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日々のモノ・コト

2015年

鮮やかな色合い (カゴとテキスタイル)

急に寒さが戻ってきて、今年の冬に使いきれずに残ってしまったストーブの灯油を、ここぞとばかりに贅沢に使って寒さを
しのいでいる今日この頃のMARKUSです。皆様は急な寒さで体調を崩されてはいませんでしょうか。

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今週は、気持ちだけでも春どころか初夏先取り。と、思わせるような鮮やかなな色合いと模様が楽しいテキスタイルものが
入荷しております。お洋服のお店はすっかり春モノが店頭を彩っておりますが、MARKUSの品揃えも少しばかり春色を
差し込んで季節感を出していこうと頑張っております。

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まずは、昨年2色のランチョンマットと鮮やかな色合いのカシミヤブランケットを届けて下さった 『 takami hand weaving 』
高見 由香さんより、前回の2色に更に2色を加えて合計4色となった、麻100%のランチョンマットが届きました。

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RED・NAVY・YELLOW・GREEN の4色となった今回も色と模様の相性を考えて、縦糸の素材を使い分けていただいて
おります。REDとNAVYはトーンを抑えて落ち着いた色合いとなるようリネンで、YELLOWとGREENの方はパリッと爽やか
な雰囲気を出すためにラミー麻で織っていただいております。

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高見さんの織物は、ご本人が図案のデザイン ・糸の染め ・ 機織りなど全ての工程をたったお一人で手作業で行っている
ため、非常に手間と時間のかかっている作品です。そしてそこから生み出されたなめらかな手触りと軽やかな風合いを
感じでいただければと思います。

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お次は今年もやってまいりました、MARKUS春夏の人気アイテム 『 SUMAU nani IRO textile 』 のガーゼ手ぬぐいです。
3シーズン目となる今回は、全体的に柔らかなトーンでまとめた全18柄をセレクトしました。(4/10の時点で2柄が未入荷。)

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ハンカチ代わりにお弁当包みに、首元の日焼け防止や汗止めのためのスカーフ代わりにと、古来てぬぐは便利に様々な
用途に幅広く使われ、現代に至っても変わらず身近な存在であり続け、贈り物などにも大変喜ばれています。

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ファッション性が高く、柔らかで気持ちのいい肌触りが人気で、欠品が多いため全ての柄が揃う事がなかなかありません。
数が揃っている入荷直後の今の内に今年のお気に入りを見つけて下さい。

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お次は新潟から届いた竹カゴです。『 ぼて 』 と呼ばれているモノで、ぷっくりと膨らんだ何とも可愛らしい形をしています。
語源は諸説あるようですが、布袋様のようにふっくらとしたカゴ。という所から 『 ほてい 』 がなまって 『 ぼて 』 となったとか。

今回入荷したモノは新潟県の山間部で育った 『 孟宗竹 』 で作られたものです。硬くて加工しにくいため他の地方では、
あまり細工物には使用されないそうなのですが、むしろその粗い感じが無骨な表情となって質実剛健な印象があります。
まだ若々しく鮮やかな色をしており爽やかな竹の香りがします。

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最後にこちらも新潟から。新潟県の中越地方に古くから伝わるワラで編み込んだ鍋敷きです。80歳を超えたおばあさんが
ひとつひとつ丁寧に手作業で編み込んで作られています。こちらも竹カゴ同様、若々しい青いワラの色をしており、そして
何となく懐かしい爽やかな香りがします。

今週の入荷はこんな感じです。しばらく土モノのうつわのご紹介ばかりしていたような気がしますが、MARKUSではこんな
手仕事以外のモノや、東京ではあまり知られていない地方に根付いた生活道具などもたくさん取り扱っております。

 

お知らせあれこれ

4月もなかばに差し掛かろうとしております。まずは今月のお休みについてお知らせ致します。4月は仕入やらイベント事で
何かと遠出する用事がありまして、変則的な日程でお休みをいただきます。

4月18日(土) ・ 19日(日) ・ 21日(火) ・ 29日(水 ・ 祝日)

土日や祝日絡みとなってしまい申し訳ございませんが、上記の日程でお休みをいただきます。
4月30日以降~5月5日までのゴールデンウイーク期間は休まず営業致しますので、皆様のご来店をお待ちしております。

