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個展『安土草多の灯り』~後半戦に入りました。

2月10日よりスタートしております個展『安土草多の灯り』も後半戦に突入いたしました。3連休からのスタートだったという事もあり初日からの3日間はたくさんのお客様にお越し頂き、誠にありがとうございました。25日の日曜日までの会期ですのでまだご覧になっていない方もまだたくさんありますのでお早めに。

安土さんの照明は全国にたくさんのファンがいらっしゃって、今回は都内だけでなく千葉や神奈川、埼玉。『栃木から来ました。』というお客様もいらっしゃいました。ほとんどの方がネットやインスタで下調べをして、ある程度お目当てがあってご来店されるのですが、事前の下調べも店内に入るとリセットされてしまうそうです。

店内にはおよそ50点のペンダントライトが吊るされ、その全てが安土さんの照明独特の柔らかな光を放っているのですが、まずその光景を見て圧倒されてお目当てだった照明もいったん忘れてしまい、目移りに目移りを重ねてしばし店内を見上げながらイチから考え直す方がほとんどです。でもその表情はとても楽しそうです。

『一度にこんなにたくさんの安土さんの照明を見るのは初めて。欲しいモノがありすぎて危険です。』などと何人かのお客様から嬉しいお言葉をいただいて『この個展を開催して良かった。』という店主冥利に尽きる気持ちでいっぱいで、年末年始の短期間でコレだけの品物を提供して下さった安土さんにも心から感謝です。

本来であればもっと早めに打合せして製作期間にも余裕を持って品揃えのリクエストをしなければならないのですが、昨年11月に打ち合わせの為に安土さんの工房がある高山に向かった時は、松本まで行ったもののいつもより早い降雪で峠を越えて高山に入るのは危険だったために断念しました。

仕切り直して12月に今度は高速バスで高山へ入り、短い時間でしたが今まで私自身も現物を見たことが無かった色んな作品や作業場なども見せていただき、しっかり目に焼き付けて東京に戻って大急ぎで品揃えの構想を練りました。それでも製作期間としてはギリギリだったのですが何とか会期に間に合わせて下さいました。

私はといえば年末は忙しさにかこつけて個展の準備は何も手につかず、年始も正月ムードが終わった1月後半からモタモタとDMの準備を始め、間に2泊3日の山陰山陽地方への出張を挟み、帰ってきてからDMデザインの入稿を済ませ、同時進行で安土さんの照明をとにかくたくさん吊る為の方法をひねっておりました。

今考えると、呆れるほどの動き出しの遅さと段取りの悪さなのですが、そこから何とか配線レール増設を請け負ってくれる電気業者を絞り出し、打合せをしながらレイアウトを決定し、コスト削減の為全てのパーツを自分で手配し、電気配線以外の取付け工事は全て自分で行う。という無茶な条件で工事を依頼しておりました。

そうしている間にDMが上がってきて大急ぎで宛名貼りをして郵便局に持ち込んで発送を済ませ。今度は電設部材や電球やらの手配をネットで行い、ネットの情報だけでは不安なモノはホームセンターに何度も行って買い揃えたりと個展の直前まで目まぐるしく準備に追われていました。

会期前日はお店はお休みにして朝から電気屋さんに工事に入っていただき、コスト削減のため私もお手伝いし、その傍らせっせと照明を組み立てて日付が変わる前には何とか120点全てを完成させて、その内50点ほどを店内に吊り下げました。完成した売り場は今まで見た事の無い圧巻の景色でした。

ご来店下さったお客様の最初の驚きやその後の目移りしながら楽しそうにアレコレと迷っていらっしゃる様子。最終的にコレだと思うものを選ばれて嬉しそうに帰って行かれるのを見ると、私自身も嬉しくなり『ホントに今回の個展をやってよかったなぁ』という思いと同時に、今回の為に配線レールを12m分も増設して、たくさん吊り下げた甲斐があったという充実感でいっぱいです。

