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日々のモノ・コト

2015年

関西仕入れの旅 ~ 入荷いろいろたくさん(長編です)

先週の13日(金)~14日(土)の2日間でお休みをいただきまして、関西に仕入れの旅に行ってきました。仕入れと言っても現場での買い付けは少量ですが、今回は新たにお取引が始まる淡路島で活動されている陶芸の作家さんと、丹波篠山で活動されている木工の作家さんに会いに行き、今後のお付き合いのご相談をガッツリさせていただきました。

今回の旅の目的はこの他にも色々ありまして、ひとつは大阪の堺で行われた『灯びとの集い』というクラフトフェアに行く事と、もう一つは、しばらく購入を検討していたアンティークのテーブルの現物を見に芦屋の家具屋さんに行く事でした。他は時間の許す限り合間を縫って、久しぶりの大阪・神戸を回ってみたり、私が10代の頃からの親友が営業しているBarに飲みに行ったりと、かなり詰め込みすぎの旅となりました。

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上の写真にある裃をつけた招き猫は『初辰さん』といって大阪の住吉大社で売られているものです。右手を上げているのは商売繁盛。左手を上げているのは家内安全を願うもので、毎月最初の辰の日に参拝し、4年間で48体集めると『四十八辰 ~ 始終発達』で満願成就となると言われています。自宅にも左右ペアで置いているのですが、今回お店用にいただいてきました。今はカウンターのレジ横にちょこんと座っております。

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そしてトップにある写真のテーブルが、今回の旅で購入してきた新しいテーブルです。先月に新しい棚を設置した事で、今まで使っていたテーブルが置ききれなくなってしまい、先日、展示品処分をしてしまいました。しばらくテーブルがない為に店内で色々見比べたり、テーブルに乗った雰囲気を試したいお客様にはご不便をおかけしておりましたが、これからはこの『新・お見立てテーブル』を存分にご活用下さい。

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前置きが長くなりましたが、ここからは入荷商品のお知らせです。10月にもいくつか入荷のあった岐阜県 土岐市で活動されている『河内 啓』さんのうつわが追加で入荷しました。今回は久しぶりの角皿と新作のシリアルボウル。そして深みのある藍色が美しい新色の『瑠璃釉』が加わりました。河内さんのうつわは色違いで組み合わせてご購入されるお客様が多く、今回の新色追加で選ぶ楽しみがまた一つ増えました。

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人気のマグカップも入荷しております。今までの4色に新色の瑠璃釉が加わった全5色のバリエーションとなりました。毎年この時期になるとマグカップを新調したり贈り物に選んでいただいたりと、大変ご好評いただいているので、今回も多めにお願いしました。見た目の雰囲気や質感だけでなく持ちやすく安定感があり、たっぷり入る使い勝手の良さも人気のポイントです。

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もう一人、陶芸の作家さんから追加の入荷がありました。滋賀県で活動れている『田中 大喜』さんから黒鉄釉と灰釉のうつわが届きました。今回は新作の華やかで上品な形の向付や透明感があってお酒もおいしく飲めそうなそば猪口も入荷しております。また、今回の関西の旅で『灯びとの集い』に立ち寄った目的の一つが、このクラフトフェアに出展されていた田中大喜さんに会いに行くことでした。

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このクラフトフェアの出展が決まる前から今回の関西の旅を計画していたので、田中さんが出展しなかったら大津の作業場にお邪魔して来年の個展に向けた相談をするつもりだったのですが、9月頃に出店が確定したため、今回は時間も場所も無い中、出品した作品を見ながらアレコレ簡単な相談だけ済ませてきました。ですが、新しく挑戦した釉薬の作品もいくつか見ることができ、来年に向けて期待が高まってまいりました。

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続きまして、今回の旅でおうかがいした作家さんのひとり、兵庫県の丹波篠山で活動されている木工作家、『野澤 裕樹(ゆうじ)』さんのナラ材オイル仕上げの9寸プレートと栗の拭漆布着せ椀、ケヤキの黄漆盆です。
野澤さんとは実は20年前からの知り合いで、私が大学卒業後に勤めた大阪のインテリアショップの先輩です。

私はその会社に11年ほどお世話になりましたが、野澤さんは私と入れ違いで退職され、のちにその会社で出会った6人の仲間と共に大阪でクリエイティブユニットを立ち上げました。その他のメンバーとも交流があった私はたびたび彼らのもとを訪ね、独立の際にも相談に乗っていただき、開業時にはお祝いもいただきました。

