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日々のモノ・コト

2014年 1月

杉本 義訓さん(鳥取)・八木橋 昇さん(信楽)のうつわが入荷しました

少量ずつでではありますが、鳥取県の海辺の町で牧谷窯を構える杉本 義訓(よしのり)さんと、滋賀県の信楽で作陶されて
いる八木橋 昇さんのうつわが入荷しました。

お二方ともMARKUSを始める何年も前からのお付合いで、その頃は私はただのお客さんだったのですが、八木橋さんには
オープニングに合わせてお取り引きが始まりまして、これまでも何度か作品をご提供いただいており、MARKUSにも多くの
ファンがいらっしゃいます。今回はまったく個性の異なる2種類の6寸リム鉢。黒釉と灰釉をお届けいただきました。

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杉本さんとの出会いは、5年ほど前に行った山陰の窯めぐりでした。雑誌などで杉本さんの事を知っていた私は、事前に
アポイントを取り、作業場にもお邪魔して、たくさんの作品を見せていただき、たくさんお話をしました。学年も私の1コ上で
年が近く、おおらかな人柄に魅了され、当時神戸に住んでいた私は、杉本さんが関西で個展をやられるたびに顔を出し、
お互いの仕事の話などもしました。私が当時勤めていた会社を辞め独立する後押しをして下さったのも杉本さんでした。

杉本さんとはMARKUSオープン前からお取り引きのお願いをしていたのですが、なかなかタイミングが合わなかった為に
時期をずらす事になり、昨年秋に東京に来られた際に久しぶりにお会いして、お取り引きがスタートできる事になりました。

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鳥取出身、岩美町で作陶する牧谷窯・杉本義訓さんは、地元の岩井窯・山本教行氏に師事。3年間の修行を経て独立。
独立後は自分ならではのモノづくりをするために試行錯誤をする過程で練り込みの魅力に気づいたそうです。

練り込みとは、色の違う土を重ねて模様を作り、それをカットして型にはめて器を作る技法で、土の準備や模様を考え土を
重ねていく仕事は時間も手間もかかり大変だけれども、その作業が面白いと、日々、作陶をされています。

土の仕込みに大変な時間と労力がかかり、一度にたくさんの器を作ることができないため、取扱店舗も絞らなくてはならず、
東京で杉本さんのうつわが手に入るのはMARKUSともう1店舗、中目黒のSMLさんのみだそうです。

 

はにわが入荷しました

オープン当初からMARKUSでははにわを取り扱っておりましたが、先日、栃木県 益子の職人さんのところへお邪魔して、
更に種類を増やして充実のラインナップとなりました。

実はMARKUSには以前より何人かのはにわファンの方がおりまして、これまで扱っていたものは全て揃えてしまったとの
事でした。少し前にテレビの情報番組で 『 古墳ブーム 』 なるものを目にした私は、お客様の 『 はにわ熱 』 が冷めてしまう
前にはにわ人気に火をつけるべく、はにわ職人のもとへ向かったのでありました。

はにわ2

はにわとは古墳の周囲に立てられた土製品の総称であり、踊りをする人物、子守りをする女性、鎧に身を固めた武人、馬、
家、太刀、盾、人物や動物など多数発掘されています。

MARUKUSで扱っているはにわは埼玉県江南町の野原古墳群で出土されたはにわのレプリカで、小型の為に型を使って
いますが、このはにわを作っている工房では、古墳時代に当時の工人が行ったであろう工程をたどって作られています。

はにわ3

今回は縄文時代後期に作られたといわれる遮光器土偶とハート型土偶も加え、全12種類のラインナップです。
遥か古代に思いをはせ、インテリアのアクセントに贈り物にいかがでしょうか。

 

てつ工房 (小島 鉄平さん 長崎県)のうつわが入荷しました

先日、昨年末に入荷した新商品の中でご紹介しました、長崎で活動されている小島鉄平さんのうつわが追加入荷しました。
年始にこのページでご紹介して以来、たくさんの方にご興味いただいておりましたが、今回の入荷で更にボリュームを増して
もっと多くのお客様にお選びいただけるようになりました。

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小島さんが長崎で陶芸を始められたのが、今からおよそ10年前。最初は会社勤めと並行しながら陶芸の勉強に励む毎日
でしたが、今ではご自身の工房を構え、地元長崎で賞を貰うまでになりました。キャリアを積んだ今でも勉強熱心な姿勢は
変わらず、ご自身の工房からもほど近い、焼き物の産地である波佐見に頻繁に勉強に出かけたり、今年の1月末からは山陰
地方に修行の旅に出られるそうです。

