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日々のモノ・コト

2014年

団扇と扇子 いろいろ

6月も中盤に差し掛かり梅雨全開という日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ジメジメとした長雨の毎日も、
あともうしばらく我慢したら夏がやってきます。MARKUSで夏の小道具と言えば、蚊遣り器 ・ 日傘 ・ 手ぬぐいが定番ですが、
今年は団扇を充実させて、『 日本三大うちわ 』 を揃えてみました。

まずは、昨年からのお取扱商品のおさらい。香川県の名産、丸亀うちわです。丸亀うちわの起源は古く、1600年代前半、
金毘羅参りのお土産品として、金毘羅大権現の別当である金光院の住職の発案で作られたのが始まりと言われ、今では
国内の竹うちわ生産の8~9割を占めるトップシェアとなっています。

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MARKUSでは、明治以降から丸亀うちわの定番の形である 『 平柄うちわ 』 をアレンジした2種類を取り扱っております。
両方ともMARKUSでオープン以来お世話になっている  『 五八PRODUCTS 』 さんのデザインで、そのうちの一つである
『 Ojigi 』 は、うちわを手に持ってあおぐ時に、ちょうど自分の正面に来るよう角度をつけて使いやすくなっており、それが
認められ、2010年にグッドデザイン賞特別賞を受賞しました。

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日本三大うちわの二つ目の 『 京うちわ 』 も、五八さんのデザインで 『 Ojigi 』 スタイルを用いられたアレンジをされています。
『 京うちわ 』 最大の特徴である 『 挿柄 』 を活かして、団扇の面いっぱいに金魚と貝殻の模様が涼しげに広がっています。

日本三大うちわの三つ目は、千葉県館山市の 『 房州うちわ 』 です。房州うちわの歴史は丸亀・京よりも比較的浅く、明治が
始まりと言われています。特徴は柄の部分にあり、丸亀は扇部分と一体となった平柄。京は扇部分とは別素材となる挿柄。
そして房州うちわは扇部分と一体となった丸柄で、骨の数は48~96本と非常に細かい職人技を見る事ができます。

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 MARKUSで取り扱っている房州うちわは、扇部分に型染め作家の巨匠、『柚木沙弥郎』さんによる絵柄を使用されています。
柚木沙弥郎さんは1922年生まれ、90歳を超えた今でも現役で精力的に活動されている作家さんです。型染めの人間国宝
である芹沢銈介に学び、民芸運動の影響を大きく受け、その味わいを色濃く残しております。大胆な色彩や絵画的主題には
暖かさとユーモアがにじみ出ており、うちわとしての実用的な用途だけでなく、1枚の絵画として楽しむこともできる作品です。

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最後に型染めの京扇子。こちらも昨年よりお取扱いしておりますが、実は季節を問わず1年通して人気のある商品です。
1718年創業の京扇子の老舗 『山岡白竹堂 』 の扇子に、型染め作家の 『 関 美穂子 』 さんによる昆虫と植物の絵柄で
染め上げられた型染め和紙を張り、熟練の職人の手によって仕上げられています。大胆な構図でありながら控え目な
色使いの絵柄は和装はもちろん普段着の気軽なお出かけにも合い、男女問わず幅広い年齢層の方に人気があります。

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最後にうちわではありませんが、再入荷のお知らせ。毎回少量の入荷の為に常に欠品状態の信楽(滋賀県)で作陶されて
いる『清岡 幸道』さんの耐火陶器のフライパンが入荷しております。一人前をコンロで調理して、オーブンで焼き目を付けて
アツアツをそのままテーブルに出しても見栄えする、うつわとしても楽しめる便利なフライパンです。最近は国内のみならず
海外の展示会にも出品され、人気を集めているそうです。