ご来店いただいお客様や今回の為に頑張ってたくさんの品物をご用意いただいた安土さんに心から感謝です。ありがとうございます。そして今回は照明だけでなく食器類もたくさんご用意いただきました。新作のグラスから酒器や小鉢など、照明に負けず劣らず充実の品揃えです。こちらも選ぶのが大変そうなほどの多彩で個性豊かな品揃えで皆様を迷わせます。照明選びでちょっと疲れた方はこちらで癒されて下さい。

会期も2月25日までと残り僅かですが、一度にコレだけの数の中からお選びいただける機会はなかなかございません。今すぐ必要ではないけど将来自分の部屋に吊ってみたい。という方でも下調べのつもりでご来店下さい。PCやスマホの画面からでは絶対にわからない直に見た時にしか得られない感動と癒しが安土さんの照明にはあります。皆様のご来店をお待ちしております。

個展『安土 草多の灯り』を開催します。~最近の入荷のお知らせ。

気が付けばもう2月。東京を襲った2度の大雪で散々な目に遭いましたが何とか元気に営業しております。先月にも予告致しましたが、今年はMARKUS開業5周年のメモリアルイヤー(笑)という事で、例年以上に企画を仕込んでおりまして、2月はその第1弾として『吹きガラス 安土草多の灯り』を、今回は少し長めの 2月10日(土)~ 25日(日)の期間で開催します。【 会期前日の 9日(金)は売場準備の為お休みをいただきます 】

5周年を迎える2018年は色々と企画を入れていこうと考えたのが昨年の今頃で、ゴールデンウイークや秋の企画が先に決まり、2月か春先に何か出来ないものかと思案していた所、ガラス照明の暖かくて柔らかな光は夏より冬の方が人気があったな。とか、新生活シーズン前に照明ってアリだな。という割と短絡的な思考で照明の展示をやりたい。と思い至って、すぐ安土草多さんに相談したところ、OK!という事で実現しました。

こうやって書くと随分適当な感じですが、実はもっと前から安土さんには個展のお願いをしており、今回はタイミングと内容が上手く噛み合った。という事です。安土さんとはよく飲みの席でご一緒する事があるのですが、そこでいろんなアイデアや切っ掛けをいただきます。今でこそMARKUSで定番的に扱っている酒器も切っ掛けは安土さんでした。今回の照明の展示も何気ない安土さんとの世間話からヒントをいただいております。

安土さんの照明のファンは多く、よくお問い合わせをいただきます。普段は5~6点を展示して、無くなったら定番的に扱いたいモノと他の新しいモノと半々で差し替えていたのですが、ネットで調べたお客様から『アレの現物を見てみたい』というご要望をいただくようになり、私自身も店内いっぱいに安土さんの照明がぶら下がったら圧巻だろうな。と思っていたので今回の企画を安土さんにお願いしました。

安土さんのガラスは光を通す事で様々な表情を見せてくれます。それはうつわでも同じですが、特に照明の場合は通す光の種類によって表れる表情の質も異なります。太陽の光を通した時は瑞々しく透明感があり、混じり気の無い氷の塊のような涼やかとも言える表情をしており、明かりを灯すと一転して、優しく柔らかに揺らぐ光と影の表情が、ぼんやりと焚火を眺めているような穏やかな気持ちにさせてくれます。

今回の展示はペンダント照明のみの集積です。ペンダントランプとはその名の通り『吊り』照明なのですが、今回の展示ではこんな感じで『置き』での楽しみ方もご提案しております。直接テーブルなど家具の上に置くと熱によって変色したりする可能性があるので板などを1枚挟んだ方が無難ですが、光や影の揺らぎが接地面に映り込み『吊り』の時とは全く違う光と影の表情を楽しむ事ができます。

昨年の11月に安土さんの工房のある高山にお邪魔して、今回の展示に向けて全部で40種類ほど、およそ100数十点ほどのペンダントランプをお願いしております。カタチも大きさも様々でクラックと呼ばれるヒビ仕上げだったり泡が入った仕上げだったりガラスの表情も様々です。お部屋の中を飾るモノですから一旦ご自宅に帰って検討する時間もあった方がいいかと思い、今回は期間も長めに設定しております。