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東京のクラフトや工芸を扱う30店舗が賛同して 『 TOKYO CRAFT MAP 』 を作成しました。国内外から東京にたくさんの
人が集まるゴールデンウイークを中心とした1ヶ月を 『 東京工藝月間 』 として、参加店舗のご紹介や期間中のイベントの
情報を網羅してマップに落とし込みました。MARKUS含む参加店舗や都内各所で配布しておりますので、マップ片手に
工藝の街 東京をめぐるお散歩にお役立てください。

近日中にWebサイトやFacebookページを開設予定ですので、参加店舗や詳細はそちらでご確認下さい。

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最後にもうひとつ。パイ・インターナショナルさんから発売の 『 こだわり&人気雑貨店とカフェのデザイン 』 という本に
MARKUSを掲載していただきました。以前にも同社から同じシリーズの書籍が発行されており、MARKUSの開業準備
をしていた私も、その本を参考にしてイメージを膨らませていたので、取材依頼のお声がかかった時は嬉しかったです。

本の中では店主が顔写真入りでエラそうなことを言っておりますが適当に読み飛ばしてください。

堰を切ったように入荷が続きます

いつの間にか4月です。皆様ご無沙汰しております。3月はPCの機嫌が悪い事を理由にお知らせの更新を全然しておらず
スミマセンでした。PCが作業中にすぐ固まってしまうのも大きな理由のひとつですが、3月のMARKUSが引きこもったように
気配を消していたのは、ズバリ  『 皆様にお知らせできるようなインパクトのある商品入荷が全然無かった。』 からなのです。

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普段あまり個展などをしないMARKUSですが、常時20人以上の作家さんとお付き合いをし、常に繰り返し注文をしている
ので、毎月必ず少なくとも2~3人の作家さんから品物が入荷して毎月必ず売り場も変わり、いつご来店されても新しい何か
をご提案できていたのですが、どういう訳か3月は一切誰からも入荷がありませんでした。それどころか3月から始めようと
思って事前発注していた新しいプロダクトモノも軒並み欠品で、変わり映えしない店内と品揃えにストレスを感じていました。

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それが4月に入った途端、3月の間誰かが堰き止めていた入荷が、ダムが決壊したかのように一気に流れ込んできました。
久し振りのまとまった入荷にテンションが上がったので、停滞していた3月の分を取り戻す勢いで一気にご紹介致します。

まずは2月末に第1便が入荷した、愛知県の常滑で活動されている 『 冨本 大輔 』 さんのクラシカルな染付のうつわ達の
第2便が届き、MARKUSでのお取扱いとなるフルラインナップが勢揃いしました。

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初回入荷となる前回は、飯碗 ・ 小どんぶり ・ 5寸鉢 ・ 7寸鉢 といった鉢物中心でしたが、今回の入荷では、5~7寸皿 ・ 
どんぶり ・ 6寸鉢 ・ そば猪口 と、それぞれ3柄 ( そば猪口は4柄 ) づつ揃い、かなり見応えのある品揃えとなりました。

個人的にはそば猪口がお気に入りで、おそばを食べる時はもちろんの事、お茶でも日本酒でも焼酎でも、そして熱くても
冷たくても使いやすくよく合います。小鉢として酢の物や和え物などにも見栄えが良く、使用頻度が高いうつわです。

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ベーシックな柄ですが、一つ一つに個性があり選ぶ楽しみがあります。そして、その器ひとつひとつ異なる個性に、何とも
言えない手仕事の風合いを感じます。質感もサラッとして気持ちよく、形状も収納する際に安定感があり、手に収まりが
よく扱いやすいよう考えられている為、長い間愛着を持ってずっと使ってきたかのように、生活の中にスッと溶け込んで
くれる普段使いのうつわです。

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続きましては、久し振りの入荷となる、滋賀県の大津市で活動されている 『 田中 大喜 』 さんのうつわが入荷しました。
これまで田中さんのうつわは、透き通るような 『灰釉 』 と深みのある 『 黒鉄釉 』 の2色展開でお取扱いをしておりましたが、
今回は、田中さん自身も昨年あたりから積極的に製作されている、美しいブルーグレーの 『淡灰釉 』 と 錆びたような渋い
茶色の 『 茶斑釉 』 の2色を、MARKUSとしては新たに導入させていただきました。

