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日々のモノ・コト

2014年

2014年 最後のごあいさつ

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本日29日をもちまして2014年の営業は最終日となります。昨年の5月にMARKUSをオープンさせて、およそ1年半が
たちまして、なんとか2年目のお正月を迎えることができるのも、多くのお客様やお取引先様とのご縁に恵まれたから
こそであって、皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。

2014年の反省はいろいろありますが、そのひとつひとつを2015年に向けて改善して、これからもっと多くのお客様に
たくさんの 『 嬉しい 』 や 『 楽しい 』 を発見できるお店づくりを目指して頑張ります。

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来年は、これまでなかなか進まなかった 『 Webショップ 』 を春頃までには開設したいと思っております。それによって
これまで遠方でMARKUSまでご来店いただくのが難しかったお客様や、MARKUSの事をご存知なかった方にも、
幅広くMARKUSでのお買い物を楽しんでいただけるように間口を広げていきたいと考えております。

なにぶん店主である私一人で切り盛りしている街の小さなお店ですので、何かと至らない点もあるかと思いますが、
2015年もMARKUSをよろしくお願い致します。  (年始は1月3日 11時からの営業です。)

MARKUS 店主 久保田 直

今年最後の入荷(だと思う)

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クリスマスも終わり、今年も残すところあと数日です。おかげさまでクリスマス直前はMARKUSも大忙しで少々グッタリしており
ましたが、今週は今年最後となる入荷がありました。2014年を締め括る作家さんは最後にふさわしい非常にレアな入荷です。

 まずは、今年4月の初回入荷以来のひさびさの入荷となる、茨城県で活動されている 『 河上 智美 』 さんのガラスです。
河上さんの色付きのガラスは、冬の柔らかい日差しを透して温かい光をうつし出す、ぽってりとして透明感のあるガラスです。

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今回もMARKUSでは定番の 『 沖澤 康平 』 さんのガラスと並べて、日当たりのいい入口の横に配置しました。もうすっかり
ガラスの定位置です。河上さんの作品ラインナップは非常に広く、何種類もあるモールと呼ばれる型によって作り出される
造形的な形と、およそ8種類ある色の組み合わせからなる、何百種類もあるのではないかというバリエーションが特徴です。

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そんな河上さんの数ある作品群の中でも今回は、人気のイチゴシリーズとレトロシリーズより、しもぶくれなシェイプがとても
可愛らしいワイングラスと鉢モノが、それぞれのシリーズで3色づつ入荷しております。

そして、前回の入荷では手のひらサイズの一輪挿しが人気でしたが、今回はシンプルでスマートな背の高い一輪挿しと
深みのある色合いのモールの花器が入荷しております。

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そしてもうひと方、鳥取県で作陶されている『牧谷窯 ・ 杉本 義訓』さんの練り上げの器が、少量ですが入荷しております。
今回は初めての入荷となる八角皿(中)と長角皿、前回6月の入荷分も早々に無くなってしまった角鉢(中)が届きました。

今回も緻密で手間のかかる練り上げの苦労を全く感じさせない軽やかな色柄と仕上りで、お正月の食卓を楽しく演出して
くれる事でしょう。年明けには縁あってMARKUSのご近所のギャラリーで個展もされるそうで、今から楽しみにしております。
個展の情報は、そのギャラリーさんからの情報が公開されてから、追ってお知らせ致します。

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今年もさまざまな縁に恵まれて、常設でお付合いさせていただいている作家さんも20人を越えました。年内の入荷は恐らく
これで終了ですが、来年の仕込みも既に夏頃から始めており、MARKUSにお越しいただけるお客様に楽しんでいただき、
ご満足いただける品揃えになると自負しております。

年末年始のご挨拶はまた、あらためてさせていただきますが、今年もMARKUSを応援して下さる多くのお客様やお取引先
様に支えられて、どうにか2年目の正月を無事に迎えられそうです。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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年内は29日(月)20時まで、年始は3日(土)11時より営業しております。(12月30日~1月2日はお休みをいただきます)

待望の小澤さんと蜂谷さん

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世間では12月19日からX’mas ・ 年末商戦がピークを迎えるそうで、何となく今日の吉祥寺はいつもより賑わっております。
MARKUSもそんな束の間の好景気にあやかろうと、以前からこの日のためにアレコレと仕込んでまいりました。