また、1種類当たりの数にも限りがありますので、完売してしまったモノに関してはご希望に応じて『受注生産』の形を取らせていただきたいと思っております。会期終了後でも後日改めてご注文いただけますので、今すぐでなくてもいい方も目に焼き付けてお帰り下さい。1ヶ所でこれだけの数の照明を一堂にご覧いただける迫力ある展示となっておりますのでこの機会をお見逃しなく。皆様のお越しをお待ちしております。

続きまして、入荷のお知らせを2つ。毎年年末年始にかけてうつわを届けて下さる、益子の岡本芳久さんから入荷がありました。昨年秋に鉢モノだけで第1便を届けて下さったのですが、今回は湯吞みと飯碗。そして新作の点打ち模様の7寸皿が各3色づつ入荷しています。前回秋に入荷した鉢モノは既に完売してしまっておりますので、今回は『新入荷』のようなフレッシュな気持ちで売場に並べました。

新作の7寸皿は岡本さんお得意の織部と瑠璃釉と灰釉の3色展開です。高台が広めで安定感があり、点打ちの模様も岡本さん独特のじわっと滲んだような柔らかな表情で優しい感じがします。深さもそこそこありますので、カレーやパスタ、炒め物など幅広い用途で活躍してくれます。岡本さんはだいたい毎年春に注文を入れて、その年の年末から年始にかけてお届け下さるので、この次の入荷は今年の冬になる予定です。

そしてもう一つ。昨年の11月の仕入旅で長野~岐阜~愛知~静岡と回って最後に立ち寄った、山梨県の河口湖周辺で作られたスズ竹のカゴやザルが早くも届きました。まだ青々として爽やかな竹の香りがするので春が来たような気分になります。一部のカゴザルの産地では高齢化が著しく供給力が縮小傾向にあるのですが、こちらでは60~70代ではまだまだ若手と言われる方々が元気に和気あいあいとカゴを編んでおります。

今回はソバザルと米とぎザルと呼ばれる深いもの。そしていわゆる市場カゴと呼ばれる手提げカゴの3種類です。蕎麦ザルと米とぎザルの編み方は山梨を訪れる2日前にうかがった戸隠の蕎麦ザルと同じ編み方で、底の中央を網代編みで組み、そこから渦のような編み方(編み方の呼び名があるのですが忘れてしまいました)に変わり、外側をござ編みにして立ち上げていきます。ずっと残っていてほしい伝統の技です。

個展のお知らせがメインとなって入荷のお知らせが少々かすんでしまいましたが、個展会期中も入荷があればInstagramやFacebookから随時ご紹介していきます。よろしくおい願い致します。

年内の入荷がだいたい出揃いました。~ 年末年始の営業

あっという間に今年も残すところあと10日ほどです。吉祥寺の街も普段より人が多く平日でも活気付いておりますが、私は喧騒から取り残されたようなMARKUSの店内で、のんびりと『あぁ、年末だな』としみじみ感じております。 …というのは妄想で、店内はもう大変な事になっております。

【年末年始の営業】
年内は12月30日(土)まで休まず営業します。(30日の営業は通常どおり 11:00~20:00)
年始は1月4日(木)11:00からの営業とさせていただきます。

という事で、ここ最近の苦行のような入荷ラッシュの品々をご紹介させていただきます。まずは今年もやってきました、しめ飾り。例年と同じものですが、毎年同じものをお求めになる方が多く、私自身もこのしめ飾りを大変気に入っているため今年もこの伊予のしめ飾り一択です。

茨城に工房を構える吹きガラスの河上 智美さんから大量のガラス器が届いております。いつもは毎年春先に注文したモノを、その年の年末から年明けにかけて2回くらいに分けて届けて下さるのですが、今回はドカンと一括、180点ほどを直接お持ちくださいました。

何日か前に『○○日にお持ちします』というご連絡はいただいていたのですが、いつも通り半分くらいだろうと暢気に構えていたら、まさかの全量180点。急遽大掛かりな売場替えとなりましたが何とか全て売場に収まりました。今回の入荷はコレでおしまいで次回はまた来年の今頃となりますので、気になる方はお早めに。

