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日々のモノ・コト

原 泰弘(栃木)の記事一覧

益子より~ (と、入荷いろいろ)

11月に入りました。今年は随分と寒くなるペースがゆっくりと感じられ、非常に過ごしやすい気候が続いております。昨年の今頃は 『 そろそろストーブを出そうかな 』 なんて事を考えていたような気がします。
という事で4日はお休みをいただいて、まだ暖かくて上着要らずの益子へ行ってきました。もはやMARKUSにとっても春と秋の年中行事のようになっておりますが、今回もいつものヤツを持って帰ってきました。

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ここ最近、益子でいつものヤツと言えば 『 原 泰弘 』 さんのすり鉢と山椒のすりこ木、そして 『 大野 敦史 』 さんの動物オブジェ、200gA’s。
今回も原さんからは3色3サイズのすり鉢と土瓶をいただいてきました。毎回春と秋にそこそこの量のすり鉢を作っていただいておりますが、いつも次の陶器市の頃にはキレイに無くなってしまいます。
また、毎回すりこ木をお願いしている関根さんからは、今回はあまり数が取れなかったそうで数は少なめです。そのかわりにいつもは仕入れない大きさの40㎝のモノをいただいてきました。

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大野さんの動物たちも今回は年末のギフト需要を見込んで、いつもより多めの15体。相変わらず緻密な彫刻と仕上げでリアルな質感と表情を再現されています。独特な表情やポーズはそのままですが、今回は少しだけカワイイ方向に寄せてみました。

今ならすり鉢も動物たちもたっぷりありますので選びたい放題です。気になる方はお早めにどうぞ。

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続きまして、今回が初めてのお付き合いとなる木工の作り手さんの『 大久保ハウス木工舎 』 さん。現在、長野県の松本市で活動されている大久保さんとは色々と間接的な繋がりはありつつも直接お会いしたのはつい最近が初めてで、本日(11/4)用事で東京に来られたついでにMARKUSにもお立ち寄りいただいて、品物を少しだけ分けていただきました。
大久保さんはひとつひとつの素材と向き合い、それぞれの特性を見極めながら全て手作業で削り出します。今回はヘラとお玉のみですが、今後はスプーンやレンゲなどの小物から木箱などの収納モノまで幅広い品揃えで選ぶ楽しみを提供していただけたらと思っております。

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そしてお次は、期間限定でのお取り扱いとなる、富山県南砺市で活動されている 『 井波彫刻 』 の職人さん、『 谷口 信夫 』 さんのつくる銘々皿をご紹介いたします。

MARKUSがある東京都武蔵野市と富山県南砺市は40年以上も続く友好姉妹都市で、その関連イベントとして、11月7日(土)~15日(日)の間、『 とやま南砺ウイーク in 吉祥寺 』 と題して、吉祥寺の飲食店やショップ、その他イベント会場でで南砺市の名産品をご紹介します。その中でMARKUSでは南砺市を代表する伝統工芸である 『 井波彫刻 』 をご紹介させていただきながら販売いたします。

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井波彫刻は1792年に焼失した井波別院瑞泉寺を再建するため、京都の本願寺の御用彫刻師が井波の大工に技術を伝えたのが始まりで、寺社彫刻をはじめ天神像や獅子頭の置物、豪華な欄間の彫刻で知られています。近年は建築物の欄間などの建具だけでなく看板や額などの製造などで、その伝統と技術が伝え残されています。

今回は数少ない井波彫刻の職人である 『 谷口信夫 』 さんの作る、楠(クスノキ)の香りが爽やかな銘々皿を期間限定でご紹介させていただきます。

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最後に、今年もとどきました、『 手仕事カレンダー 』 です。染色家 『 小田中 耕一 』 さんの手による、季節の風物や手仕事の品々をモチーフにした型染めの絵が、鮮やかな色彩でデザインされた楽しいカレンダーとなっております。今回も1枚モノのB3ポスターサイズと1ヶ月ごと12枚のポストカードサイズの卓上タイプの2種類となっております。

