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11月の入荷とお休みのお知らせ

雨降りが多かった10月と比べ、気持ちのいい秋晴れの日が続いており、例年より比較的暖かく感じるのは気のせいでしょうか。11月も半ばに差し掛かり今年も残すところ1ヶ月半。年末に向けて入荷が続いております。

品物のご紹介の前に、今月のお休みをお知らせ致します。

●11月20日(月)~ 22日(水) の3日間は連休をいただきます

今回の連休では長野~岐阜~愛知~静岡~山梨の5県をまたにかけて強行軍の仕入の旅に出掛けます。

まずは、長崎の小島鉄平さんからお馴染みの動物柄のスリップウェアが届きました。毎年秋になるとたくさんのスリップウェアを送って下さる小島さんですが、今回は大小様々でおよそ100以上ものうつわをご用意いただきました。小島さんとのお付き合いも4年になりますが、年々人気が高まっていくのを感じます。初期に比べると個性豊かな絵柄も増え、色んな絵柄を集めたくなる方も多いようです。

そして今回は初めての尺皿もお願いしました。今回の入荷では、4寸から8寸までの5つのサイズの平皿や角鉢・楕円鉢がテーブル上に所狭しと並んでおりますが、やはり尺皿は別格です。迫力が違います。直径約30㎝のお皿の上いっぱいにダイナミックに躍動感あふれる動物の絵柄が描かれている様はまさに圧巻です。この大きさならまだ実用的なサイズなので、仕舞い込まずにどんどん使って楽しんで下さい。

また、スリップウェアではなかなか難しい湯吞みや壺も今回初めて作っていただきました。コロンとしたフォルムがスリップの絵柄とも相性がよく、可愛らしさを際立たせています。手に収まる曲線やサイズ感がちょうどよく、お茶の時間が楽しくなりそうです。こちらもまた様々の動物が描かれ、柄違いでいくつか揃えたくなります。

今回は7寸と8寸皿が若干少なめで、8枚づつほどしか入ってこなかったのですが、もしかしたら年末か年明けまでにはもう一度入荷があるかもしれません。

そして少量ですが、益子の岡田崇人さんからも30点ほど届きました。ですが今回は年末年始の大皿料理に大活躍しそうな8寸皿や楕円皿など比較的大きなお皿が中心で、見応え充分なボリューム感です。特に楕円皿・楕円鉢は個展でも毎回人気が集中するうつわで、無理言って多めに分けていただきました。今回はお皿と鉢のみの入荷ですが、もしかしたら年内にマグや湯呑みなどを中心に小物の入荷もあるかもしれません。

続いて大分県別府の大谷健一さんから、こちらも過去最大のボリュームで竹細工のカゴやザルが届きました。これまでは丸や楕円形、長方形の底が深めのザルが中心でしたが、今回は初めての底が浅めの盛りザルや楕円と長方形のハコ型の収納モノをを2サイズづつ作っていただきました。形や大きさに応じてザルよりも細いヒゴで編んでいただいておりますが、がっしりしていて全く不安がありません。さすがの出来栄えです。

いつもの丸や楕円・角ザルは平たい底からフチにかけてググッと立ち上がる、深さのあるタイプで収納力のある浅めのカゴ。といった感じで野菜や果物の保存やパンを盛ったり食器の洗いカゴとして便利な形です。今回の浅いザルは全体に緩く窪んでおり、収納というよりお皿という感じです。お蕎麦やうどん、揚げ物やお鍋の時の具材を盛るザルとして見栄えもよく重宝します。色んな形を用途に応じて使い分けてみて下さい。

そしてハコ型の方は、台所周りやリビングなどの見える部分の見せる収納に使い勝手のいいサイズ展開を考えて作っていただきました。調味料や調理道具、日常的に使用頻度の高いお茶碗や湯呑、土瓶くらいならスッポリ収まります。パッと取り出せてスッと片づけられる。そんな感じで見せる収納としてスマートに使っていただけます。また、小ぶりな植木を2~3個並べて入れて飾ってもカッコ良さそうです。