今回の入荷はグレーのモノも合わせて全部で32種類です。大体いつも定番的な継続品が全体の半分、残りを新作と過去の作品の中からのピックアップを半々。という割合でお願いしているのですが、今回の新作もとてもイイです。来年以降も継続して定番化したいモノばかりです。

河上さんのつくるモールで形づくられたガラスは透明感があり造形的にも美しく、そして華やかさがあります。もう目前に迫ったクリスマスや年末年始などの人が集う賑やかな食卓にはピッタリですしギフトにも大変喜ばれております。

島根県の白磁工房 石飛勲さんからも、今回は鉢モノを中心に追加の品物が届いております。前回10月に届いた分は湯吞みや醤油差しなど細々したとしたものが中心でしたが、今回の入荷分は9月に工房にお邪魔した際にアレコレと要望をお伝えしてきたものがカタチになって届きました。

今年の春に入荷した際に大変好評だったリム浅鉢に2パターンの装飾を加えていただきました。一つはリムに二本の筋目を入れて立体的にして感触も楽しめるようにしました。もう一つもリムに呉須で二本の線を引いて洋皿っぽく仕上げていただきました。朝食のスープやシリアルに似合いそうです。

同じく島根県の袖師窯さんからも様々なカタチのお皿や鉢が届いております。だいたい定番のモノが中心ですが、こちらでも9月にお邪魔した際に要望を出して実現したモノがあります。現地に行って作り手と直接お話をしながらお願いした品物が形になって手元に届くというのは何とも嬉しいモノです。

カップ類も何種類か届いております。今回はあえて湯吞みという形をとらずに、何にでも使えそうなフリーカップを選びました。もちろん湯吞みとして使ってもいいですしビールや焼酎なども楽しめます。当然ながらガラスと違ってお湯割りなど熱い飲み物も楽しめるが陶磁器のいいトコロです。

12月の初旬に先行して入荷していた信楽の八木橋 昇さんと益子の廣川 温さんに続いて、鈴木史子さんからも土鍋が届きました。鈴木さんの土鍋はやや浅めでほぼ寸胴な形で底が広いので、鍋料理だけでなく、ポトフやロールキャベツなど具がゴロッとしたお料理などで大変使いやすく便利です。

鈴木さんからは初めてのお取り扱いとなる耐熱のキャニスターも届いております。フタを載せればスタッキングできる保存容器として、一人分のグラタンや熱々のスープを作ったらフタを下皿にしてテーブルへ。といった感じで大変便利です。土鍋同様に鉄のような渋みのある黒と柔らかな印象の黄色の2色展開です。

そして今年の耐熱モノのトリは廣川 温さんから届いた片手鍋です。深いのと浅いのの2種類でこちらもMARKUSでは今回初めてのお取り扱いとなります。これで今シーズンの耐熱モノは全て揃いました。廣川さんの耐熱のうつわは季節を問わず大変人気で、今後は通年でお取り扱いしていこうかと検討中です。

11月に毎年恒例の大量入荷があった小島鉄平さんから、更に角小皿と六角小皿そして楕円鉢の追加入荷がありました。おかげ様で先月100点ほど入荷した分もかなり減ってしまい、売り場も少し縮小したところへ今回の入荷なので、まだまだMARKUSにおける小島鉄平さんの存在感は弱まりそうもありません。

前月入荷した分も7寸・8寸の大きめのお皿は残りわずかとなってしまいましたが4~6寸皿や角鉢、今回入荷した楕円皿や小皿類などはまだまだたっぷりあります。お目当ての柄の動物がいる内にお早目のどうぞ。まだしばらくは在庫はもちそうですが次はまた1年後の入荷となります。

最後は益子の蜂谷隆之さんから届いた筋目拭漆の多用椀です。黒と朱塗りの多用椀は通年でお取り扱いしておりますが、この筋目入りの拭漆多用椀は秋冬限定にしております。蜂谷さんにお願いすれば季節に関係なく作って下さると思うのですが、個人的にこの椀には寒い時期に具だくさんの豚汁を食べたくなる印象があるので、店主の独断と偏見で秋冬だけのお楽しみにしております。