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小島さんが器づくりに用いる『スリップウェア』は、古くから世界各地で見られた陶芸の装飾技法で、粘土と水を混ぜた液状の
化粧土に、別の色の土を垂らしたり引っ掻いたりしながら模様を描くというもので、日本でも民芸運動の頃のうつわにも多く
見る事ができ、非常に人気があります。

小島さんが修行の旅に出られる山陰にも、民芸運動の頃からスリップウェアを作る有名な窯があり、島根県の布志名で採れる
土や釉薬はスリップウェアを学ぶ上で絶好の素材です。修行から戻った小島さんがどんな器を作るのか今から楽しみです。

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スリップウェアをご存知の方の中には、スリップと言えば大胆で力強い模様を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
小島さんの描く絵柄は、独特の軽妙さと愛嬌がある躍動感あふれる、自然の動物たちがメインです。それらは一つ一つ手書
きで描かれ、全てが味わいある1点ものです。

 今回MARKUSのために作っていただいたのは、鹿と鳥(ニワトリ・ヒヨコ)のみですが、この他にもタコ・魚・タツノオトシゴなど
さまざまな動物たちを実に生き生きと描いています。

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 現在、お店にはたくさんの小島さんのうつわがありますが、同じものは2つとしてありません。縁の模様・動物・大きさや位置、
すべてこの世にたった一つしか存在しないもので、同じものは2度と作ることができません。
数ある小島さんの作品の中から、お気に入りの一つを見つけ出すの楽しみこそが小島さんのうつわの魅力だと思います。

是非、店頭で実際にお手に取ってお確かめください。

 

 

1月22日(水)・23日(木)はお休みさせていただきます。

お知らせが直前となりまして大変申し訳ございませんが、1月22日(水)と23日(木)の2日間、お店のお休みをいただきます。
春夏の企画としてガラスの作家さんに製作をお願いしておりまして、その確認と打ち合せのために茨城まで行ってきます。
2日目は、東京ビックサイトで取引先さんの展示会があるのと、紙袋や梱包資材などの備品買出しに浅草橋へ行ってきます。

ちなみに2月も前半が展示会ウイークとなるため、2月5日(水)・6日(木)の2日間、お休みをいただきます。
2月も後半で、もう1日どこかでお休みをいただきたいと思っておりますが、調整ができ次第、早めにお知らせ致します。

小澤 基晴 さんのうつわが入荷しました

昨年の秋からお付合いさせていただいている 『小澤 基晴さん (岐阜県 土岐市)』 のうつわが入荷しました。今回で通算3度
目の入荷です。今回は初回の入荷で大人気の末、あっという間に無くなってしまった、ブロンズのしのぎ皿の再入荷と、鉄赤
の筒型ボウルが届きました。

 これまで何度か小澤さんの器についてはご紹介してきましたが、今回でブロンズ釉 ・淡黄釉 ・鉄赤釉の3色がバランスよく
揃ったのでメインテーブルを小澤さんのみで構成してみました。やはり小澤さんのうつわの魅力は独特の色味の釉薬にあり、
こうして揃うことで食卓のイメージが沸いてきて、器を揃える喜びや組み合わせる楽しみが増し、魅力がアップしてきます。

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今回のブロンズ釉のしのぎ皿は、前回最大で7寸までの扱いだったところ、『 もうひとつ大きいモノを 』 というリクエストが多く、
『 ワンプレートでたっぷり盛り付けたい 』 というお客様のご希望にお応えして8寸のものを作っていただきました。

大きすぎやしないかと思っていたところ、いざ手元に届いてみると 。なるほど、食欲をそそる面構えでありました。
これでMARKUSでは、5寸 ¥2,625- ・ 6寸 ¥3,150- ・ 7寸  ¥4,200- ・ 8寸 ¥5,775- の4サイズのお取扱いとなりました。

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もうひとつ、今回の入荷で私のテンションが上がったのが、鉄赤釉の筒型ボウル3サイズが入荷して、前回入荷した淡黄釉と
合わせて2色6型全て揃ったことです。

個人的にうつわの中でも鉢やボウルが好きな私ですが、特に入れ子になってキチッと収納されている様子を見ると、胸がスッ
とします。このボウルは自宅でも使っていますが、3サイズきれいに収まる事で食器棚の中で場所を取らないのが最大の利点
で、食卓のイメージだけでなく収納されている様まで気を配る、小澤さんの意識の高さを垣間見る事ができる器なのです。

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昨年より入荷を心待ちにしていた皆さま、大変お待たせ致しました。是非、MARKUSでお手に取ってご覧になって下さい。

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