岐阜県高山の安土草多さんからはガラスの酒器がたくさん届いております。成人になってから約20年と少し、ほとんど日本酒を飲む事が無かったのですが、MARKUSを始めてから何かと同業や作り手の方と日本酒を飲む機会が増え、日本酒の美味しさに気付いてしまいました。そうなると酒器にもこだわりたくなるもので、今年に入って秋田の白岩焼和兵衛窯の渡邉さん、島根の白磁工房の石飛さんにも酒器をお願いしています。

『酒器は酒好きに頼め』これは中目黒にある工芸と器のお店、SMLさんのディレクターである宇野さんからのお言葉ですが、安土さんは日本酒だけでなくスコッチも年代物やカスク、ワインもビンテージを嗜む酒好きで、酒器の製作を頼むにはうってつけの作り手です。という事で今回は日本酒用の酒器だけでなくショットグラスやロックグラス、ビアマグまで多種多様な酒飲みの為のグラスをご用意いただきました。

間もなくやってくる耐熱祭りに備えて稲藁の鍋敷きをご用意致しました。カタチは丸と三角。土瓶やポット、一人分のグラタン皿などにちょうどいい小と、ヤカンや土鍋などの大きなモノに使える大の2サイズです。三角の方は丸と比べて肉厚に編み込まれており、クッション性があってテーブルとの距離もできるため、アツアツの大鍋を置いても安心です。オニギリみたいでキッチンの隅っこにぶら下がっている様も可愛げがあります。

先月に入荷した銅のヤカンに続いてご紹介する銅の調理道具シリーズ。『純銅のおろし器』です。銅のヤカンと同じく新潟県の燕市にある新光金属さんの品物で、ネットでは入手困難と言われているとかいないとか。ボウル部分は職人さんが鎚目を入れて鍛えに鍛え、おろし部分も手作業でひとつひとつ目立てをして摺り心地良く仕上げられています。そしてこの形。ホントに便利なんです。とにかくたくさん大根を摺りたくなります。

最後に大物を。島根県の石州 嶋田窯さんより傘立てが届きました。こちらは昨年9月の島根仕入旅の際に現地で注文してきたモノなのですが、今回入荷した筒型の飛びカンナ模様のモノはMARKUSの開業以来ずっと店頭で使っている傘立てと同じモノです。よく売り物ですか?と聞かれる事があるので品揃えに加えました。直径27cmとコンパクトですがどっしりと安定感があり、狭い玄関先でもスッキリとして邪魔になりません。

こんな感じで年末に向けて入荷の勢いを増していくMARKUSです。来月にはいよいよ土鍋も出揃うと思います。入荷が続きすぎてお店に全て出し切れるか不安ですが多少店内が狭くなってでも出し切ります。ご期待ください。

秋になり、ぼちぼち色々入荷し始めました。

夏の間は割と入荷はおとなしめなMARKUSですが、涼しくなってくるにつれて入荷もだんだん活発になってきます。という事で秋深まる今日この頃、売り場の様子もだいぶ変わってきましたので、9月までさかのぼって直近までの入荷商品を一挙にご紹介いたします。9月と言っても後半からの分で、最近の入荷なのでどの品物もまだまだ在庫はございます。ご安心を。

まず最初は、益子の岡本芳久さん。いつもは割と年末に近い時期にお届けいただけるのですが、今回はかなり早い入荷で、三種三色の鉢と三色のマグカップが入荷しました。

今年はいつもより多めの注文をしておりまして、今回は第1便の入荷となります。恐らく第2便はいつも通り年末近くなってからの入荷となると思います。第1便の今回はこれまで人気のあった丸鉢・ドラ鉢・花形鉢の3種という鉢尽くしです。どれも見栄えよく使い勝手のいいカタチなので、岡本さんとの初めてのお取り引きからずっと注文させていただいております。第2便の方はほとんどが今回初めてのお取り扱いとなる新作で、品物が届くのが今からとても楽しみです。