今ではそのユニットも発足メンバーは2人だけになってしまいましたが、独立したメンバーたちはそれぞれの分野で活躍しており、野澤さんも今は設計のお仕事をされている奥様と一緒に丹波篠山で『居七十七(いなとな)』というお店を営みながら制作活動をされています。

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今回野澤さんとはおよそ4年ぶりの再会で、以前から野澤さんの活躍や作品を見知っていた為、何かの形でもう一度繋がってみたいという思いがありました。今回の関西の旅を機にお会いして、知り合った若い頃とは違う一人の作り手とその作品を世に伝える一人の店主としてじっくりお話しし、お取引をお願いしてきました。

野澤さんは木工作品を作るようになる前は内装や大工の仕事をされており、材料に対するこだわりはその頃から強く、今回いただいた作品も国産の材料を厳選されています。基本的に良い素材が手に入った時に、その素材と向き合いながら何を作ればその素材の魅力を充分に生かせるか考えて制作する為、定番というモノがありません。そして生活の中にあるシーンに当てはめて、使い心地や収納・お手入れ方法に至るまで緻密に考えながらカタチや仕上げを決めていきます。ぜひ店頭でお手に取ってそのこだわりをお確かめ下さい。

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お次は、MARKUSではもはや安定の定番である『Semi-Aco 加賀 雅之』さんの木工品です。しばらく欠品してしまっており、久しぶりにMARKUSでの取り扱いラインナップが揃ったので、集合写真を撮ってみました。

同じ木工作品でも先程の野澤さんは木の塊りを轆轤と呼ばれる機械で回転させてノミで削りながらカタチを作り出す『挽き物』と、漆などを塗り仕上げを施す『塗り物』を作っていらっしゃいますが、加賀さんはノミや鉋で掘ったり削ったりしながら形を作る『刳り物』と、家具や箱モノのように仕口や継ぎ手などで材料を組み立てていく『指し物』を作っています。つい先日お取引の始まった『大久保ハウス木工舎』さんも刳り物の作家さんです。

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最後に、今年の4~5月にもドライフラワーで爽やかなユーカリのリースを作って下さった、『Louloudi』さんからクリスマスに飾りたいリースとスワッグを届けていただきました。5月のリースが大変好評で、『じゃ、次はクリスマスに』という事でお願いしていたのですが、クリスマスが終わった後もずっと飾っておけるように、クリスマス色控えめなデザインで仕上げていただきました。

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今回もまだ青々として爽やかな香りが残るユーカリやヒムロスギをベースに、アクセントに赤や白の実モノやマツカサなどをあしらっていただきました。またリースとは別に作っていただいた『スワッグ』ですが、ドイツ語で『壁飾り』という意味で、その名の通り、壁に飾れるものなら基本的にどんな形でもOKで、丸型のリースと並んでクリスマスの伝統的な飾りのひとつなのだそうです。今回は枝モノと実モノを花束のようにまとめたスワッグを作っていただきました。MARKUSらしい素材感溢れる落ち着いた雰囲気のクリスマスデコレーションです。

益子より~ (と、入荷いろいろ)

11月に入りました。今年は随分と寒くなるペースがゆっくりと感じられ、非常に過ごしやすい気候が続いております。昨年の今頃は 『 そろそろストーブを出そうかな 』 なんて事を考えていたような気がします。
という事で4日はお休みをいただいて、まだ暖かくて上着要らずの益子へ行ってきました。もはやMARKUSにとっても春と秋の年中行事のようになっておりますが、今回もいつものヤツを持って帰ってきました。

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ここ最近、益子でいつものヤツと言えば 『 原 泰弘 』 さんのすり鉢と山椒のすりこ木、そして 『 大野 敦史 』 さんの動物オブジェ、200gA’s。
今回も原さんからは3色3サイズのすり鉢と土瓶をいただいてきました。毎回春と秋にそこそこの量のすり鉢を作っていただいておりますが、いつも次の陶器市の頃にはキレイに無くなってしまいます。
また、毎回すりこ木をお願いしている関根さんからは、今回はあまり数が取れなかったそうで数は少なめです。そのかわりにいつもは仕入れない大きさの40㎝のモノをいただいてきました。