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実は今回入荷した淡灰釉と茶斑釉のシリーズは、クラフトフェアなどの野外イベントでしか現物を見ておらず、それでも
この深みのある色合いが気に入って作っていただいたのですが、今回お店に入荷して初めて室内の照明の下で品物
を手に取って見たら、太陽の光の下で見るよりずっと深みがあり複雑な色合いをしている事に気付き、更に惚れ込んで
しまいました。これまでの灰釉と黒鉄を明るくメリハリのある 『 昼のうつわ 』 とするならば、今回の新シリーズは深く溶け
混んでいく 『 夜のうつわ 』 とでも言いましょうか。

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初回となる今回は定番的な形のモノを広く薄くという感じですが、今後の動向を見て、これまでの灰釉 ・黒鉄釉シリーズと
新しい淡灰釉 ・茶斑釉の2本柱にして、交互に入荷するように扱って行こうと考えております。

ご紹介したいモノがたくさんあって長くなってきたので、ここから先は駆け足でにご紹介します。
ちなみに下の写真の右側にある、丸っとして小さなくちばしがかわいらしい2色のポットも、先程の田中大喜さんの作です。

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まずは、当店でも以前より山桜のお皿やカッティングボード、いちょうの木のまな板が人気の『 woodpecker 』の福井 賢治
さんよりなめらかなシェイプと木目が美しいケヤキの木のトレイが2サイズ入荷しました。側面やフチの部分にも緩やかな
曲線を取り入れ、直線や角が無い、手触りのいい仕上げとなっております。

続きまして、手前左側の鉄瓶。南部鉄器の小ぶりな1Lサイズの鉄瓶がようやく入荷しました。注文したのがまだ暑かった
昨年の8月で、ようやく入荷した頃には冬は終わってしまっておりました。ですが相変わらず問い合わせも多く、いずれに
せよ鉄瓶はヤカンと同様に季節関係なく年中使うモノなので、お待ちいただいておりましたお客様はこの機会にぜひ。

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最後はもう皆様おなじみの三重県 桑名鋳物の蚊遣り器です。もうこの季節がやってまいりました。まだ寒い2月頃から既に
何人かのお客様から 『 今年はいつ?』 というお問い合わせをいただいており、最近は少し暖かくなってきたせいもあって、
ムシがフラフラと飛んでいるのが目に付くようになってきたので、昨年よりだいぶ早いですが早速導入しました。
と、この文章を打っている最中にも 『 昨年買いそびれたので』というお客様がいらっしゃって、お買い上げいただきました。

長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。今月は月末からのゴールデンウイークに向けて、まだまだこの後
も新しい商品の入荷が続きます。3月にのんびりしていた分4月は忙しくなってくるので、今後のMARKUSにご期待下さい。

大野 敦史さんの動物たちと木の道具

寒さも随分やわらぎ、春の訪れも感じられる日が続くようになりました。もうすぐそこまで春がやってきているような気がします。
また、3月は試みにお休みナシで営業するつもりでおりましたが、6月の個展の打ち合せの為、栃木の益子に行ってくるので
【 3月18日(水) 】 をお休みさせていただきます。

話は変わりますが、最近はどうもPCの調子が悪く、何か作業を始めるとすぐ固まってしまい、HPやFBへのお知らせの投稿も
なかなか進まず、スマホからアップするのもなかなか大変で2週間ほど放置してしまいました。
今日は何とかPCの調子もいいので、今週入荷した商品のご紹介をPCの機嫌が悪くなる前にサクッとさせていただきます。

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まずは、いつも大人気で入荷を心待ちにしているファンの方も増やしつつある茨城県 笠間の陶彫家、『 大野 敦史 』 さんの
つくる動物達 『 200g A’s 』 が届きました。今回は16点の大量入荷で、陸の生きもの、空の生きもの、水の生きものが揃い、
これまでにない幅広いラインナップとなりました。

今回特に秀逸なのがリクガメとウミガメで、細部までこだわって質感やディテールが再現されており、もともとは芸術家である
大野さんの本領が存分に発揮されている作品となっております。

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その他では、今回初めて挑戦したモリアオガエルが非常に鮮やかな緑色に仕上がってきており、色ツヤといい質感といい、
本物のカエルは苦手な方でも思わず手に取って見たくなるクオリティの高さと何とも言えない表情をしています。