5月のお休みと連休中の入荷

4月末から始まった怒涛のゴールデンウイーク ~ 母の日が終わり、吉祥寺の街もおだやかさを取り戻しつつあります。
そして気が付けば5月もすでに3分の1が過ぎ、5月のお休みをお知らせするのを忘れていた事に今更気が付きました。
という事で今月のお休みをお知らせ致します。毎度お知らせが遅くなりまして申し訳ございません。

5月20日(水) ・ 30日(土)

以上の日程でお休みをいただきます。よろしくお願い致します。

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続きまして連休中に入荷した商品のご案内をさせていただきます。Facebookの方では既にご案内しておりますので、
そちらでご覧になった方は内容が重複しておりますが、あらためてご確認下さい。

まずは5月1日にお休みをいただいて行ってきた益子の陶器市で仕入れてきた 『 原 泰弘 』 さんのすり鉢です。
MARKUSのオープン以来毎回お願いしており、既に 『 いつもの 』 定番的な安心感があります。

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そして、ここ何回かすり鉢と一緒にお願いしている土瓶も今回も仕入れてきました。築窯師という側面を持つ原さんは
ご自身の作品を作られるのは年に2回、益子の陶器市の時だけで、いつも予め3ヶ月ほど前には注文しております。

いつも人気のある緑がかった 『 黒透 』 という釉薬は、原さん曰く、『 年に2回しか焼かないから前回の調合を忘れて
毎回色が違うんだよね。』 との事ですが、今回も深みのある渋い色合いに焼き上がっております。

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『 すり鉢があるなら当然コレも 』 という事で前回と同様に山椒の木のすりこ木も仕入れてきました。原さん同様に
事前にお願いしておいたら、希望分は用意しておいてくれるのですが、今回は事前の連絡を忘れてしまっており、
あまりたくさんは仕入れることができませんでした。それでも前回の仕入で一番人気だった20㎝サイズのモノは
前回よりも多めにいただく事ができましたので、買いそびれてしまった方はお早めにどうぞ。

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最後にMARKUSの夏の定番と言えば、先日もご紹介した伊勢の桑名鋳物の蚊遣り器とコレ。『 淡路島のひやむぎ 』
今年はまだ寒い頃から何人かのお客様からリクエストをいただいておりましたので、昨年より1カ月早い導入です。

連休中もさっそく昨年からハマって下さったお客様にたくさんお買い上げいただきました。とてもコシがあるため
炒め物などにも使えるので本当は1年中楽しめるのですが、夏場の需要が圧倒的に高いので夏季限定の商品です

益子に行ってきました。2014年秋

先日の4日はお店をお休みして、年に2回の恒例の益子陶器市に行ってきました。私自身の活動拠点を東京に移してから、
今回で4回目の益子陶器市ですが、行くたびに毎回新しい発見と出会いがあり、非常に収穫の多いイベントのひとつです。

新しい出会いについては来年からの取組みに反映されてきますのでご期待ください。春以降から形になってくると思います。
今回は先日の益子で買い付けて持ち帰ってきた新しい商品と、今週入荷したばかりの新商品の紹介をさせていただきます。

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まず最初にMARKUSではオープン以来のお付き合いの 『 蜂谷 隆之 』さんの漆の器です。昨年も冬になると蜂谷さんの
漆器の人気が高まってきます。今回はいつもより少し大ぶりな 『 多用椀 』 を以前よりお願いしておりまして、この陶器市の
タイミングで仕上げていただきました。この多用椀は輪島の伝統的な合鹿椀 (ごうろくわん)の形をベースに、使いやすい
サイズにアレンジしています。フチと高台の底に布着せが施されており、見た目も口当たりも柔らかに仕上げられています。

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そしてもう一つ、今回の陶器市で一目ぼれしてしまい、悩み考えぬいた末に蜂谷さんにお願いして連れ帰ってきてしまった
『カレー皿 』です。そういえば、毎回陶器市の蜂谷さんのテントでは新しい発見をして、今までにない品物をその場で仕入れ
させていただいています。今回はこのカレー皿なのですが、悩みどころというのがこのお値段で、税込価格¥20,520-という、
MARKUSにとっては高額な価格帯のためにかなりビビってしまいました。