そして飛騨の安土草多さんからも届いております。島根の仕入旅に出掛ける直前に届いたのでギリギリまだ最近の入荷です。(笑)前回初めて取り扱ってみた酒器が人気だったので今回もぐい呑みや片口などを多めにお願いしました。私自身この1~2年ほどで日本酒の美味しさがわかるようになったのですが、酒器もまた日本酒を美味しく楽しむための重要な要素の一つだと気が付きました。安土さんのガラス酒器は見た目より軽く、変わった形をしているモノもありますが手に取りやすく何よりお酒が進みます。

そして定番的なグラス類も届いております。安土さんの作品はかなり幅が広く、ちょっとした形やデザインの違いやサイズ展開が多岐にわたっていますので、毎回注文ごとに少しづつ内容を変えながらMARKUSの定番を模索していきたいと思っております。今回の入荷分、酒器も含む8種はまだ第1便で、残りの分は今月末頃には入荷すると思います。その中にもショットグラスやロックグラスといったお酒が進むガラスがが入っているはずなので、そちらもご期待ください。

安土さんの少し前ですが大分県 別府の大谷健一さんから竹細工のザルが届いております。以前から洗った食器を入れておいたり野菜や果物を盛っておくのに使いたい。という事でお求めになる方が多いのですが、最近はご自宅でパンやお菓子を焼かれる方が粗熱を取るのに使ったり、もちろん買ってきたパンを置いておく器としても使えるので、用途が多様化してきています。ガラスと同様に夏の涼し気なイメージがありますが、鍋の時だったり干し野菜をするのに使ったり意外と冬の方が出番が多いような気がします。

そして寒くなるにつれて人気が高まってくる漆器ですが、先週になって益子の蜂谷隆之さんから入荷があり、MARKUSが毎年冬の定番として扱っている漆器の汁椀が全て揃いました。2列目右の筋目の入った拭き漆の汁椀だけ、入荷直後に一気に無くなってしまいまして今は在庫ゼロです。すぐに追加をお願いしまして、年内にはもう1度入荷してきますのでしばらくお待ち下さい。入荷のお知らせをInstagramにアップしたとたん、お問い合わせをたくさんいただきまして、相変わらずの人気の高さを実感しております。

そしてこちらは今月に入って久しぶりの入荷となった、沖縄の登川 均さんのやちむんです。今年の年明け1番の入荷が登川さんからのやちむんで、それ以来の入荷ですので9か月ぶりとなります。それでもかなり早い入荷サイクルなのでとてもありがたいです。今回は50点ほどと若干少量ですが、4~8寸皿や6~7寸の浅鉢、マグカップや湯呑、人気のタタラ皿まで薄く広くという感じで多岐にわたっています。

特に今回のタタラ皿の中に少し深めの角皿があって、これがものすごく使いやすそうです。長辺の長さが26㎝あるので煮魚でも焼き魚でも大抵のお魚はすっぽり収まりますし、4㎝とそこそこ深さもありますので、おでんやポトフ、ロールキャベツといった具がゴロっとして汁のあるものなんかも合いますし、なんだったらカレーやパスタだってこのお皿でイケる便利な1枚です。と、さんざんオススメしていますが、青と緑それぞれ2枚づつしか入荷しておりませんので早い者勝ちですよ。

最後にこのブログを書いている最中に届いた最新ネタを二つ。以前からずっとやりたいと思っていた『猫つぐら』がついにMARKUSにやってきました。猫ちぐらと呼ぶ地域もありますが、こちらは猫つぐらです。もともとは人間の赤ん坊用に稲藁で編んだ揺りかごである『つぐら』が原型で、夏は涼しく冬は暖かい天然素材の猫のおうちです。

長野県北部と新潟県の県境に位置する栄村で作らており、米どころでもある栄村は冬は雪で閉ざされてしまうため農家の冬場の手仕事として、栄村産のコシヒカリの稲でひとつひとつ作られています。ひとつ作るのに使用する藁はコシヒカリ約20把で熟練の職人でも完成に1週間かかるそうです。残念ながら我が家には猫はいませんが、猫つぐら欲しさに猫を飼おうと真剣に考えた事があります。

