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牧谷窯・杉本 義訓(鳥取)の記事一覧

少々ご無沙汰しております。(入荷色々)

年始のご挨拶と沖縄からの入荷のお知らせで更新して以来のしばらくぶりの投稿となってしまいました。スミマセン。元気に営業しておりましたよ。身の回りではいろんな出来事があるのですが目立った入荷が無いとなかなかココでお知らせするようなネタにならないので、少々ご無沙汰してしてしまいました。

今週に入ってバタバタっと色々届きましたので張り切ってお知らせ致します。
その前に直近のお休みをお知らせしておきます。

● 2月24日(金)・3月4日(土)は、お休みをいただきます。

よろしくお願い致します。

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まずは久しぶりの入荷となる、鳥取の牧谷窯 杉本義訓さんの練り上げのうつわ。今回は薄く広くという感じで50点ほど。人気の角鉢が3サイズから丸鉢・楕円鉢、お皿の方は使いやすい7.5寸と少し大きめの8.5寸。といった感じのバラエティに富んだ品揃えです。薄く広くなので種類や柄は多めなのですが1種類あたりの数は少なめなので、早めの売り切れが予想されます。

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このお知らせを書いている間にもいくつか売れてしまったので気になる方はお早めに。また、今回は個展の時くらいしか滅多に作ってくれない、手のひらサイズの角鉢の小も届いております。カタチといい柄といい豆皿好きの方でしたら放っておけない可愛らしさです。新柄も少量ですがいくつか届いておりますのでコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

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続いては、昨年の9月に島根に仕入れの旅に出かけた際に『 是非に』と、お取引をお願いしてきた『森山ロクロ工作所』さんから、ケヤキのプレートやボウル、パン切り台が届きました。森山ロクロ工作所さんは初代の森山勇さんが広島の宮島で修業した後に1960年に木地屋として独立しました。現在は2代目の森山登さんがロクロからルーター、拭き漆までをこなします。

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島根には木地師が少ない事もあり、森山さんが10代の頃から山陰で新作民藝運動を展開した吉田璋也氏や倉敷の外村吉之介氏からの依頼で仕事をするようになり、若い頃から高い美意識や技術が培われていました。県内の良質なケヤキや黒柿を轆轤で回して成形し、仕上げは美しい木目を生かす拭き漆か無垢のみで、使うほどに艶やかになり手に馴染み味わいが増していきます。

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そして、このたびMARKUSに新しいお茶が仲間入りしました。MARKUSでは開業以来奈良県 吉野の嘉兵衛本舗さんの番茶を扱ってきました。こちらは毎日飲むための普段使いのお茶として長らくご好評いただいておりまして、これからも引き続きお取り扱い致しますが、もう一つスペシャルというか贈り物に使えるお茶が欲しいな。と、ずっと思っておりまして、せっかく新しいお茶を導入するなら私の出身の静岡のお茶が欲しい。という感じでここ何年か探しておりました。

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そこで出会ったのがこの『カネジュウ農園』さんで、味や香りはもちろんの事、ギフト向けという事でパッケージにもこだわりたかったので、その点もバッチリでした。カネジュウ農園さんは日本一のお茶の生産量を誇る緑茶の名産地、静岡県 牧之原に1888年(明治21年)に開園して130年の、経験豊かな生産農家と伝統を受け継ぐ茶師からなる老舗茶農園です。創業の初代から数えて5代目となり、それまでお茶の栽培生産と茶問屋向けの製造販売のみだった稼業を自社商品開発にも力を入れて小売販売を始め、生産者としてお茶の楽しみ方を広めていきます。

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最後はお馴染みの益子の蜂谷 隆之さんから、こちらもMARKUS開業以来のド定番の筒鉢が再入荷しました。年末はおかげ様で漆器をお求めになるお客様が大変多く、年が明けた頃には椀物が完全に姿を消してしまいました。それから多用椀などがポツポツ再入荷してきてこのたびお待ちかねの筒鉢が入荷しました。何件かのお問い合わせもいただいていたので今回は多めにお願いしましたが、筒鉢に人気は季節を問いませんので気になる方はお早めにどうぞ。