6月のお休み

もうすっかり猛暑の気配がたっぷりの6月に突入しました。おそくなりましたが、
今月のお休みをお知らせ致します。

6月4日(水) ・ 6月18日(水) 以上の日程でお休みさせていただきます。
また、6月14日(土)は都合により12:00からの営業とさせていただきます。

直前のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

1周年を迎えます。ありがとうございます。

5月23日をもちまして、MARKUSもようやく1周年を迎えます。これまで支えて下さった皆様、本当にありがとうございます。

ようやくと言いながらも、私にとってあっという間の1年でした。2012年の8月で前職を退職し、10月から拠点を東京に移し
物件探しを始め、それと並行しながらお付き合いいただける作家さんを探したり、内装 ・什器 ・Webなどの準備も行い、
いつの間にか年が明け、あわただしく5月23日のオープンを迎えたことを昨日の事のように覚えています。

内装工事③

こうして振り返ると、『 何とか1年もったか 』 という印象で、必死で頑張って営業してきました。最初の頃は不安でいっぱい
でしたが、徐々に常連のお客様も増え、『 こんいちは~』と言ってご来店いただける事に、この上ない喜びを感じました。
今ではお店の変化と合わせて、私との何て事の無いおしゃべりを楽しみにご来店いただけるお客様もいらっしゃったりして、
これまで勤めていた大きなお店では味わう事ができなかった喜びを、日々実感しております。

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まだ、1年しか経っていませんが、本当にこの吉祥寺でこのお店を開いてよかったなぁ。と心から思います。
これからも10年 ・20年と続く長い長い道のりの小さな1歩なので、特に1周年記念で何かイベントなどは考えていませんが、
これからもお客様をはじめ、お付合い下さっている作り手の皆様や取引先の方々など、MARKUSに関わり支えて下さって
いる皆様への感謝の気持ちを忘れずに、次の2年目、その先の10年も20年もずっと、MARKUSで頑張っていこうと思います。

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まだまだこのMARKUSでやりたいことがいっぱいあって、お客様に喜んでもらったり、驚いてもらったり、楽しんでもらえる
アイデアを積み上げて、MARKUSはもっと進化していきます。お客様の笑顔をエネルギーにして頑張っていきますので、
これからも末永くお付き合いいただけますよう、よろしくお願い致します。

最後に個人的な事を。これまで陰ながら何も言わず私自身を支え続けてくれた妻。無茶で突飛な事をする私を無条件に
応援してくれた両親。今頑張っていられるのはあなたたちのおかげです。本当にありがとう。これからも頑張り続けます。

 

引き続き、入荷情報イロイロ

大忙しのゴールデンウイークも母の日も終わり、心地よい疲労感に浸りながら、燃え尽き症候群と5月病に同時にハマりそうな
5月半ばの週ですが、そんなヒマも無いくらい立て続けに入荷がありましたので、一気にまとめてご紹介させていただきます。
また忘れない内に冒頭でお知らせさせていただきますと、5月はもう1日、24日(土)にお休みをいただきます。お間違いなく。

まずは、先日の5月1日にお休みをいただいて行ってきた益子陶器市で出会い、目を奪われてしまった陶器の動物達です。
陶器市会場でひととおり作家さん達へのご挨拶も済み、何か新しい発見は無いかとあちここち物色していましたたところ、
このリアルで可愛さを極力押しとどめた、媚びてない姿勢がにじみ出ている存在感たっぷりの動物達に釘付けになりました。

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作り手は 『 大野 敦史 』 さんという、陶彫家を名乗り茨城県で活動されている作家さんです。1972年 茨城県の出身で、
笠間焼の窯元で修業した後に独立しました。今回お取扱いさせていただいた作品は、『 200g A’s 』 という200グラムの
粘土から作り上げた動物たちで、陶芸では非常に難しい塊で焼く事で、こだわりの質感と重量感を実現させ、細部にわたり
緻密な彫刻を施しています。また、モチーフとなる動物選びや、そのポージングにも高いセンスを感じるアート作品です。

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お次は、以前にも紹介しました、香川県高松市の特産物、『 庵治石 』 を使ったデザインプロダクト 『 AJI PROJECT 』の
ドアストッパーやブックエンドです。前回入荷分が一旦完売してしまいましたので再入荷しました。
特に、分銅型のドアストッパー(漬物石でも可)と、天然石を真っ二つに切り分け、断面を磨き上げただけのブックエンドが
人気で、MARKUSでの 『 AJI PROJECT 』 製品の取り扱い情報を聞きつけて遠方からご来店される方もいらっしゃいました。