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大野さんの動物たちも今回は年末のギフト需要を見込んで、いつもより多めの15体。相変わらず緻密な彫刻と仕上げでリアルな質感と表情を再現されています。独特な表情やポーズはそのままですが、今回は少しだけカワイイ方向に寄せてみました。

今ならすり鉢も動物たちもたっぷりありますので選びたい放題です。気になる方はお早めにどうぞ。

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続きまして、今回が初めてのお付き合いとなる木工の作り手さんの『 大久保ハウス木工舎 』 さん。現在、長野県の松本市で活動されている大久保さんとは色々と間接的な繋がりはありつつも直接お会いしたのはつい最近が初めてで、本日(11/4)用事で東京に来られたついでにMARKUSにもお立ち寄りいただいて、品物を少しだけ分けていただきました。
大久保さんはひとつひとつの素材と向き合い、それぞれの特性を見極めながら全て手作業で削り出します。今回はヘラとお玉のみですが、今後はスプーンやレンゲなどの小物から木箱などの収納モノまで幅広い品揃えで選ぶ楽しみを提供していただけたらと思っております。

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そしてお次は、期間限定でのお取り扱いとなる、富山県南砺市で活動されている 『 井波彫刻 』 の職人さん、『 谷口 信夫 』 さんのつくる銘々皿をご紹介いたします。

MARKUSがある東京都武蔵野市と富山県南砺市は40年以上も続く友好姉妹都市で、その関連イベントとして、11月7日(土)~15日(日)の間、『 とやま南砺ウイーク in 吉祥寺 』 と題して、吉祥寺の飲食店やショップ、その他イベント会場でで南砺市の名産品をご紹介します。その中でMARKUSでは南砺市を代表する伝統工芸である 『 井波彫刻 』 をご紹介させていただきながら販売いたします。

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井波彫刻は1792年に焼失した井波別院瑞泉寺を再建するため、京都の本願寺の御用彫刻師が井波の大工に技術を伝えたのが始まりで、寺社彫刻をはじめ天神像や獅子頭の置物、豪華な欄間の彫刻で知られています。近年は建築物の欄間などの建具だけでなく看板や額などの製造などで、その伝統と技術が伝え残されています。

今回は数少ない井波彫刻の職人である 『 谷口信夫 』 さんの作る、楠(クスノキ)の香りが爽やかな銘々皿を期間限定でご紹介させていただきます。

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最後に、今年もとどきました、『 手仕事カレンダー 』 です。染色家 『 小田中 耕一 』 さんの手による、季節の風物や手仕事の品々をモチーフにした型染めの絵が、鮮やかな色彩でデザインされた楽しいカレンダーとなっております。今回も1枚モノのB3ポスターサイズと1ヶ月ごと12枚のポストカードサイズの卓上タイプの2種類となっております。

鈴木史子さんの耐熱の器と11月の休み

気が付けば10月も残りわずか。ここ最近、月末になると同じような事を言っているような気がしますが、本当に月日が経つのが早いです。今年なんかあと2ヶ月で終わってしまいます。同じく先月末にも 『あと3ヶ月~』 と、言っていたような気がします。たぶん来月末にも言ってます。と、いう事で、まずは11月のお休みについてお知らせします。

● 11月 4日(水) ・ 13日(金) ・ 14日(土) ・ 25日(水)

11月は以上の日程でお休みをいただきます。よろしくお願い致します。

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そして先週の 『 廣川 温 』 さんに続いて入荷した耐熱陶器のご紹介です。昨年も少しだけ入荷した、愛知県の豊橋で活動されている 『 鈴木 史子 』 さんの鍋とココットです。鈴木さんには今年の9月にもサラッとした質感の白いプレートや鉢のシリーズを納めていただき、大変ご好評いただきました。

今回は第1便として昨年も入荷した入れ子鍋と、初入荷となる両手鍋とココットが届きました。この他に土鍋もお願いしておりますので後日入荷しましたらあらためてご紹介させていただきます。

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入れ子鍋はグラタンやラザニアなどのオーブン料理から、火にかけてじっくり調理する煮込み料理まで幅広い用途で活躍してくれるだけでなく、普通に煮物やサラダなどの鉢としても非常に使い勝手がよく、この冬、非常に出番の多いうつわとなると思います。
見た目にも温かみがあり、使い込むごとに味わいを増していく黄色と、調理道具としての渋みがあり食材の持つ色味が映える黒の2色展開です。

