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日々のモノ・コト

2015年

志村 和晃さんと八木橋 昇さん

7月も残すところあと1週間。梅雨も明け子供たちは夏休みに入り平日でも吉祥寺の街は賑わっております。そんな本格的な夏の訪れとともに二人の作家さんからうつわの入荷がありました。
まず一人目は今月の前半にも一部入荷があった千葉県の館山で活動されている 『 志村 和晃 』 さんです。先日の入荷では涼しげな瑠璃釉のみでしたが、今回は淡黄釉と人気の粉引きが入荷し、MARKUS定番の3色が揃いました。

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志村さんは作風の幅が広い作家さんで、最近は染付や鉄絵などの人気が高いそうですが、この深みのある色合いと手の込んだ加飾に惚れてしまったMARKUSでは、昨年夏の初めての入荷からずっと粉引き ・ 淡黄釉 ・ 瑠璃釉の3色展開です。

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今回の入荷でおよそ1年ぶりに各色充実のラインナップで揃った志村さんのうつわ。並べてみるとやはり鮮やかな色合いに目を見張ります。
昨年の今頃に活動の場を益子から故郷の千葉県 館山に移し、ますます精力的に作風だけでなく活躍の場を広げている志村さん。今後どんな変化を見せてくれるのか非常に楽しみな作家さんの一人です。

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そしてもうひと方、信楽で作陶されている 『 八木橋 昇 』 さんの黒釉 ・ 粉引 ・ 灰釉のうつわが入荷しております。八木橋さんはMARKUSオープン以来のお付き合いで、ひとつひとつのうつわに個性が表情豊かに現れ、お店でお気に入りの一つを吟味するのも楽しくなるうつわです。

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今年の5月にも入荷がありましたが、その時は平皿が中心だったのに対して今回は鉢物ばかりの入荷です。定番の丸縁の鉢からつば広鉢、楕円鉢に耳付きの鉢まで様々バリエーションがあり、何を盛りつけようかイメージするだけでも楽しくなります。

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そして今回の入荷を機に、梅雨も明け季節も変わったという事で売り場の配置を一部変えました。まず、今月入荷したばかりの 『 沖澤 康平 』 さんのガラスは、独特の揺らぎと透明感が映えるよう日差しが入る明るい窓際の定位置へ。

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そして反対側の窓際には、夏らしく涼しげな 『 壱岐 幸二 (沖縄) 』 さんと 『 冨本 大輔 (常滑) 』 さんの染付の器を配置しました。

これから夏本番の暑い日が続きますが、お出かけの際は水分補給を忘れずに。そして吉祥寺へお越しの際はMARKUSで涼んでいってください。

今週の入荷いろいろ

個展『岡田崇人の仕事』の延長戦も終了して、昨日は残った作品をお返しするため益子まで行ってきました。定番の品物や新作で今後定番化されるモノなど、一部の品物は引き続き店頭で販売させていただきますので、まだまだしばらくは岡田 崇人さんの作品はご覧いただけます。

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今週は、個展が明けて個展用の品物をお返しして店内がスッキリしてしまったところへ絶妙なタイミングで3人の作り手の方々から入荷があり、賑やかさを取り戻しました。

まずは、岐阜県の飛騨で活動されている 『 沖澤 康平 』 さんのガラスです。並べてみると、ちょうど先月末に入荷した沖縄の壱岐 幸二さんの染付の器と相性が良かったので、お二人の作品を一緒に展示してみました。沖澤さんのガラスは独特のゆらぎと透明感があり、涼しげな壱岐さんの染付との組み合わせで、間もなくやってくる夏らしい売り場となりました。

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ガラスの写真を撮るのはなかなか難しく、本当は天気のいい日に太陽の光をかざすように撮るのが一番キレイにガラスの透明感や揺らぎを表現するにはいいのでしょうけれど、あいにくの雨続きで太陽が顔を出すのを待っている訳にもいかず、今回はあえて逆を行き、照明を全て落として落ち着いたトーンで撮ってみました。

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お次は、昨日、岡田さんの作業場にうかがったついでにご近所にお住まいの漆作家 『 蜂谷 隆之 』 さんのお宅にお邪魔して持ち帰ってきた人気の『 筒鉢 』 です。今年の春以降ずっと欠品しておりましたが、ようやく朱と黒が揃いました。

MARKUS唯一の漆器の作家さんで、岡田さんの個展で味をしめたMARKUSが次のターゲットとして考えている作家さんの一人でもあり、昨日は世間話程度にそのあたりのご相談もしてきました。また、今年の冬に向けてMARKUS別注のお椀もお願いしており、今後のお付き合いが楽しみな作家さんです。