 1月からしばらくは入荷も少なめでしたが、ここからは春に向けて入荷が続きます(たぶん)。入荷のたびに店内の雰囲気もガラッと変わるので楽しみにしていてください。

 

杉本義訓さんと大谷健一さん(8月のお休み)

8月に入り、子供たちは夏休みという事で、平日もお子様連れのお客様が目立ってきました。夏の暑さにも負けず元気な子供たちの姿を見て 『 自分にもあんなに元気な時代があったのか 』 と、運動不足で固くなった我が身を恥じて、出勤前に軽い運動をして体をほぐすようになりました。

● 8月のお休み 15日(月) ・ 16日(火)・・・ もしかしたらもう1日、4週目でお休みを頂くかもしれません。

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そんな本格的な夏の訪れとともに、待ち遠しかった品物の入荷が2つありました。まず1つ目は鳥取県の 『 杉本 義訓 』 さんの作る練り上げのうつわです。今年は2月頃にも1度納品して下さいまして、今回で2度目の入荷です。先日の日曜日に予告も無く入荷した為、このブログ用に写真を撮る暇も無く売り場に出したので、取り急ぎFacebookとInstagramで入荷のお知らせをしましたところ、早くも反響がありました。
ちなみにInstagramのアカウントは 【 markus_shop 】 です。探してみて下さい。

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今回は大ぶりな8.5寸皿のほかは、久しぶりの楕円皿・楕円鉢の(中)、そして角鉢の(中)といった、ちょっと数点まとめて欲しくなる使い勝手のいい小ぶりなうつわが中心です。比較的大ぶりな器が多かった前回と比べ、小ぶりなうつわが中心なので全体の数は今回の方が多いのですが、それでもひと月と経たない内に大方の品物は無くなってしまうと思いますので、気になる方はお早めにご来店ください。

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今回は少量ですが新しい色や柄のモノも入荷しております。また、見た目の印象は全く変わっていないのでパッと見ではわかりませんが、フチの部分が心なしか滑らかになっております。これまではエッジが立っており、手触りも若干鋭さが残る質感でしたが、角が取れたような感じになっています。新しいデザインから見ただけではわからない細部に至るまで、日々進化する杉本義訓さんの仕事をぜひ実感していただきたいです。

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 続いて、大分県の別府市で活動されている 『 大谷 健一 』 さんから竹細工のザルが何種類か届きました。今年の春にもいくつか入荷しましたが、今回は長方形のモノと丸のφ30㎝サイズのモノを加えた展開で届けていただきました。前回入荷分では比較的大きめなサイズのモノが人気で、あっという間に無くなってしまったので、今回は大きいサイズを多めでお願いしております。

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竹細工自体は日本各地で様々なカタチで作られており、その多くはスズ竹や根曲竹などを使った実用重視の道具という側面が強い反面、別府の竹細工は大分県が生産日本一でもある真竹を用い、実用面だけでなく美しさを意識して作られた工芸品です。フシを極力排除し油抜きされた滑らかな手触りと、使い込む事で時間と共に艶やかに変化する美しい色合いが特徴です。

杉本さんと十郎さん。ときどきハニワ

少し前まで日中は暖かい日が続いており、原油安の内に買い溜めしておいたストーブ用の灯油を今シーズン中に使い切れるか不安でしたが、ここ最近の寒さで何とか使い切れそうな気がしてきた今日この頃です。そんな事を考えていたらもう来週から3月です。早いですねぇ。今年もハイペースで1年の6分の1が終わります。

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ハイペースと言えば、今年は年始からいつもより入荷のペースが速く、人気の作り手さんから新規の作り手さんまで盛りだくさんで届いており、今年に入って本日までで、岡本芳久さん(益子・陶器)・山田洋次さん(信楽・陶芸)・河上智美さん(茨城・ガラス)・野澤裕樹さん(篠山・木工)・蜂谷隆之さん(益子・漆器)・宋艸窯/竹之内 琢さん(鹿児島・陶芸)・大久保公太郎さん(松本・木工)・大谷健一さん(別府・竹細工)といった豪華メンバーからの入荷がありました。そこへきて今週は齊藤十郎(静岡・陶芸)さんと杉本義訓さん(鳥取・陶芸)という、これまた私の大好物であるお二人から品物が届き、役満テンパイな気分です。