どれも1点限りの作品ですので、気になる方はお早めにどうぞ。

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そして、とても久しぶりの再入荷となる富山県のetoetoteatoさんから、ブナの木のカッティングボードが届きました。
木の皮の部分を残してざっくりと切り出されたカッティングボードは、ひとつひとつ形も表情も異なり、手に取るお客様は
いつもとても楽しそうに吟味して選ばれます。まだ入荷したばかりで在庫にも余裕がありますので、お気に入りの1枚を
選び出してください。

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最後に岐阜県のwoodpeckerさんから届いたヒノキのしゃもじとヘラのご紹介です。サラッとした手触りが非常に心地よく、
片面は丸く反対側はフラットに加工されている上に、ヒノキは吸湿性があり柔らかな素材であるため、食材をつぶさずに
やさしくかき混ぜたりすくう事ができます。
こちらの商品は今回限りの限定生産の為、追加の入荷はございませんのでお求めの際はお早めにどうぞ。

気が付けば3月も半分が終わろうとしています。この先、春からゴールデンウイークにかけて、しばらく入荷ラッシュが続き
ますので、今後のMARKUSにご期待ください。

 

冨本 大輔さんと齊藤 十郎さん

もう少しで2月も終わり来週からいよいよ3月です。少しづつ暖かい日も続くようになり、春の訪れを感じられるようになりました。
思い返すと昨年の3月は、初めての確定申告と消費税の増税でバタバタしておりましたが、MARKUSにとっては2度目の春
となる今年は、じっくりと春の仕込みをすることができました。

という事で、春に向けての新入荷第1弾として、初めてのお付合いとなる新しい作家さん、愛知県の常滑市で作陶されている
『 冨本 大輔 』 さんの染付のうつわが入荷しました。

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冨本さんは1973年、日本六古窯のひとつに数えられ、その中でも歴史が古く産業としての規模も大きかった常滑焼の産地に
生まれ育ちました。大学を卒業後に一旦は就職するものの、陶芸を志して2003年より独立して制作活動を開始されました。

『こますじ』という古典的な紋様の装飾技法を用いて、古き良き時代にあった器を再現したような、骨董のような風合いを持つ
あたたかみがありながら、どこかシャープで清潔感をあわせ持つうつわを製作されています。

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呉須を用いて少しくすみのある濃紺色に絵付けしており、釉薬が濃く掛った部分は薄くグレーがかった透明感が出て、逆に
薄く掛った部分には焼き目が付いたようなキツネ色に発色します。その器ひとつひとつ異なるムラに、何とも言えない手仕事
の風合いを感じます。質感もサラッとして気持ちよく、形状も手に収まりがよく扱いやすいよう考えられており、長い間愛着を
持ってずっと使ってきたかのように、生活の中にスッと溶け込んでくれる普段使いのうつわです。
今回は小どんぶりと飯碗、5寸と7寸の浅鉢のみの入荷ですが、今後5・6・7寸皿や他の大きさの鉢なども入荷する予定です。

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そしてもうひと方、昨年末に届けていただいたスリップウェアが大変好評な、静岡県の伊東で活動されている 『 齋藤 十郎 』
さんのオーブンウェアが入荷しました。外側は焼締めのようなザラッとした質感で、楕円形の筒型なのでオーブン料理以外
にも煮物やサラダ用の鉢としても活躍しそうです。直火はNGですが、オーブン ・電子レンジでのご使用が可能ですので、
お料理の幅がこの器ひとつでグッと広がります。

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また今回はオーブンウェアと合わせて、様々な形のマグカップと湯のみも届けて下さいました。齊藤さんは非常に幅広い
作風をお持ちで、初回となる今回の注文分ではお任せでお願いしていたため、色柄 ・形 ・サイズまで見事にバラバラの
マグカップと湯のみが揃いました。全て1点限りの物ですが、ここまで違った個性の作品が並ぶと選ぶのも楽しくなります。
上の画像の中に気になるモノがある方は、お早めにどうぞ。

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そして今回の入荷分は、齊藤さんが直々に届けて下さいました。パッと見はコワモテですが、気さくで優しく、作品の印象と
同じく大らかな方です。もう既にイロイロと追加でお願いしている作品もありますので、これからもたくさん齊藤さんの作品を
MARKUSからご紹介していきたいと思っております。

 

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