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最後に、現在、千葉県の館山で作陶されている 『 志村 和晃 』 さんのうつわです。初回の入荷がちょうど昨年の今頃で、その頃はまだ益子で活動されていて、昨年の8月に活動の場を故郷の千葉に移して間もなく1年になります。今回は涼しげな瑠璃釉のみの入荷ですが、人気の粉引きや淡黄釉もお願いしているので、今後引き続き入荷すると思います。

今週の入荷はこんな感じです。ジメジメと嫌な天気が続きますがMARKUSの店内は一足早く夏の装いに変わってきております。今後もご期待ください。

 

『岡田 崇人の仕事』延長戦 と お知らせいろいろ(7月のお休みと入荷情報)

先日、28日(日)をもちまして個展 『 岡田 崇人の仕事 』 無事終了いたしました。MARKUSにとっては初めての個展でしたので開催前は不安でいっぱいでしたが、会期中はかつて無いほど多くのお客様にお越しいただきまして、おかげさまで大盛況で終えることができました。ご来店いただきましたお客様、本当にありがとうございました。

会期中にも多くのお問い合わせをいただきまして、今回の会期に都合がつかなかった方や、一度ご来店いただいて心残りがある方など、たくさんいらっしゃるようでしたので岡田さんとも相談しまして、あと1週間、7月5日(日)まで、このまま作品を展示させていただけることになりました。最初は450点あった作品も半分近くが既に旅立っていきましたが、まだまだ新作や1点ものなども多数ございますので意味逃しなく。

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そして 『 岡田 崇人の仕事 』 延長戦の会期中ですが、7月1日(水)はお休みをいただきます。また、その次の水曜日8日と第4水曜日の22日もお休みをいただきます。整理しますと7月のお休みは、

7月1日(水) ・ 8日(水) ・ 22日(水)

以上3回となっております。直前のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

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 個展の会期終了に合わせて、沖縄の 『 壱岐 幸二 』 さんと、愛知県 常滑の 『 冨本 大輔 』 さんから、それぞれの夏らしい染付のうつわが届きました。どちらも再入荷で、非常に人気のある品物です。常滑の冨本大輔さんとは今年の2月からのお付き合いで、初回で入荷した7寸鉢が非常に好評でしたので今回は多めに入荷しております。

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沖縄の 『 陶器工房 壱 壱岐 幸二 』さんはもはや説明不要の定番商品で、今回は染付の7寸・6寸皿が3柄と、人気の色差しの6 ・ 7 ・ 8寸皿、輪花点紋の5寸と7寸鉢と、夏を目前に人気のシリーズが出揃いました。その他にも6寸3分のマカイ(どんぶり鉢)や長方形と正方形(新作)の羊歯柄の板皿も入荷しております。

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最後に、こちらは個展の直前に入荷してお知らせするのを忘れてしまっていた、『 こぎん刺し 』 のコースターです。『 こぎん刺し 』 は青森の伝統工芸で元々は防寒のために麻の衣類の織り目を糸で詰めた事が始まりで、それが様々な色の糸で模様を描くようになり現代にも伝え残されています。今では書店の手芸コーナーにたくさんのこぎん刺しに関する書籍が並ぶほど手芸好きな方には人気があります。

個展も終了し、これから夏に向けて様々な品物が入荷します。引き続きMARKUSをよろしくお願い致します。

 

個展 『岡田 崇人の仕事』 開催中です。

以前より告知させていただいておりました個展、『岡田 崇人の仕事』を6月20日より開催しております。準備に追われていて直前のお知らせができず申し訳ございません。このお知らせを投稿している6月24日(水)はちょうど会期の前半が終了したところで、折り返し地点といった感じでしょうか。

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今回は岡田さんにとっては百貨店以外での単独の展示会としては実に5年ぶり、MARKUSにとっては2周年にして初めてのイベントという事で、お互いに気合の入った個展となりました。6月28日(日)まで開催しておりますので、皆様ぜひこの機会をお見逃しなく、お誘いあわせの上お越しください。

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話が持ち上がったのが昨年の8月頃で、それからお忙しい中着々と準備を進めていただき、今回MARKUSでの個展のためにご用意いただいた作品は何と450点。岡田さんにとっては過去最高の物量だそうです。そして今回はこれまでの作品とは一味違う新しい土と釉薬、カタチや技法にチャレンジしていただき、非常に個性豊かな品揃えとなりました。

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そして今回の目玉は、今年2月に行われた 『濱田庄司 登り窯復興プロジェクト』 において窯出しされた作品たちです。このプロジェクトは東日本大震災で全壊してしまった、1943年に築窯された民芸運動の中心人物で人間国宝でもある益子の陶芸家 『 濱田 庄司』の愛用した登り窯を復旧させ、陶芸家や学生、およそ90人の作品を焼き上げる。というもので、岡田さんも参加しておりました。

