。

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脇を固めるメンツも充実のラインナップです。昨年人気だったとんすいも今年はたくさん作っていただきました。そして今年新たに作っていただいた片手鍋は、八木橋さんの耐熱モノの中では定番ともいえる人気商品で、昨年もいくつかお問い合わせをいただきました。注ぎ口があるので鍋の追いダシ用としても便利ですし、ポトフやシチュー、スープなどササッと作ってそのままテーブルへ。という感じで食卓に並んでも何の違和感も無く馴染んでしまう佇まいです。奥のピッチャーももちろん耐熱です。

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続きまして2人目の作り手は、先程の八木橋さんと同じく信楽で活動されている 『 廣川 温 』 さんです。廣川さんの耐熱のお皿や鉢は今年の初夏の頃からお取り扱いしておりますが、夏の終わり頃から徐々に人気が出てきまして、10月に追加していただきました。うつわとして、というよりは調理道具として見られる方が多く、9寸や8寸といった大きめのサイズが人気です。土鍋と同じ製法で作っている為、同じようなサイズのうつわより重量がありますが食器としての見栄えもよく、冬の食卓を彩る1枚として活躍してくれそうです。

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そしてその廣川さんから新作の土鍋が届きました。先行して入荷している耐熱のうつわとも相性良くデザインされており、艶やかなアメ釉が食欲をそそります。蓋にはしのぎが施されており、見た目にのっぺりと重々しくなりがちな土鍋の印象を軽やかに見せて立体的な印象を与えています。

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今回はひとまず8号サイズと呼ばれる大きさの1サイズのみの入荷です。先程の八木橋さんのモノと比べるとやや小ぶりで、内寸の直径が23㎝、深さが8㎝となっております。外見からも小ぶりに見えますが、これでも3人前はたっぷり入ります。内側は白く仕上げており、うつわとしての見栄えもいいので普段のお料理にも使えて、日常的に食卓に並ぶ土鍋として活躍してくれそうです。また、今回の8号サイズに加えて、現在、もう一つ大きい9号サイズの制作に挑戦していただいております。うまくいけば年内にはお見せできるかもしれません。

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そして、鍋と一緒にオススメしたいこだわりの調味料です。手前左にある 『 とり野菜みそ 』 は石川県ではド定番の鍋みそです。私がこの『とり野菜みそ』にはまったのはMARKUSを始める前の神戸に住んでいた頃です。しかし東京ではあまり売っていないようで、私も東京に住んでからは用事で関西に行った時にまとめ買いしてくるしかなかったので、『だっただ店で扱ってしまおう』という事で取り寄せました。この味噌を使うと野菜をたっぷりと食べることができ、シメに中華麺を入れるのが私のオススメの食べ方です。

そしてもう一つ、徳島県の名産 『 木頭ゆず 』 を使った柚子胡椒です。青柚子と宮崎産青唐辛子の爽やかな香りと辛さの青柚子胡椒と、黄柚子と宮崎産赤唐辛子のまろやかな辛味の赤柚子胡椒の2種類をご用意しました。柚子胡椒というと鍋やおでん用に買ったりお土産でもらったりしても使い切れずに賞味期限を迎えてしまう事がよくあると思いますが、今回は少量ビンでご用意しましたので余らさずに最後まで使い切れます。

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最後に、今回が初めてのお付き合いとなる、益子で活動されている 『 岡本 芳久 』 さんのうつわが入荷しました。岡本さんはMARKUSで大変お世話になっている岡田崇人さんのご近所にお住いの普段からお付き合いのある作家さんで、益子の陶器市ではテントをシェアするくらいの仲良しです。実は今年の春頃に1度だけ岡本さんからごく少量の入荷があったのですが、これは今年の6月に岡田崇人さんの個展をMARKUSで行うための打ち合わせをしに、まだ寒い3月頃に益子へ行った際に岡本さんをご紹介いただいて、その場で仕入れさせていただいたモノでした。

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その前から岡本さんのうつわ自体は私も知っていて扱ってみたいとは思いつつも、なかなか岡本さんとの接点が無かったところへ岡田さんからご紹介いただいて、お付き合いが始まりました。岡本さんは1966年、兵庫県の淡路島のご出身。20代の後半まで会社員として働いて退職後は陶芸の道へ。1995年より益子の陶芸家 『 高内 秀剛 氏 』 に師事し、2000年より自身の窯を持ち独立を果たしました。師匠である高内氏が力を入れていた織部や飴釉・灰釉などの鮮やかな色彩をベースに、二彩・三彩・小紋柄などの装飾を施した作風は古風に見えてどことなく現代的な華やかな印象も感じられます。普段の食卓に華を添える穏やかで温もりのあるうつわです。

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最後にもうひとつ。Semi-Aco(加賀 雅之)さんの木工品が再入荷しております。先月にも入荷したばかりですが、今、インスタグラム上でSemi-AcoさんのPan皿・Onigiri皿が非常に人気だそうで、先月入荷した10数枚があっという間になくなってしまいました。私もお客様に見せていただきましたが、皆さんSemi-Acoさんのお皿を使ってとても上手に食卓を演出した写真をアップされていて、とても参考になりました。今回はSemi-Acoさんに大急ぎでお願いして、無くなってしまったPan皿・Onigiri皿や、最近人気が急上昇してきたカトラリーBOX、土鍋&耐熱祭りに合わせてオリジナルの三角鍋敷きも補充していただきました。
(写真は前回入荷時の使いまわしです・・・スミマセン。でも全アイテム揃っております。)

 

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