先月よりほぼ毎週ビッグな入荷がありましたが、本日はみなさまお待ちかねの 『 小澤 基晴 』 さんの陶器と 『 蜂谷 隆之 』
さんの漆器が入荷致しました。特に小澤さんからは、お付き合いが始まって以来最多数の、およそ100点の入荷があり、
かなり見応えのある売場となっております。

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今回の小澤さんの入荷ではMARKUSでは一番人気のブロンズしのぎ皿が、8 ・ 7 ・ 6 寸と揃いました。しばらく欠品して
おりましたので、久々のそろい踏みです。また、今回はこれまでお取扱いの無かった、小澤さんの人気色である 『 翡翠釉 』
も初入荷しております。それによってMARKUSでは4色展開となり、今後、小澤さんファンの皆様にもご満足いただける品揃え
となっていくのではないでしょうか。今のところ全4色が揃うアイテムは輪花皿の4寸と5寸、スープマグのみとなっております。

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続きまして、MARKUSでは冬場の不動の人気を誇る、『 蜂谷 隆之 』 さんの筒鉢が入荷しました。漆器の新しい形として
これまで幅広い世代の方にご愛用いただいております。『普段使いできる本格漆器の入門編』という感じで、汁椀としても
小どんぶりとしても、鉢物としても非常に幅広い用途で重宝するひと品です。

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今回の筒鉢と一緒に『 スッカラ 』 も入荷しました。もともとスッカラは韓国料理で使われる金属製の匙の事ですが、その
使い心地の良さから蜂谷さんのアイデアで漆で仕上げてみたのがこのスッカラです。金属と違いとても軽い使い心地で
口に入れた時の柔らかい感触はお料理の味すら変えてしまいます。また、11月に新入荷した蜂谷さんのカレー皿は、
まさしくこのスッカラでカレーを食べる為に作られたうつわで、カレーを食べる為の最強コンビと言えるかもしれません。

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最後にこちらも蜂谷さんの人気商品である 漆皮(しっぴ)の手塩皿が、初めてMARKUSにも入荷しました。クラフトフェアや
展示会などでは真っ先に無くなってしまう人気商品です。漆皮とは古くは戦国武将の鎧を装飾するための技法で、その名の
とおり、素材は革です。成型した革に漆で様々な模様を施してあり、何だか楽しげな表情をしています。手に取ってみると
驚くほど軽く、食卓では薬味入れや箸置きなどに使っていただけますし、他にはアクセサリートレイとしてもいかがでしょうか。

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そしてもう一つ、じわじわとファンを拡大しつつあるハニワ達がドッサリと入荷しました。前回すぐに売り切れてしまった土偶も
今回は多めに注文しているので、クリスマスのちょっと笑えるプレゼントにいかがでしょうか。また今回は新作の鳥2種を加え、
充実のラインナップとなっております。

 

スリップウエアと耐熱のうつわ

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これからX’masや年末に向けて入荷ラッシュが続きます。特に先週末から今週末にかけて、まとまった入荷がありますので、
お店の中はもうかなりパンパンです。これ以上入荷しても、もう品物を出すところが無いくらいのボリュームとなりそうです。

という事でまずはひそかに温めていた新規のお付合いとなる作家さん。静岡県の伊東で活動されている『齊藤 十郎』さんの
スリップウェアです。スリップ大好物の私としてはMARKUSを始めるずっと前から好きな作家さんで、このたび念願かなって
お付合いさせていただける事になりました。

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1969年、神奈川県藤沢市の生まれで、現在は『Juro Pottery』という名で伊東に自らの窯を構えておりますが、陶芸に関わる
前はとび職をしていたというガテン系陶芸家です。とび職時代に薪で焼成されるうつわに魅了されて、1993年より熊本県の
小代焼 ふもと窯の井上 泰秋氏に師事し、轆轤仕事の基礎と薪での焼成を学びました。熊本での修業時代にある民芸店で
見たうつわの存在感に引き寄せられ、その後、1998年より鳥取県の岩井窯の山本 教行氏に師事し、造形的な部分を学び
ながら更に修行を積まれました。翌1999年には岐阜県朝日村(現、高山市朝日町)に移り、独立を果たしました。