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岡田さんも 「せっかくだから・・・」 という事でこの機会に新しい作品作りにチャレンジし、この濱田窯に窯詰しました。上の写真だけではわかりにくいかもしれませんが、出来上がりは、登り窯で薪によって焼成された独特な風合いが表れております。今回はこの記念すべき作品たちをMARKUSでの個展のために提供してくださいました。それこそ2度と手に入らない1点ものの作品です。

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そして今回の新作、茶色の掻き落としと象嵌のシリーズです。濱田窯での窯出しで手ごたえを感じて、そこから一気に作品群が広がっていったシリーズで、これまで定番で作っていたグレー色のものは赤土を使っていたのに対して、この茶色のものは白土を使用しています。柔らかいクリーム色に焼きあがる白土に渋みのある茶色が映え、メリハリの効いた表情となっております。

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そして個展ならでは1点ものもたくさんご用意いただきました。酒器や花器、片口から水差しなど普段はなかなか入荷の無い珍しい作品たちも今回の見どころの一つです。非常に手間のかかる作品であるため、ほとんどが今回限りの品物となっておりますが、まだまだ選びがいのある程の数は残っております。この機会にぜひお求めください。

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おなじみの定番モノもまだまだ充実しております。人気の長角皿や長角鉢も色数が増えておりますので、以前にご購入されたお客様も買い足しにいかがでしょうか。また、こちらも人気の楕円鉢3柄も今回はもう一つ小ぶりなサイズも新たにご用意しておりますので更に選択肢が広がりました。

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初日と2日目の土日はMARKUSにとってはかつてないほどの多くのお客様にご来店いただきまして、既にたくさんの器が旅立っていきましたがまだまだ見応え充分です。なにせ最初が450点もの圧倒的なボリューム感ですからあまり品物が減っているように見えません。これだけの品数を一堂に見る事ができるる機会はなかなかありませんので、ぜひMARKUSへお越しいただいて岡田 崇人の仕事をご覧ください。

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今回のお知らせにアップした画像は、初日のオープン前に撮影したものも混ざっており、すでに売り切れてしまっているものもございますので、予めご了承願います。画像の中に気になる品物がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。また、今回の投稿より新しいPC環境となっているため、これまでの投稿と比べて画面の見え方に若干変化があるかと思います。今後はこの形となりますのでよろしくお願い致します。

 

6月のお休みとお知らせ

6月に入りました。九州では早くも梅雨入りしたとかしないとか。最近はいい天気も続き夕方になると心地よい風が
流れてきて、6時を過ぎても外はまだまだ明るく、気持ちの良い初夏の空気を感じられます。
という事で6月のお休みをお知らせ致します。

6月10日(水) ・ 19日(金)

6月は上記の日程でお休みをいただきます。今月は20日からMARKUS開催の初の個展である益子の陶芸作家、
『 岡田 崇人の仕事 』 を開催します。19日(金)はその前日準備の為お休みをいただきますが、翌20日からは
個展仕様のMARKUS店内に、岡田さんの渾身の新作をずらっと揃えて皆様のご来店をお待ちしております。
※ 作家在店日 6月20日(土) ・ 21日(日)

 DM

上の写真は今回のDMの画像データです。定番モノも作っていただきますが今回は新しいイロやカタチ、そして
いままでお店には並んだ事の無い伊羅保釉や個展ならではの大物、個性あふれる1点物が多数並びます。

岡田さんにとっては百貨店以外で行う単独の展示としては実に5年ぶりで、MARKUSにとっては初めての個展です。
私自身も開催に向けて準備をする中で、今から非常に楽しみな展示となっておりますが、初めての経験が多くて
何かと至らない点もあるかもしれませんが、皆様お誘いあわせの上、ぜひご来店ください。

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もう一つ、新入荷のお知らせです。先月入荷した『 石北 有美 』 さん、『 土手 武彦 』 さんによる型染めの団扇に
続きまして、昨年も大変好評だった型染め作家 『 柚木 沙弥郎 』 さんの図案の型染め団扇が入荷しました。

柚木さんは1922年東京生まれ。1947年に民藝運動の中心人物 『 柳 宗悦 』 に見出された型染めの人間国宝、
『 芹沢 銈介 』師事し、90歳を超えた今でも現役の染色家です。

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柚木さんの染め上げるシンプルで大胆な図柄はどこかユーモラスで、絵本の世界のような懐かしい感じがします。
今回は昨年好評だったものに加えた全6柄、山に雲 ・ 柏の葉 ・ 青海波 ・ 双魚 ・ 青と紅の魚 ・ 相撲の仕切り。
それに5月に入荷している6柄を合わせて、今年は全12柄の型染め団扇の品揃えとなっております。最近では
ご自宅で実用と鑑賞を兼ねた物として、職場での置き団扇として、そして贈り物としてご好評いただいております。

 

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