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ですが、この深みのある色合いといい、手に吸い付くような質感といい、この漆器で食事をすることの喜びを共感していただ
けるお客様が、もしいらっしゃったらきっとご納得いただけるだろうと思い、MARKUSの品揃えに加えました。

食事をする器としてだけでなく菓子盆としてなど、人の集まる場に華を添える存在感があり、裏側の底の部分にはアクセント
として、布着せした部分を黒い漆で切替えるといった、見えない部分にも気を使ったデザインとなっています。

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続いては、こちらも年に2回に入荷が恒例となっている、『 原 泰弘 』さんのすり鉢です。もはやMARKUSでは定番とも言える
原さんのすり鉢ですが、毎回大きいサイズから無くなっていく傾向が強いため、今回は大き目のサイズを多めにお願いして
作っていただきました。

原さんの作るすり鉢は高台が広くて安定感があり、フチの部分も肉厚なので力が入りやすくて使いやすいのが人気の理由
だと思います。すり鉢としてだけでなく普通の大鉢として大量の煮物などを盛り付け、食卓に並べてもインパクトがあります。

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もうひとつ、原さんの作る道具たちの中でもファンが多いのが土瓶です。すり鉢同様に伝統的な益子の釉薬を使用した
深みのある色合いです。ぽってりとした可愛らしいフォルムの胴体から突き出した長めの注ぎ口が特徴で、キレがよくて
非常に使いやすい土瓶です。
原さんご自身でたたいて延ばした真鍮を取っ手にしたタイプを、すり鉢と同じ3色でお願いして作っていただきました。

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そして今回は、すり鉢に合わせて使いたい 『山椒のすりこぎ』 も仕入れてきました。益子で竹細工の工房を構えておられる
お父様と一緒に山椒のすりこぎなどの製作をされている 『 関根 理夫 』さんの作です。

山椒の木の皮には殺菌作用がある成分が多く含まれており、昔から山椒の木のすりこ木には皮が残されて作られています。
すり鉢の大きさに合わせて3種類の大きさのすりこ木を用意しました。実際に握ってみて感触を確かめながらお選び下さい。

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最後に。益子の物ではありませんが、MARKUSでは年間通して人気のある、岩手県 盛岡市の伝統工芸である南部鉄器の
急須が入荷しました。今年は色んなデザインのモノを提案してみようと思い、産地の方には既にいくつか注文してあります。

今回は先行して丸っこいフォルムが可愛らしい、あまり意匠が凝っていない現代的なデザインのものが入荷しました。
この急須は本来の鉄瓶と違い、内側を琺瑯で仕上げているため直火には掛けられませんが、お手入れが簡単で陶器製の
土瓶と同じように扱えるため、鉄瓶独特の面倒な作業は必要なく、お気軽に鉄器の持つ雰囲気を楽しむことができます。

11月からは年末に向けて新商品などの入荷ラッシュが続きます。新しいネタも考えておりますので、今後もご期待ください。

5月の商品情報 (その2)

ゴールデンウイークの間もそうでしたが、5月11日(日)は母の日という事もあり、最近はラッピングをご希望されるお客様が
たくさんいらっしゃいます。その内、半分くらいは遠方への発送希望の方です。故郷にいるお母さんやお義母さんに向けて、
日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物を選ぶお客様の姿は、見ていてこちらまで温かい気持ちにさせてくれます。

人気の上位はお湯のみ ・マグカップ ・エプロン ・くつ下です。『まだ何も考えてなかった。』という方、まだ間に合いますよ。

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と、いう事で、まず最初にご紹介するのは 『 盆栽 』 です。いつまでやるかは決めていないのですが、ひとまず夏の間の
期間限定の取り扱いです。MARKUSの近所にお住まいの方が製作されているのですが、自然の石を削ってくりぬいて
うつわにしています。ザラザラとした岩肌に苔むしたような風情がお寺の庭園のように情緒たっぷりで、何とも癒されます。

植物の種類もクロマツやハゼなどの本格派からイチョウやガジュマルなどバラエティ豊かです。お手入れもそれほど
難しいものではないので、カジュアルに楽しんでみてはいかがでしょうか。ギフト向けにラッピングもさせていただきます。