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とは言え、この時期にこれだけの人気の品物が揃ってしまい、今年のこれから後の月は大丈夫だろうか?もう少しバラけて入荷してくれてもよかったのに。と、贅沢な悩みと同時に本当に来月以降で誰からも納品がない月が発生するのではないかと、ちょっと不安になってきました。1月・2月のように短期集中でたくさんの品物が届いて売り場がパンパンになるのも、毎日お店にいる者としては楽しいですし、お客様にも色々とオススメできて、なかなか品物が入ってこなくて悶々としているよりは本当にありがたいんですけどね。

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と、長い前置きはこのくらいにして、まずは齊藤十郎さんのうつわのご紹介です。今回はいつものスリップウェアに加えて、湯のみやマグカップ、土瓶から耐熱の楕円鉢と平皿という感じで幅広いバリエーションで納品していただきました。特に湯のみとマグカップは合わせて30個と、形や色柄もバラバラでとても選び甲斐があります。また、お問い合わせの多かった土瓶も小ぶりで使いやすいサイズのモノを作っていただきました。土瓶は作る工程が多くて大変なため嫌がる作り手さんもいらっしゃるのですが、十郎さんは『土瓶を作るのは楽しいので好きです。』と、むしろ積極的に引き受けて下さいました。

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楕円の耐熱鉢は以前に入荷した際に大変ご好評いただいたので飴釉を加えて再入荷です。耐熱なのでグラタンなどのオーブン料理にも使えますが、煮物やサラダなど普段使いの鉢としても年中活躍しそうです。平皿の方は今回初めての取り扱いで、こちらも楕円鉢同様に耐熱の2色使いです。ここまでフラットなお皿も珍しく、お肉などナイフを使うようなお料理には最適です。またお皿の上ほぼ全面を目いっぱい使えるので大きさの割にたくさん盛りつけられてワンプレートで済ませたい時などにも活躍してくれます。

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続いては皆さんお待ちかね、鳥取県の 『 牧谷窯 ・ 杉本義訓 』 さんの練り上げのうつわが久しぶりに入荷しました。以前にもご紹介しましたが、この杉本さんと齊藤十郎さんは独立前に鳥取県の名工、岩井窯の山本教行氏の下でともに修業した同門の作りでさんです。修業を終えた後、長い苦難の末に杉本さんは武内晴二郎の練り上げの大鉢と出会い、練り上げの技法に打ち込むようになりました。そして更なる試行錯誤を重ねた末に現在のようなシャープでピシッとエッジの効いたスタイルを確立しました。

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練り上げの技法は、ご本人もおっしゃっていますが非常に面倒で地道な作業の末に出来上がっており、とても大量に作れるようなモノではありません。2色から3色の異なる色の土を模様通りに配置して土の層を作り、上から重しを乗せて圧着します。この時に均等にかつ最適な圧力をかけないと土の層が崩れたり焼き上がりで層の境目がはがれて割れてしまいます。気の遠くなるような試作と研究の繰り返しと経験の成せる業です。それをうつわの厚みに切り出して型に当てて成形し、ようやく窯で焼くことができます。

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そんな苦労を微塵も感じさせないくらい軽やかでポップな印象の杉本さんのうつわは、 全国でもファンが多くMARKUSでもお問い合わせの多い知る人ぞ知る作り手さんですが、作れる数が非常に限られている為、お取り扱いできる店舗もごく限られている上にMARKUSでも年に1度程度しか入荷がありません。今回は8.5寸と7.5寸皿、丸鉢、角鉢、八角皿、そしてカップ、という感じで1種類当たりの数は多くはありませんが、比較的幅広い品揃えで届けていただきました。長らくお待ちいただいていたお客様、お早めにどうぞ。

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最後に軽めのネタを。年末からずっと欠品しておりましたハニワがようやく入荷いたしました。いつも油断していると、いつの間にか無くなっているウラ人気商品で、MARKUSオープン時からのお取り扱いなのですが、いまだに人気の衰える気配がありません。今回は久しぶりの新作で土偶を1種類追加しました。体育座りして合掌しているのですが、もはやアフリカの少数部族が呪術にでも使いそうな怪しい雰囲気です。でも、これまた人気が出そうな予感がひしひしと感じられる期待の新人です。