お次は新潟の燕市から『銅のやかん』が入荷しました。実は最近、我が家のヤカンを独身時代から20年近く使っていた柳宗理のケトルから銅のヤカンに買い換えました。その使い心地の良さと美しさからお店でも銅のヤカンを取り扱う事にしました。

ヤカンはなかなか壊れる事がないので買い換え時が分からないモノのひとつですが、思い切って銅のヤカンに替えてみてはいかがでしょう?見てくれだけでなく、銅のヤカンは熱伝導率が圧倒的にいいのでお湯が沸くのが早く、水道水に含まれる塩素を分解除去したり除菌抗菌作用を持っていたり、人体に必要な銅分を摂取できたりと、なかなかの優れモノです。

『沖澤康平×加賀雅之×鈴木史子 三人展』開催中 ~ 7月17日(月)まで。

梅雨が明けたのかどうなのか、イマイチハッキリしない連日猛暑の東京ですが、ひとまず天気には恵まれている『沖澤康平×加賀雅之×鈴木史子 三人展』も後半戦に突入し、今度の三連休で終了となります。初日と二日目は作り手の方々の在店日という事もあり、朝からたくさんのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。

初日はワタクシと加賀さん沖澤さんとオヤジ三人による暑いおもてなしをさせていただき、二日目は鈴木史子さんに爽やかにご案内していただきました。作り手の方達と記念撮影をされたり一緒に品物を選んだり、普段のMARKUSとは違った時間の流れと雰囲気で、私自身もとても楽しかったです。またこんな機会を作れたらと思っております。

会期は早くも後半戦で、これまでにたくさんの品物が旅立って行きましたが、沖澤さんのワイングラスも加賀さんのPan皿・Onigiri皿も鈴木さんの青いヤツも黒いヤツもまだまだ在庫がありますよ。今回はお三方にはたくさんご用意いただきましたので最終日まで見応え充分です。既に一度お越しいただいた方もまだこれからの方もご来店をお待ちしております。

今回の三人展では、メンバーがある程度固まった時点で既にビジュアル的なイメージが浮かんでおりました。光を集めて揺らぎ、明るさと軽やかさのある沖澤さんのガラス。シンプルで爽やかさがあり、料理映えする鈴木さんの陶器。その二つをうまく調和させつつ、スマートで存在感があり使い勝手の良い加賀さんの木工作品。

この3つの素材が季節感も織り交ぜてバランスよく絡み合う情景が浮かび、そのビジュアルイメージを『陽のあたる食卓』というキーワードに置き換えて事前に各作り手さんに投げかけておりました。でも実は『陽のあたる食卓』というのはオモテのテーマで、ウラのテーマも存在します。そして店主としてはコッチがメインだったりします。

では、このウラのテーマは何かというと『定番と少しの挑戦』です。もちろんこのウラテーマも作り手のお三方には企画書の中で提示しております。作り手の皆さんがこのウラテーマを聞いて、どう思われたのかはあえて聞いておりませんが、各々の作品の中に新しい何かを垣間見る事ができたので、きっと腑に落ちて下さったんだと思います。

これは私がこれまでのお付き合いの中から生まれた勝手なイメージですが、お三方とも新作をガシガシ作って個展やイベントもガンガン開催して積極的に発表する。というタイプではなく、日々の生活やこれまでのキャリアの中から生まれ、ブラッシュアップされた作品群を淡々と作り続け、少しずつ更新している。という印象を持っています。

だからこそこの3人にお願いしたというのもありますが、『定番と少しの挑戦』くらいの肩のチカラが抜けた感じの方がむしろよかったので、特に3人展に向けて最新作や限定品を何が何でも詰め込もうとは思っておらず、3つの異素材をMARKUSという場でアソートメントするセレクトショップ的な醍醐味こそが真のテーマだと思いました。

では、『少しの挑戦』とは何かと言うと、簡単に言えば『定番+α』です。と言ってもこの3人展の為に特別に最新作や限定品・コラボ商品のような特殊なお願いしたい訳では無く、『最近こんなの作ってみました』とか『定番化する前に反応を見てみたい』といった実験や試みといった感じで、そこに『少しの挑戦』があればと思いお願いしました。