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その岩井窯での修業時代の兄弟弟子に、当時、陶芸の修行を始めて間もなかった、MARKUSでも人気の作家さんである、
牧谷窯の杉本 義訓さんがいらっしゃいました。実は十郎さんと私を直接引き合わせてくれたのは杉本さんで、昨年のある
イベントで以前から面識があった杉本さんとお話ししている所へ十郎さんがいらして、私が以前から十郎さんの事を話題に
していた事を覚えていて下さった杉本さんが、その場で紹介して下さったのが始まりです。
2004年より活動の場を現在の伊東に移しご自身の登り窯を築きました。2008年にはイッテコイ窯に直して現在に至ります。

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イッテコイ窯とは、登り窯が火の通りが一方通行であるのに対して、往復で火が回る為に、比較的に短時間で薪での焼成が
できる効率的な窯です。そして、今年2014年から再び新しい登り窯を作り始めて、更に精力的に製作活動をされています。

十郎さんのうつわは、スリップウェアらしい重厚で肉厚な質感があり、ダイナミックで力強い模様との相性が、スリップ好きの方
でなくとも惚れ惚れとしてしまいます。ご自身も料理好きとあって、使いやすい形、料理が映えるデザインを意識されており、
大皿などは、人が集まる食卓でデンと中央に構えてもらいたい主役を張れる存在感があります。皆様の食卓にもぜひ。

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続いては、耐熱陶器のご紹介です。11月に入荷した、滋賀県 信楽の 『八木橋 昇 』 さんの土鍋などを含む、耐熱陶器の
第2便が入荷したので、これを機に先日ご紹介した愛知県の 『 鈴木 史子 』 さんの耐熱のうつわなどと合わせて、中央の
テーブル上に耐熱のうつわを一挙に集めてみました。以前からお取扱いのある 『 清岡 幸道 』 さんの陶器のフライパンも
この際いっしょに並べてみると、耐熱陶器だけでもそこそこ見応えのあるラインナップとなりました。

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今回、八木橋さんから第2便が届いて、平土鍋は1尺の黒が1点、8.5寸の黒が1点、白が2点となりました。八木橋さんからの
今シーズンの入荷はコレが最後となります。前回の入荷分では、入荷した翌日に1尺の方から真っ先に売れてしまいまして、
今回は年末年始を控えた、シーズン真っ最中という事で争奪戦が予想されますので、気になる方はお早めにどうぞ。

八木橋さんの平土鍋は、一般的によく見る土っぽいザラッとした質感の全体的に丸っとした土鍋と違い、平底で筒型なので、
見た目以上に容量があり、鍋料理以外の普段のお料理にも使い勝手がよく、機能的でスマートなデザインが特徴です。

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あらためて商品のサイズなど、詳細を記しておきます。

1尺 の平土鍋は、直径32cm ・ 持ち手を含む最大幅で40cm ・ 鍋本体の高さ11cm ・ フタを含む最大高さ19cm
と、迫力ある大きさです。およそ4~6人分というところでしょうか。    ■ 平土鍋 1尺 ¥21,600-(税込)

8.5寸は、直径26cm ・ 持ち手を含む最大幅で35cm ・ 鍋本体の高さ10.5cm ・ フタを含む最大高さ17cmで、だいたい
2~4人分くらいの使いやすいサイズです。   ■ 平土鍋 8.5寸 ¥18,360-(税込)

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今回土鍋と一緒に届いたのが、同じく耐熱陶器のグラタン鉢です。小さい方は1人前のオーブン料理にちょうどいいサイズ。
大きい方はたくさん作るラザニアなどにも便利です。また、深さもそこそこある為、もはや少し浅めの両手鍋といった使い方
もアリかと思います。オーブン料理だけでなく煮物からスープなど、アツアツをそのままテーブルに並べて、温かい冬の食卓
を演出してみてはいかがでしょうか。また、耐熱のうつわは使い込んでいく内に表情豊かに風合いが変化していきます。
使って、育てて、愛着が増していくのも耐熱陶器を使う醍醐味かもしれません。

 

