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白磁工房 石飛勲さんの磁器とハニワと竹かご

4月に入りました。年度末から続いたバタバタも落ち着きを見せ、そろそろ通常モードに戻ろうかという今日この頃。MARKUSにもフレッシュな4月の爽やかな空気が良く似合う新しい品物が届いております。

昨年9月の島根仕入旅から始まった新しいお付き合い。最後のひとり、島根県の東部、雲南市で活動されている『白磁工房 石飛 勲』さんから、MARKUSでは初めてのお取り扱いとなる白磁のうつわが届きました。

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白磁工房は石飛勲さんとお父様の勝久さんの親子二人で活動されている工房で、1985年にこの島根県の三刀屋町に開窯されました。勝久さんは1941年島根県の生まれ、河井寛次郎が島根県の安来の出身だった事から島根県の窯業指導所を出た後に京都に移り、1958年より河井寛次郎の最初の弟子である上田恒次氏に、これまた上田氏の最初の弟子として師事しました。

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上田氏が磁器の作り手であった事から勝久さんも磁器を作るようになり、河井・上田の両氏の影響を受けて厚手でどっしりと力強い磁器を作るようになりました。その後1985年に故郷の島根に戻り開窯します。現在は父・勝久さんの元で10年修行した息子の勲さんが窯と作風を引き継ぎ、実直な仕事を守っています。

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白磁のような~。なんて例えがありますが、まさしく抜けるような白で、滑らかで清らかなうつわたちです。繊細そうな印象のある白磁のうつわですが石飛さんの作る白磁のうつわは厚手でどっしりとしており、そこへ施される面取りや鎬の装飾がうつわの持つ力強さを一層際立たせています。

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 続いては久し振りの勢ぞろいとなったハニワと土偶です。MARKUS開業時からの変わらぬラインナップですが大人から小さなお子さんまで根強い人気です。特に今回は月末からのゴールデンウイークに備え、人気の遮光器土偶を多めにご用意しました。手のひらサイズの小さなウマやイヌも充実しております。

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あまり変わり映えしないのもつまらないので、近い内に益子の作り手の所へ行って、何か新しいモノが無いか物色してくるつもりです。でも『新作ハニワ』っていうのもなんかウソ臭いというか、古代にあったモノなので新たに出土でもしない限り新しいモノは出てこないはずなので新作は期待できそうもありません。

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最後にこちらも久しぶりの再入荷。新潟より孟宗竹で編み上げられた竹かごです。産地では『ぼて』と呼ばれるもので、野菜やお米のストックに便利なサイズとカタチです。使われる竹の種類も産地によって様々で、新潟で使われている孟宗竹は硬いため細かい編込みや細工にはおよそ不向きなのですが、非常に頑丈で武骨なつくりがまさに生活の道具。といった風情があります。

こんな感じで入荷もまだまだ続きます。4月もMARKUSの品揃えにご期待ください。

 

 

まだまだ入荷が続きます。~TOKYO CRAFT MAP 2017

先週に引き続き、今週も春の風と共に新しい品物が日本各地から続々と届いております。まずは岐阜県高山から安土草多さんの吹きガラスです。今回、安土さんにはお酒を飲むためのガラスをセレクトして作っていただきました。前回の入荷でも人気のあったどっしりしたワイングラスとカラフェ。そして一昨年からお願いしてようやく作っていただけたレアアイテムのビアマグも届いております。こちらも肉厚で重厚感のある見た目ですが、手に取ってみると軽くて口当たりも柔らかく使い心地の良い作りとなっております。

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そして、お酒のための~と言えば 日本酒を美味しく楽しむ酒器。という事で、先週ご紹介した白岩焼和兵衛窯さんのぐい呑みと片口に続いて、ガラスでもぐい呑みや片口をいくつか作っていただきました。写真の右端のモノは本来はショットグラスとして作っているものですが、ウイスキーやテキーラなどの蒸留酒だけでなく日本酒でも楽しんでいただけると思います。酒器が変わるとお酒の飲み方も変わり、酒器の数だけお酒の楽しみ方もあるのだなぁ。と、最近になって酒器を集めてしまう方の気持ちがわかるようになりました。

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最近お問い合わせが多いペンダントランプも充実させました。今回はこれまでお取り扱いしてきて、過去に人気のあった3型を再度作っていただきました。キッチンや玄関などでアクセントとして安土さんのガラスのペンダントをお探しの方が多く、特に春に向けて新築やお引っ越しを控えている方がご検討されています。キッチンカウンターの上に2~3灯といった感じで多灯使いでお考えの方が多いため、今回も少しづつですが在庫を持つように致しましたので複数個必要な方はお気軽にお尋ね下さい。