沖澤さんには鉢モノもたくさんご用意いただきました。様々なカタチ、様々なサイズで充実のラインナップです。どれを取っても使うシーンが思い浮かぶ使い勝手のいいガラスのうつわです。また、ワイングラスも定番で製作されている全6種類をご用意いただきました。普段MARKUSでお取り扱いの無いカタチもございますので、この機会に是非。

加賀雅之さんからは人気のPan皿をいつもと違った彫り方で挑戦していただきました。写真の右下がいつものホワイトオークのPan皿。その他の3つが限定のオニグルミの変わり彫りです。そして今回は箱膳のような蓋モノもお願いしました。加賀さんの作る箱モノは重ねても蓋を載せてもカドやフチがピシッと揃い、見た目も使い勝手もとても気持ちがいいです。

鈴木史子さんからはこんな陶製のペンダントライトも届いております。うつわと同じくマットでサラッとした質感で、ガラスのシェードとはまた違う柔らかな光を灯します。そして新旧定番のプレート類も幅広いバリエーションでご用意いただきました。だいぶ少なくなってしまったサイズもありますが、今のところまだ全サイズ揃っております。

この三人展の会期も残すところあと3日。最終日まで見応えたっぷりの品揃えで皆様のご来店を心からお待ちしております。

また、3人展の会期中ですが新しい品物もいくつか入荷しております。鹿児島の宋艸窯さんからは鎬の平皿の中と小が届きました。深みのある色あいが好評でMARKUS開業以来の人気商品です。和でも洋でも馴染みが良く食材の色合いを引き立たせる使い勝手のいいうつわです。まとめ買いされる方が多いので気になる方はお早めにどうぞ。

楕円鉢も入荷しております。こちらは同じ色展開でも平皿とは違った印象で重厚感があります。裏側に残された型に当てた際の布目の跡や流れた釉薬の溜まりなど一つ一つの表情が豊かで、見た目にも手に取っても個性を楽しめるうつわです。常設スペースの問題で三人展の会期中は売場に出していないかもしれませんがご希望の方は店主にお尋ね下さい。

最後に、Mokuneji さんからコーヒーミルの新商品『黒 拭き漆』が入荷しました。元々漆器の木地を作る職人さんの技術を生かしたプロダクトで、使われている素材も漆器によく使われるケヤキなので『そのうち出るだろうな』と思っていました。そして飛びつきました。拭き漆なのでうっすらと木目も見え重厚になりすぎない印象で、時間をかけて育てたい一品です。

三人展が終了しましたら1日か2日かお休みをいただく予定です。決まりましたら改めてお知らせ致します。

『 沖澤康平×加賀雅之×鈴木史子 三人展 』を開催します。~HPをリニューアルしました。

4月末頃よりバグによるシステムの不具合で更新をお休みしていた当店のHPですが、不具合の修復やシステムの入れ替え作業と合わせて、この際、大々的にとはいかなくてもHPをリニューアルしよう。と思い立ちまして、MARKUS開業5年目にしてHPのリニューアルを敢行しました。

それはさておき、まず7月8日(土)~17日(月・祝)と、会期が今週末に迫った『 沖澤康平×加賀雅之×鈴木史子 三人展 』のご案内をさせていただきます。
初日の前日、7月7日(金)は、イベントの売り場準備の為、お店の方はお休みをいただきます。

ちなみにトップの画像はDM両面の画像ですが、下の画像はDM用に何パターンか撮影して、最終選考でボツにした画像です。奥行きがあって割と好きなのですがとにかくモノを詰め込み過ぎました。

今回の三人展は、昨年の4月に開催した田中大喜さんの個展をお願いした2015年まで話がさかのぼります。最初は田中さんに個展のお願いをした際に『個展じゃなくて何人かでやってみたいな。』というリクエストが出て、『田中さんとも仲がいいガラスの沖澤さんなんかどう?素材も違うし。』という話になり、沖澤さんにご相談したところスケジュールが合わず、その時は田中さん単独でお願いする事になりました。翌年、田中さんの個展も開催され、在店の夜に一緒に飲みながら『次は何しようかな?』なんて話をしていたら、田中さんから『今度こそ沖澤さんを誘って、何人かでやってみたら?』というアイデアをいただき、だったら陶器・ガラスに加えて木工の作家さんにもお願いして異素材の三人展にしよう。という感じでイメージが固まると、まずは沖澤さんに相談。と、普段は腰が重い私にしてはめずらしく素早い行動をとりました。