冬のあれこれ

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すっかり冬仕様の生活に入り、相変わらず季節感の乏しいMARKUSにも冬らしい温かい品物がチラホラと届いております。
今週は新たにお取り引きのはじまった陶芸作家さんの 『 鈴木 史子 』 さんと、夏にランチョンを届けていただいた染織物の
『 高見 由香 』 さんからブランケットが届きました。先日、可愛らしい一輪挿しを届けて下さった 『 青柳 江実子 』 さんといい、
最近のMARKUSは女性作家さんとのお付き合いが増えてきて、少々色気づいております。

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まずは、今回が初めてのお付合いとなる、愛知県 豊橋市で活動されている 『 鈴木 史子 』 さんの耐熱陶器のご紹介です。
鈴木さんのうつわとは今から6年ほど前の松本のクラフトフェアで初めて出会いました。その時に購入した白い鉢が、とても
使い心地がよく、形といい質感といい、触っていてとても気持ちがいいのでお気に入りのうつわの一つだったのですが、
その時にいただいたお名刺を無くしてしまい、買い足したくても、確か岐阜か愛知の辺りで作っている。という曖昧な記憶
意外に全く手がかりが無くて諦めかけていたところ、今年の春頃になってふとしたきっかけでネット上で発見しました。

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それから連絡先を調べてコンタクトをとり、この夏には吉祥寺まで遊びに来て下さって、何とかお付合いまでこぎつけました。
通年では白い粉引の器をメインで作られていますが、今回は鈴木さんのもう一つの顔である耐熱のうつわを、ほんの少しだけ
分けていただきました。
筒鉢のような入れ子鍋は、そのまま器として食卓に並べても映える色合いで使い込んでいく内に風合いを増していきます。
ケトルやピッチャーも同様に丸みを帯びた女性的なフォルムがかわいらしく、愛着の沸く質感と表情をしています。

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お次は、『 takami handweaving 』 として、糸の染から生地の織りまでたったお一人でこなしている 『 高見 由香 』 さんから、
カシミヤ100%の小ぶりなブランケットが3枚届きました。

60×88㎝と、一般的なブランケットのおよそ半分程度の大きさですが、女性のひざ掛けや赤ちゃんのおくるみにはピッタリの
便利なサイズで、カシミヤの持つふんわりとした軽さと滑らかな手触り、そして心までホッとするような温かさを存分に楽しめる
最高のひと品です。

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模様のパターンは今年の夏に届けていただいたランチョンと同じ柄で、2色に織り分けていただいております。黄色と灰色の
組合せは、見た目にもふんわりとした柔らかさが伝わる色合いで温かみがあります。

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緑と水色の組み合わせは落ち着いた雰囲気で、女性だけでなく男性にも使っていただきやすい色合いではないでしょうか。
北欧の森や湖を思わせる深みのある色合いは、ビジネスシーンでもオススメです。

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最後の1枚の黄色と深緑の組み合わせは、クッキリと対照的なようでいて相性のいい組合せ。メリハリがあって華やかさが
感じられる色合いではないでしょうか。

どの色も高見さんのセンスが光る組合せで、ひとつひとつ丁寧に織り上げられた緻密さで、確かな技術を感じられます。
ふんわりと優しい肌触りと温かさで、触っているだけで幸せな気持ちにさせてくれます。【 各色1点づつのみ ¥21,600-】

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続いて、茶褐色の美しい木目の国産山桜を使った、岐阜県 『 Woodpecker 』 さんのカッティングボードが再入荷しました。
アンティークの手鏡のようなクラシカルで品のあるシェイプで、パンやチーズ、オードブルなどを載せ、そのままうつわとして
食卓に花を添えてくれます。
これから何かと人が集まることの多い時期に、こんなカッティングボードがあると食卓も華やかになるのではないでしょうか。

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最後にオススメの食材を一つ。先日ご紹介した薬膳味噌と同じ沖縄の老舗酒造所が作る新商品として塩糀がとどきました。
一時期の塩麹ブームも落ち着きを見せて、今や定番調味料となってきておりますが、満を持しての登場です。
薬膳味噌同様に長年の泡盛の仕込みで培った技術を活かして作られており、肉や魚に塗り込んで、しばらく置いてから
焼くと、ほのかな甘みと素材のうまみが引き立ち、柔らかな食感となり食欲がそそります。簡単ですので是非お試しください。

 

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