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今回のお知らせ用の画像は、まだ日が暮れる前の午後に撮影しましたが、夜に柔らかい光を放ってぼんやり揺らめいている時とはまた違って、昼の日差しを通してゆらゆらとした影を映し出す柔らかな表情もまた魅力的で、昼の顔も夜の顔もどちらでも違った表情を楽しんでいただけます。今回の入荷で、全部で5種類のペンダントが揃いましたが、お好みで並べ替えて見たかったり、照明が光っていない状態を見てみたい場合はお気軽にお申し付けください。お客さまのイメージをできるだけ再現できるようお手伝いさせていただきます。

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続きまして、こちらもおよそ1年ぶりの入荷となります『こぎん刺し』のコースターが届きました。しばらく見ない内に柄もこれまでの古典柄に加えて緻密な模様も増えています。今回は少量で青いモノが中心ですが、4月末からの連休前までにはこの他の柄やカラフルな糸を使ったモノも追加で入荷する予定です。

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同じくこぎん刺しのヘアゴムとブローチもたっぷりと届いております。こちらもおよそ1年ぶりの入荷で新しい色や新しい柄がたくさん加わりました。ヘアゴムとブローチそれぞれ大小合わせて100点ほどですが、同じ色・同じ柄はありません。全て1点限りです。よくぞここまでの種類を作ってくれたと感心してしまいますが、この中からお好みを選び出すお客様も大変だと思います。店内には鏡もございますしゆっくり座って選ぶテーブルもございますので、じっくり心ゆくまで悩んで下さい。

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初心に帰って何年かぶりに郷土玩具を充実させてみました。今回は公私ともにお世話になっている『五八PRODUCTS』さんのセレクトより、佐賀県の『尾崎人形』、香川県の『讃岐鋳造品』、長野県の『上田農民美術』が届いております。まずは上の写真の上田農民美術ですが、こちらは以前にも犬と馬だけお取り扱いさせていただいたことがありますが、猿と鶏が加わって再入荷です。本来は干支ものだったそうなのですが、まだ十二支全てが復活されていないそうで今回は4種類のみのお取り扱いです。相変わらず犬が痛々しいです。

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お次は香川県の原銅像製造所さんより讃岐鋳造品の青銅の置物です。青銅の歴史は古く、日本に鋳造技術が伝わったのは弥生時代と言われ、香川県の古代遺跡からも銅鐸や鉾などが出土されています。香川県三豊市にある原銅像製造所は江戸時代創業で、現代で13代目となりおよそ400年間、日本各地の梵鐘や仏像・銅像の制作を請け負い、鋳物職人として高い技術を継承してきました。今回は小さな可愛らしい縁起物が届きました。手のひらサイズですがずっしりと重く、ありがたみがあります。

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郷土玩具の最後は佐賀県の『尾崎人形』です。尾崎人形は佐賀県神崎町尾崎西分地区に伝わる焼き物の人形で、佐賀県内の陶磁器の中で最も歴史的に古く伝統を残しています。古くは蒙古襲来の元寇の時代に始まり、江戸時代には佐賀藩から幕府への献上品のひとつとされていました。一時途絶えた時期がありましたが『尾崎人形保存協会』の手によって再興され、現在では唯一の作り手である高柳氏の手で存続されています。土のぬくもりを感じ素朴な笛の音に何となく哀愁を覚え脱力感溢れる間の抜けた表情に癒されます。

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そして先週もご紹介しました秋田県角館の白岩焼和兵衛窯のぐい呑み。たくさん入荷したのですが、大変ご好評につき3連休で早くも完売してしまったため、大急ぎでおかわりしました。幸い作り手の渡邊葵さんの手元に在庫があったため、20個ほど追加でいただいて再びモリモリです。という事で、最初にお知らせした安土草多さんのガラスの酒器と合わせて、現在MARKUS店内は、期せずして酒飲みのためのうつわが充実しております。お酒を飲めない方でもイロイロ楽しみ方がある酒器。これからハマってみませんか?

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最後に、今年も出来ました『 TOKYO CRAFT MAP 2017 』。早いモノで3年目となる今年は新たに飲食店なども加わり、都内で57店舗の民藝・工藝に触れる事ができるお店が集まりました。MARKUSのある吉祥寺からも新たに2店舗の仲間が加わり、吉祥寺でのうつわ巡りも更に充実しています。回を重ねるごとに参加店舗も増え、毎年楽しみにして下さっているお客様も多く、東京の新しいガイドブックになりつつあります。今週より配布開始しておりますので、さっそくTOKYO CRAFT MAPを手に東京の街に出掛けてみませんか。

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