※沖澤康平さん(ガラス)の過去の入荷の様子

『三人展なら』という事で沖澤さんにご快諾いただいて、あとの二人は…と陶器と木工の作家さんを思い浮かべた時に、自分の頭の中ですぐに鈴木史子さんと加賀雅之さんの名前が浮かび、お三方の作品が並ぶ売場が想像できて、そのイメージがストンと腑に落ちました。そのくらい私にとってはピタリと相性のいい異素材の組み合わせです。MARKUSともお付き合いが長く作品だけでなく人柄も好きな3人なので在店中のおしゃべりも今から楽しみです。

そうと決まれば、大急ぎで鈴木さんと加賀さんにもご連絡して企画主旨を説明したところ、皆さんそれぞれに面識もあり『この三人なら』という事でお二人にもご快諾いただきました。もともとイベント事は年に1~2回ほどしかやらないMARKUSなので、三人展なんかは初めての経験で企画の進め方も勝手がわからないので、みんなでイメージを共有する為に初めてちゃんとした企画書も作りました。


※加賀雅之(Semi-Aco)さん(木工)の過去の入荷の様子

では、そのイメージとは何かというと、ありきたりかもしれませんが『陽のあたる食卓』です。
夜の落ち着いた雰囲気の照明の下で見るよりも、夏の太陽の光の下で素材の持つ魅力を存分に感じながら食卓を囲む。光を集めて揺らぎ、明るさと軽やかさのある沖澤さんのガラス。シンプルで爽やかさがあり、料理映えする鈴木さんの陶器。その二つをうまく調和させつつ、スマートで存在感があり使い勝手の良い加賀さんの木工作品。この3つの素材が季節感も織り交ぜて、バランスよく絡み合う情景をイメージしました。


※鈴木史子さん(陶器)の過去の入荷の様子

会期を決定したときは、『この頃には梅雨も明けてるかな?』という期待もありましたが、どうやら初日と2日目の天気はいいものの梅雨明け前のかなり蒸し暑い日になるようです。初日(7/8)の午後には沖澤さんと加賀さん。2日目の日曜日(7/9)の午後には鈴木さんもお店に来て下さり作品をご紹介していただけます。

いつもの定番からちょっと挑戦してみた作品まで。三者三様のバラエティ豊かな品揃えで、異素材なのに、異素材だからこそ相性のいい組み合わせをお楽しみいただける賑やかな展示会になると思います。皆さま熱中症に気を付けてお越し下さい。

そして、最初にお伝えしましたHPのリニューアルです。冒頭にも書きましたがMARKUSも5年目を迎えまして開店当初と比べてイロイロと古くなってきています。使えなくなったわけじゃないけど時代やお店の変化に合わせて変えた方がいい物もありまして、その中のひとつがHPです。

今回のHPのリニューアルではパッと見ではあまり変化が無いように見えますが、細かい店舗情報や機能の修正と合わせて新たに3つの機能を加えました。

①トップページのゆっくり変化する6つの画像を自由に変えることができるようになりました。

これまでココのシステムプログラムが少々複雑で自分で簡単に変えることができずオープン以来代り映えのしない画像だったのですが、これからは店内の様子や新入荷商品、季節のオススメやイベントの様子など、ボーっと眺めてても楽しめるように定期的に差替えていこうと思います。

②トップページの下部、『日々のモノコト』の最新3つの記事の下に直近20件のインスタグラムの投稿を表示しました。

『日々のモノコト』は読み物的な要素と詳細な画像とお知らせとして割と長めの記事になるため、あまり頻繁に更新できないのが難点でしたが、とりあえずのお知らせやタイムリーな情報などは簡易的に写真と短文だけでアップできるインスタグラムの方が、自分にとってもお客様にとっても便利かと思いましてこの機能を加えました。入荷情報なども速報としてインスタでアップしておいて詳細な情報は後日じっくり『日々のモノコト』に投稿する。という使い分けになりそうです。もちろん普段インスタグラムをされてない方でも見る事はできます。

