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土鍋・耐熱のうつわと岡本 芳久さん(益子)のうつわ

先月からさんざん予告しておきながら、なかなか役者が揃わなかった耐熱モノですが、今週に入ってようやく集まってきましたので 『 土鍋&耐熱祭り 』 を始めます。今年は3人の作り手の方にお願いしており、トータルでは昨年のおよそ3倍の仕込みで、この冬の心も体も温まる食卓をご提案していきます。本日は今週入荷した2人の土鍋・耐熱の器の作り手さんと新たお付き合いの始まった作家さんのご紹介をさせていただきます。

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まずは、昨年に引き続き今年も 『 八木橋 昇(信楽) 』 の土鍋と耐熱のうつわが入荷いたしました。昨年は2色2サイズの土鍋とグラタン皿、そして鍋料理の時の取り鉢となるとんすい。というラインナップでしたが、今回は土鍋は1サイズに絞りまして、その分追加アイテムとして耐熱陶器の片手鍋、ピッチャーが入荷しております。

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八木橋さんの作る土鍋は、いかにも土鍋らしいザラッとした土っぽい質感のモノではなく、サラッとした質感でスマートな形をしています。丸っとした形のいかにもな土鍋だと、どうしても冬の鍋料理。というイメージですが、この土鍋はいわゆる鍋料理はもちろん、カレーやシチューといった煮込み料理全般など、和洋問わず使えるイメージです。シーズンが終わって仕舞い込んでしまうのももったいないので、季節を問わず1年中使っていただきたい土鍋です。

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今年届いた八木橋さんの土鍋は、8.5寸というサイズで、内寸の直径で25㎝、深さが10㎝あります。鍋本体の形がストンとした筒型で底がフラットなので、見た目以上に容量があります。同じ直径の丸っとした普通の土鍋よりもかなりたっぷりとしており、4人くらいで囲むには十分なサイズです。昨年扱っていたもう1サイズ大きいタイプは1尺というサイズで、ゆうに6人分は入る相撲部屋クラスの大容量だったのですが、欲しいけど収納できる場所がない。という声が多かったため今年は8.5寸のみに絞りました。

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脇を固めるメンツも充実のラインナップです。昨年人気だったとんすいも今年はたくさん作っていただきました。そして今年新たに作っていただいた片手鍋は、八木橋さんの耐熱モノの中では定番ともいえる人気商品で、昨年もいくつかお問い合わせをいただきました。注ぎ口があるので鍋の追いダシ用としても便利ですし、ポトフやシチュー、スープなどササッと作ってそのままテーブルへ。という感じで食卓に並んでも何の違和感も無く馴染んでしまう佇まいです。奥のピッチャーももちろん耐熱です。

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続きまして2人目の作り手は、先程の八木橋さんと同じく信楽で活動されている 『 廣川 温 』 さんです。廣川さんの耐熱のお皿や鉢は今年の初夏の頃からお取り扱いしておりますが、夏の終わり頃から徐々に人気が出てきまして、10月に追加していただきました。うつわとして、というよりは調理道具として見られる方が多く、9寸や8寸といった大きめのサイズが人気です。土鍋と同じ製法で作っている為、同じようなサイズのうつわより重量がありますが食器としての見栄えもよく、冬の食卓を彩る1枚として活躍してくれそうです。

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そしてその廣川さんから新作の土鍋が届きました。先行して入荷している耐熱のうつわとも相性良くデザインされており、艶やかなアメ釉が食欲をそそります。蓋にはしのぎが施されており、見た目にのっぺりと重々しくなりがちな土鍋の印象を軽やかに見せて立体的な印象を与えています。

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今回はひとまず8号サイズと呼ばれる大きさの1サイズのみの入荷です。先程の八木橋さんのモノと比べるとやや小ぶりで、内寸の直径が23㎝、深さが8㎝となっております。外見からも小ぶりに見えますが、これでも3人前はたっぷり入ります。内側は白く仕上げており、うつわとしての見栄えもいいので普段のお料理にも使えて、日常的に食卓に並ぶ土鍋として活躍してくれそうです。また、今回の8号サイズに加えて、現在、もう一つ大きい9号サイズの制作に挑戦していただいております。うまくいけば年内にはお見せできるかもしれません。

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そして、鍋と一緒にオススメしたいこだわりの調味料です。手前左にある 『 とり野菜みそ 』 は石川県ではド定番の鍋みそです。私がこの『とり野菜みそ』にはまったのはMARKUSを始める前の神戸に住んでいた頃です。しかし東京ではあまり売っていないようで、私も東京に住んでからは用事で関西に行った時にまとめ買いしてくるしかなかったので、『だっただ店で扱ってしまおう』という事で取り寄せました。この味噌を使うと野菜をたっぷりと食べることができ、シメに中華麺を入れるのが私のオススメの食べ方です。

そしてもう一つ、徳島県の名産 『 木頭ゆず 』 を使った柚子胡椒です。青柚子と宮崎産青唐辛子の爽やかな香りと辛さの青柚子胡椒と、黄柚子と宮崎産赤唐辛子のまろやかな辛味の赤柚子胡椒の2種類をご用意しました。柚子胡椒というと鍋やおでん用に買ったりお土産でもらったりしても使い切れずに賞味期限を迎えてしまう事がよくあると思いますが、今回は少量ビンでご用意しましたので余らさずに最後まで使い切れます。

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最後に、今回が初めてのお付き合いとなる、益子で活動されている 『 岡本 芳久 』 さんのうつわが入荷しました。岡本さんはMARKUSで大変お世話になっている岡田崇人さんのご近所にお住いの普段からお付き合いのある作家さんで、益子の陶器市ではテントをシェアするくらいの仲良しです。実は今年の春頃に1度だけ岡本さんからごく少量の入荷があったのですが、これは今年の6月に岡田崇人さんの個展をMARKUSで行うための打ち合わせをしに、まだ寒い3月頃に益子へ行った際に岡本さんをご紹介いただいて、その場で仕入れさせていただいたモノでした。

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その前から岡本さんのうつわ自体は私も知っていて扱ってみたいとは思いつつも、なかなか岡本さんとの接点が無かったところへ岡田さんからご紹介いただいて、お付き合いが始まりました。岡本さんは1966年、兵庫県の淡路島のご出身。20代の後半まで会社員として働いて退職後は陶芸の道へ。1995年より益子の陶芸家 『 高内 秀剛 氏 』 に師事し、2000年より自身の窯を持ち独立を果たしました。師匠である高内氏が力を入れていた織部や飴釉・灰釉などの鮮やかな色彩をベースに、二彩・三彩・小紋柄などの装飾を施した作風は古風に見えてどことなく現代的な華やかな印象も感じられます。普段の食卓に華を添える穏やかで温もりのあるうつわです。

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最後にもうひとつ。Semi-Aco(加賀 雅之)さんの木工品が再入荷しております。先月にも入荷したばかりですが、今、インスタグラム上でSemi-AcoさんのPan皿・Onigiri皿が非常に人気だそうで、先月入荷した10数枚があっという間になくなってしまいました。私もお客様に見せていただきましたが、皆さんSemi-Acoさんのお皿を使ってとても上手に食卓を演出した写真をアップされていて、とても参考になりました。今回はSemi-Acoさんに大急ぎでお願いして、無くなってしまったPan皿・Onigiri皿や、最近人気が急上昇してきたカトラリーBOX、土鍋&耐熱祭りに合わせてオリジナルの三角鍋敷きも補充していただきました。
(写真は前回入荷時の使いまわしです・・・スミマセン。でも全アイテム揃っております。)

 

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