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という感じの、充実しまくりの今週の入荷でした。3月~4月もまだ何かと入荷の予想はたっているのですが、それ以降ネタ切れにならないようにせっせと仕込みを続けていきます。春のMARKUSにもご期待ください。

2月4日(水)は お休みをいただきます。

早いもので、気が付けば1月も今週で終わりです。お正月なんてつい先週くらいの出来事だったような気がしています。
かなり気が早いですが、こうして今年1年もあっという間に過ぎて行ってしまうのでしょう。
1月は体調を崩して急きょお休みをいただいてしまいましたが、今後はそんな事の無いように体調管理に気を付けます。

という事で、2月のお休みは、4日(水) を予定しております。もう1日 どこかでお休みをいただくつもりでおりますが、
まだ確定していないスケジュールがありまして、それが決まり次第、なるべく早めにお知らせできるように致します。

写真は、先日の27日までMARKUSのご近所にあるBONDOさんで行われていた、『 牧谷窯 杉本 義訓 』さんの個展で
出展されていた作品の中から、少しだけ分けていただいた大物です。ごく少量ですので気になる方はお早めにどうぞ。

今年最後の入荷(だと思う)

クリスマスも終わり、今年も残すところあと数日です。おかげさまでクリスマス直前はMARKUSも大忙しで少々グッタリしており
ましたが、今週は今年最後となる入荷がありました。2014年を締め括る作家さんは最後にふさわしい非常にレアな入荷です。

 まずは、今年4月の初回入荷以来のひさびさの入荷となる、茨城県で活動されている 『 河上 智美 』 さんのガラスです。
河上さんの色付きのガラスは、冬の柔らかい日差しを透して温かい光をうつし出す、ぽってりとして透明感のあるガラスです。

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今回もMARKUSでは定番の 『 沖澤 康平 』 さんのガラスと並べて、日当たりのいい入口の横に配置しました。もうすっかり
ガラスの定位置です。河上さんの作品ラインナップは非常に広く、何種類もあるモールと呼ばれる型によって作り出される
造形的な形と、およそ8種類ある色の組み合わせからなる、何百種類もあるのではないかというバリエーションが特徴です。

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そんな河上さんの数ある作品群の中でも今回は、人気のイチゴシリーズとレトロシリーズより、しもぶくれなシェイプがとても
可愛らしいワイングラスと鉢モノが、それぞれのシリーズで3色づつ入荷しております。

そして、前回の入荷では手のひらサイズの一輪挿しが人気でしたが、今回はシンプルでスマートな背の高い一輪挿しと
深みのある色合いのモールの花器が入荷しております。

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そしてもうひと方、鳥取県で作陶されている『牧谷窯 ・ 杉本 義訓』さんの練り上げの器が、少量ですが入荷しております。
今回は初めての入荷となる八角皿(中)と長角皿、前回6月の入荷分も早々に無くなってしまった角鉢(中)が届きました。

今回も緻密で手間のかかる練り上げの苦労を全く感じさせない軽やかな色柄と仕上りで、お正月の食卓を楽しく演出して
くれる事でしょう。年明けには縁あってMARKUSのご近所のギャラリーで個展もされるそうで、今から楽しみにしております。
個展の情報は、そのギャラリーさんからの情報が公開されてから、追ってお知らせ致します。

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今年もさまざまな縁に恵まれて、常設でお付合いさせていただいている作家さんも20人を越えました。年内の入荷は恐らく
これで終了ですが、来年の仕込みも既に夏頃から始めており、MARKUSにお越しいただけるお客様に楽しんでいただき、
ご満足いただける品揃えになると自負しております。

年末年始のご挨拶はまた、あらためてさせていただきますが、今年もMARKUSを応援して下さる多くのお客様やお取引先
様に支えられて、どうにか2年目の正月を無事に迎えられそうです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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年内は29日(月)20時まで、年始は3日(土)11時より営業しております。(12月30日~1月2日はお休みをいただきます)

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