③『日々のモノコト』の記事を作家別カテゴリーに分類して過去の記事も作家別に表示する事ができるようになります。

これまでは投稿した年と月別にしか表示できませんでしたが、これからは作家別のカテゴリーを設け、その作家に関連する記事を過去のモノも含めて表示できるようになった事で前回の入荷の様子や過去の作品、直近の入荷はいつ頃でどんな品揃えだったか。などを調べる事ができます。ですが、現在まだ新カテゴリーに過去の記事を分類する作業を順次しておりますので、完全移行には少し時間がかかりますのでもうしばらくお待ち下さい。

HPだけでなくクレジットの決済機能も変更しました。これまでのクレジット端末からリクルート社が提供している『Air Pay』というネットワークで決済する端末に切り替えました。そのため今後はクレジットの控えがありませんが、ご希望のお客様にはメールでご利用控えを送信する事ができます。また、お買い上げレシートにMARKUSの店名・住所・電話番号がちゃんと記載されるようにしました。これまでのレシートには連絡先の記載もなかったので、今更かもしれませんがこれを機に改善致しました。

この他にもこの4年間、毎日雨風にさらされてボロボロになって見るも無残な姿になってしまった看板も新しくしたかったのですが、今回はそこまで手が回りませんでした。とは言え早く何とかしなければならないので、次の最優先課題です。

こんな感じでとてもスローペースですが少しずつ進化していくMARKUSを今後ともよろしくお願い致します。

まだまだ入荷が続きます。~TOKYO CRAFT MAP 2017

先週に引き続き、今週も春の風と共に新しい品物が日本各地から続々と届いております。まずは岐阜県高山から安土草多さんの吹きガラスです。今回、安土さんにはお酒を飲むためのガラスをセレクトして作っていただきました。前回の入荷でも人気のあったどっしりしたワイングラスとカラフェ。そして一昨年からお願いしてようやく作っていただけたレアアイテムのビアマグも届いております。こちらも肉厚で重厚感のある見た目ですが、手に取ってみると軽くて口当たりも柔らかく使い心地の良い作りとなっております。

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そして、お酒のための~と言えば 日本酒を美味しく楽しむ酒器。という事で、先週ご紹介した白岩焼和兵衛窯さんのぐい呑みと片口に続いて、ガラスでもぐい呑みや片口をいくつか作っていただきました。写真の右端のモノは本来はショットグラスとして作っているものですが、ウイスキーやテキーラなどの蒸留酒だけでなく日本酒でも楽しんでいただけると思います。酒器が変わるとお酒の飲み方も変わり、酒器の数だけお酒の楽しみ方もあるのだなぁ。と、最近になって酒器を集めてしまう方の気持ちがわかるようになりました。

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最近お問い合わせが多いペンダントランプも充実させました。今回はこれまでお取り扱いしてきて、過去に人気のあった3型を再度作っていただきました。キッチンや玄関などでアクセントとして安土さんのガラスのペンダントをお探しの方が多く、特に春に向けて新築やお引っ越しを控えている方がご検討されています。キッチンカウンターの上に2~3灯といった感じで多灯使いでお考えの方が多いため、今回も少しづつですが在庫を持つように致しましたので複数個必要な方はお気軽にお尋ね下さい。

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今回のお知らせ用の画像は、まだ日が暮れる前の午後に撮影しましたが、夜に柔らかい光を放ってぼんやり揺らめいている時とはまた違って、昼の日差しを通してゆらゆらとした影を映し出す柔らかな表情もまた魅力的で、昼の顔も夜の顔もどちらでも違った表情を楽しんでいただけます。今回の入荷で、全部で5種類のペンダントが揃いましたが、お好みで並べ替えて見たかったり、照明が光っていない状態を見てみたい場合はお気軽にお申し付けください。お客さまのイメージをできるだけ再現できるようお手伝いさせていただきます。