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 続きまして、もはや定番とも言える益子の 『原 泰弘 』 さんが作るすり鉢です。今回で3回目の入荷ですが、毎年5月と11月に
行われる益子の陶器市の際に、毎回事前にお願いしておいて現地でいただいて持ち帰ってきています。

 原さんのすり鉢はぼってりとした肉厚で、高台が広く安定感がある為、擂る時に力が入りやすく非常に使いやすいのが人気
となっています。すり鉢としてだけでなく煮物をたくさん作った時等の大鉢としてお使いになる方も多く、居酒屋や料理屋さん
のカウンターにある大皿料理のような風情もあります。

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お次も同じく原 泰弘さんの土瓶とコーヒーポットです。原さんはうつわよりも道具類を中心に製作される作家さんで、土瓶も
前回の入荷分が大変好評でしたので、今回もお願いしてきました。今回はそれに加えてコーヒーポットとドリッパーも新たに
作ってらしたので、現地で買い付けさせていただきました。

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更に今回は磁器で作ったオロシ板とオロシ皿も仕入れてきました。オロシ皿の方は今回が初めてですが、ワサビやショウガ
などを食卓で、その場でおろして食べる際に非常に便利で扱いやすい逸品です。冷たいうどんやおそばが食べたくなる
これからの季節にいかがでしょうか。

益子から持ち帰ったもの (蜂谷さんと原さん)

先日、益子の陶器市に行って現地で仕入れてきたものを、ようやく売り場に並べ終わりました。といっても全然たいした量
ではないのですが、月のアタマに世間での3連休の後にお店の2連休をいただいてしまったので、入荷が立て込んだり、
事務仕事や取材対応などでバタバタしておりました。

今回持ち帰ってきた品物は、蜂谷 隆之さんの漆器と、原 泰弘さんのすり鉢と土瓶です。
先日のこのページでの益子のご報告の中でも少しご紹介しましたが。今回あらためてご本人と作品についてご紹介します。

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 MARKUSともオープン時からお付合いの原 泰弘さんは、茨城県の出身で、『伝統工芸をやりたい』と、高校卒業後に
陶芸の道へ進み、笠間市の窯元で8年間学んだ後、益子町の陶芸家である成井恒雄さんの元へ。大量の薪を手作業
でくべて、作品を仕上げる登り窯に魅了され焼き方や窯の作り方を覚えたそうです。

陶芸家であると同時に、数少ない築窯師でもある原さんは、2011年の震災以降は被害を受けた各地の登り窯の修復に
力をそそぎ、自身の作品は年に2回だけ、春と秋に行われる益子の陶器市の時期に焼くだけとなってしまいました。
すり鉢やおろし器などの道具を中心とした作品群ですが、全国にファンが多く、窯出しの時期を楽しみにしています。

普段はすり鉢・おろし器などといった道具をお願いして仕入れていたのですが、陶器市のテントにおうかがいしたら、
今まで見た事の無かった深みある釉薬のものや土瓶なども出品されており、思わずその場で仕入れてきてしまいました。

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続いては、MARKUSでも既にファンが多い漆器の蜂谷 隆之さんの『あさがお鉢 』と『多用椀 』をそれぞれ黒と朱の2色づつ
いただいてきました。

 蜂谷さんの作品はオープン時から何点か定番としてお取扱いさせていただいておりますが、今年の9月に新宿の伊勢丹で
行われた、こちらもMARKUSではおなじみの岡田 崇人さんとの二人展におうかがいした際に、この『あさがお鉢』を初めて
見せていただきました。この時の印象がずっと残っており、『次の注文の際にはお願いしよう』と、思っていたところ、今回の
陶器市に出品されていたので、最終日ということもあり、その場で仕入させていただきました。

スマートなフォルムで、盛った料理が美しく見えるように内側に錫を塗っており、高級料亭などでも愛用されているそうです。

 もう一つは、男性のお客様からリクエストが多かった合鹿椀(ごうろくわん)型の『多用椀』です。合鹿椀の特徴ともいえる
高い高台と布着せが施されており、どっしりとした安定感あるフォルムにたっぷりと盛れるボリューム感があります。
男性からの人気があるのも納得です。

 

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