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お次は、これも再入荷の南部鉄器の鉄瓶と急須です。この春に鉄瓶 ・急須類が一旦完売しまして、夏の間はしばらく
お取扱いをお休みしようと思っていたところ、暖かくなってからもお問い合わせやリクエストもたくさんいただきましたので、
人気の鉄鍋などと合わせて、サイズや形、デザインなどはコロコロ変えながらも年間通してお取扱いする事にしました。
本当はゴールデンウイークや母の日に間に合うように注文を入れていたのですが、このタイミングとなってしまいました。
ですが、来月6月は父の日もありますので、お父さんへのギフトとしてもいかがでしょうか。

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最後は隠れファンが多いNoritake (のりたけ)さんのイラストがプリントされたトートバッグです。のりたけさんのイラスト
自体が最近は露出が非常に高く、雑誌 ・広告などで目にする機会が多くなるにつれて人気も高まっていき、のんびり
取り扱っていたところがこの春に完売してしまっておりました。のりたけさんの方でもしばらく在庫切れだったのですが、
最近になって再入荷しましたので、以前まで取り扱っていた3柄に、不思議なデザインの 『 とぶ人 』 を新たに加えて、
4柄の展開となりました。更に月末ごろにはNEWデザインの2柄も加えて6柄となってお取扱いする予定です。

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最近は取扱い商品が多岐にわたりすぎて、自分でも 『 迷走してるかな?』 と、思ってしまうほどのカオス状態なMARKUS
ですが、これからもお客様に楽しんでいただける品揃えとお店づくりを目指していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

陶器工房 壹 さんのうつわが入荷しました。

皆さま長らくお待ちかねの 『 陶器工房 壹 (壹岐 幸二) 』 さんのうつわが沖縄から届きました。今年の3月にも一度入荷が
ありましたが、今回は4寸・6寸・7寸皿やカップなどの定番のうつわが中心で、テーブルに広げるとボリューム感たっぷりで、
お店全体に涼しげな雰囲気がただよい、『 もうすぐ夏が来るなぁ 』という感じです。

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定番の4~7寸皿ですが、3月の入荷で5寸皿が入荷し、その分が完売してしまっており、現在、追加で製作をお願いしている
最中ですので、今のところは5寸のみ在庫がありません。また、昨年は4柄展開だったのですが今年は3柄に厳選し、その分、
マカイ(鉢)やフタ物 ・植木鉢など、昨年は取扱いの無かったバラエティに富んだ幅広いラインナップをご用意いたしました。

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今回の入荷では2つの新商品がありまして、まず一つ目は植木鉢です。『陶器工房 壹』さんでは以前から製作されていたの
ですがMARKUSでの取扱いは今回が初めてで、壹さんの作品をご存じのお客様からも多数リクエストをいただいておりました
ので、今年はお取扱いさせていただく事に致しました。花屋さんやホームセンタ―で数百円で売られている、手のひらサイズ
のサボテンや多肉植物も、このうつわに入れることで飛躍的に見違えます。ぜひお試しください。

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もう一つはマカイです。沖縄の伝統的な陶芸品である“やちむん”では、どんぶり型の鉢全般の事を 『 マカイ 』と言います。
MARKUSには以前から 『 どんぶりは無いの? 作家モノってどんぶり無いよねぇ。』というご意見がたくさん寄せられており、
『 だったら作ってしまえ。』 という事で今回、壹さんにサイズオーダーでお願いして作っていただきました。
今回お願いしたのは6寸3分というサイズで、直径約19㎝で高さ9㎝の、たっぷりとして幅広い用途に使えるサイズです。

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最後は、昨年も大変ご好評いただいた土瓶です。今年は定番の唐草模様と水玉をお願いしておりまして、今回は先行して
水玉のみが入荷しております。やちむんの土瓶独特の形で3本足となっておりますので、どんなところに置いても安定感が
あり、テーブルに置いた時も底面全体が接触せず空間が生まれる為、熱が伝わりにくくシミにならないという利点があります。

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今シーズンもまだ何回か入荷しますので、今後の情報にご期待ください。

 

 

 

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