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続きまして、こちらもおよそ1年ぶりの入荷となります『こぎん刺し』のコースターが届きました。しばらく見ない内に柄もこれまでの古典柄に加えて緻密な模様も増えています。今回は少量で青いモノが中心ですが、4月末からの連休前までにはこの他の柄やカラフルな糸を使ったモノも追加で入荷する予定です。

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同じくこぎん刺しのヘアゴムとブローチもたっぷりと届いております。こちらもおよそ1年ぶりの入荷で新しい色や新しい柄がたくさん加わりました。ヘアゴムとブローチそれぞれ大小合わせて100点ほどですが、同じ色・同じ柄はありません。全て1点限りです。よくぞここまでの種類を作ってくれたと感心してしまいますが、この中からお好みを選び出すお客様も大変だと思います。店内には鏡もございますしゆっくり座って選ぶテーブルもございますので、じっくり心ゆくまで悩んで下さい。

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初心に帰って何年かぶりに郷土玩具を充実させてみました。今回は公私ともにお世話になっている『五八PRODUCTS』さんのセレクトより、佐賀県の『尾崎人形』、香川県の『讃岐鋳造品』、長野県の『上田農民美術』が届いております。まずは上の写真の上田農民美術ですが、こちらは以前にも犬と馬だけお取り扱いさせていただいたことがありますが、猿と鶏が加わって再入荷です。本来は干支ものだったそうなのですが、まだ十二支全てが復活されていないそうで今回は4種類のみのお取り扱いです。相変わらず犬が痛々しいです。

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お次は香川県の原銅像製造所さんより讃岐鋳造品の青銅の置物です。青銅の歴史は古く、日本に鋳造技術が伝わったのは弥生時代と言われ、香川県の古代遺跡からも銅鐸や鉾などが出土されています。香川県三豊市にある原銅像製造所は江戸時代創業で、現代で13代目となりおよそ400年間、日本各地の梵鐘や仏像・銅像の制作を請け負い、鋳物職人として高い技術を継承してきました。今回は小さな可愛らしい縁起物が届きました。手のひらサイズですがずっしりと重く、ありがたみがあります。

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郷土玩具の最後は佐賀県の『尾崎人形』です。尾崎人形は佐賀県神崎町尾崎西分地区に伝わる焼き物の人形で、佐賀県内の陶磁器の中で最も歴史的に古く伝統を残しています。古くは蒙古襲来の元寇の時代に始まり、江戸時代には佐賀藩から幕府への献上品のひとつとされていました。一時途絶えた時期がありましたが『尾崎人形保存協会』の手によって再興され、現在では唯一の作り手である高柳氏の手で存続されています。土のぬくもりを感じ素朴な笛の音に何となく哀愁を覚え脱力感溢れる間の抜けた表情に癒されます。

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そして先週もご紹介しました秋田県角館の白岩焼和兵衛窯のぐい呑み。たくさん入荷したのですが、大変ご好評につき3連休で早くも完売してしまったため、大急ぎでおかわりしました。幸い作り手の渡邊葵さんの手元に在庫があったため、20個ほど追加でいただいて再びモリモリです。という事で、最初にお知らせした安土草多さんのガラスの酒器と合わせて、現在MARKUS店内は、期せずして酒飲みのためのうつわが充実しております。お酒を飲めない方でもイロイロ楽しみ方がある酒器。これからハマってみませんか?

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最後に、今年も出来ました『 TOKYO CRAFT MAP 2017 』。早いモノで3年目となる今年は新たに飲食店なども加わり、都内で57店舗の民藝・工藝に触れる事ができるお店が集まりました。MARKUSのある吉祥寺からも新たに2店舗の仲間が加わり、吉祥寺でのうつわ巡りも更に充実しています。回を重ねるごとに参加店舗も増え、毎年楽しみにして下さっているお客様も多く、東京の新しいガイドブックになりつつあります。今週より配布開始しておりますので、さっそくTOKYO CRAFT MAPを手に東京の街に出掛けてみませんか。

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