来週4日(水)はお休みをいただいて益子に行ってきます。色々と持ち帰ってくる予定ですので、週末に間に合うようにまたこの場でご紹介させていただきます。どうぞお楽しみに。

カゴと耐熱のお皿とくつした

秋も深まり・・・ という季節の挨拶も使い飽きてくるほど、最近は毎週何かしらまとまった入荷があり、夏場よりもお知らせの更新頻度が上がっております。今月は比較的細かい入荷がたくさんありましたが、今月末から来月にかけて、土鍋のあの方やあの方、お久しぶりのガラスのあの方や、1年ほどご無沙汰の鹿児島のあの方など、現時点で確認できているだけでも店内が溢れんばかりの品揃えとなる予定です。(多少盛ってます)

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まずは新潟から届いた孟宗竹のカゴとイ草の鍋敷きです。今回は前回入荷したカタチのモノと、それから持ち手を取ったカタチと2パターン作っていただきました。どれもガッチリとして頑丈なつくりなので、野菜やお米などの食品ストッカーから植木鉢のカバーなど、ガンガン使って下さい。そしてこちらも再入荷の鍋敷き。まだ青々として爽やかな香りがする素朴な風合いです。これから入荷する土鍋や鉄瓶とも相性が良さそうです。

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そしてお次は4月にも1度入荷した、滋賀県 信楽で活動されている 『 廣川 温 』 さんの耐熱のうつわです。前回入荷した時は最大でも8寸までの大きさしか作っていただかなかったのですが、『 直火にもオーブンにもかけて調理する事ができる 』という機能面から、お皿としてよりも調理道具という側面を重視するお客様が多く、大きいサイズばかり先に売れてしまった為、大急ぎで8寸ともう一つ大きい9寸を作っていただきました。いつもより大勢で食卓を囲むときでも大きいサイズならピザやパエリアなども豪快に作れそうですね。

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最後は、帰ってきた 『クネクネ 』 のくつしたです。先日ご紹介した 『 ぬかぽん 』 同様に、3シーズン目の冬を迎えるクネクネくつしたも寒くなるとたくさんの方からお問い合わせをいただくようになり、今年もお待ちかねの入荷です。実際は特に冬用のくつした、という訳ではなく兵庫県 芦屋市の町工場では年中作って販売されているのですが、このくつしたの魅力が最大に発揮されるのが冬場の寒い時期で、ふわっとした履き心地が冷え性でお悩みの女性の方たちからご好評いただいております。

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これから年末にかけて入荷が続きます。それに合わせて店内の様子も次々と変化していきますので吉祥寺にお越しの際はぜひMARKUSにお立ち寄りください。皆様のご来店をお待ちしております。

いつものヤツが届きました。

秋も深まりいつものヤツが帰ってきました。MARKUSには涼しくなり始める頃から春にかけての時期限定で店頭に並ぶ品物がいくつかありますが、今回入荷したのは約300年の歴史を持つ、島根県の來間屋生姜糖本舗の生姜糖と、MARKUS開店以来の人気商品、新潟県 浪花屋製菓の柿の種です。

米どころ新潟で大正12年創業の浪花屋製菓は、大阪のアラレ作りを取り入れた事が社名の由来となっており、創業翌年から柿の種の製造販売を始めた柿の種の元祖となる会社です。

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島根県の來間屋生姜糖本舗は、出雲大社に程近い平田の木綿街道に1715年に創業し、現当主で11代目となる歴史ある菓子舗です。島根県の出西地区で採れる出西生姜の中でも秋に採れる『古根』と呼ばれる生姜のみを原料とし、炭火で煮詰めてひとつひとつ手作業で仕上げています。甘さと辛さが程よく口の中に広がって、体の中から温まります。

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最後に、こちらは先日のお知らせでもご紹介しました『ぬかぽん』です。こちらもMARKUS冬のド定番で 、まさしく『いつものヤツ』です。先日のご紹介に際にはひも付きがまだ届いていなかったのですが、本日遅れて届きましたので、あらためて3サイズ合わせてご紹介させていただきます。先日のご紹介以降、たくさんのお待ちかねのお客様にご来店いただきまして、今年も上々のすべり出しです。

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