実は今回のブログを書き始めたのが12日頃だったのですが、連日何かしら入荷があり、アレも載せなきゃコレも載せなきゃと、届いた品物を次々撮影して記事を書き足している内にこんな時期になってしまいました。もう今年の入荷はコレで打ち止めだと思います。年内は30日まで売り場いっぱいの品物で皆さまのお越しをお待ちしております。

今年も残すところあと少しです。少し気が早いですが、2017年もMARKUSをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い致します。

 

11月の入荷とお休みのお知らせ

雨降りが多かった10月と比べ、気持ちのいい秋晴れの日が続いており、例年より比較的暖かく感じるのは気のせいでしょうか。11月も半ばに差し掛かり今年も残すところ1ヶ月半。年末に向けて入荷が続いております。

品物のご紹介の前に、今月のお休みをお知らせ致します。

●11月20日(月)~ 22日(水) の3日間は連休をいただきます

今回の連休では長野~岐阜~愛知~静岡~山梨の5県をまたにかけて強行軍の仕入の旅に出掛けます。

まずは、長崎の小島鉄平さんからお馴染みの動物柄のスリップウェアが届きました。毎年秋になるとたくさんのスリップウェアを送って下さる小島さんですが、今回は大小様々でおよそ100以上ものうつわをご用意いただきました。小島さんとのお付き合いも4年になりますが、年々人気が高まっていくのを感じます。初期に比べると個性豊かな絵柄も増え、色んな絵柄を集めたくなる方も多いようです。

そして今回は初めての尺皿もお願いしました。今回の入荷では、4寸から8寸までの5つのサイズの平皿や角鉢・楕円鉢がテーブル上に所狭しと並んでおりますが、やはり尺皿は別格です。迫力が違います。直径約30㎝のお皿の上いっぱいにダイナミックに躍動感あふれる動物の絵柄が描かれている様はまさに圧巻です。この大きさならまだ実用的なサイズなので、仕舞い込まずにどんどん使って楽しんで下さい。

また、スリップウェアではなかなか難しい湯吞みや壺も今回初めて作っていただきました。コロンとしたフォルムがスリップの絵柄とも相性がよく、可愛らしさを際立たせています。手に収まる曲線やサイズ感がちょうどよく、お茶の時間が楽しくなりそうです。こちらもまた様々の動物が描かれ、柄違いでいくつか揃えたくなります。

今回は7寸と8寸皿が若干少なめで、8枚づつほどしか入ってこなかったのですが、もしかしたら年末か年明けまでにはもう一度入荷があるかもしれません。

そして少量ですが、益子の岡田崇人さんからも30点ほど届きました。ですが今回は年末年始の大皿料理に大活躍しそうな8寸皿や楕円皿など比較的大きなお皿が中心で、見応え充分なボリューム感です。特に楕円皿・楕円鉢は個展でも毎回人気が集中するうつわで、無理言って多めに分けていただきました。今回はお皿と鉢のみの入荷ですが、もしかしたら年内にマグや湯呑みなどを中心に小物の入荷もあるかもしれません。

続いて大分県別府の大谷健一さんから、こちらも過去最大のボリュームで竹細工のカゴやザルが届きました。これまでは丸や楕円形、長方形の底が深めのザルが中心でしたが、今回は初めての底が浅めの盛りザルや楕円と長方形のハコ型の収納モノをを2サイズづつ作っていただきました。形や大きさに応じてザルよりも細いヒゴで編んでいただいておりますが、がっしりしていて全く不安がありません。さすがの出来栄えです。

いつもの丸や楕円・角ザルは平たい底からフチにかけてググッと立ち上がる、深さのあるタイプで収納力のある浅めのカゴ。といった感じで野菜や果物の保存やパンを盛ったり食器の洗いカゴとして便利な形です。今回の浅いザルは全体に緩く窪んでおり、収納というよりお皿という感じです。お蕎麦やうどん、揚げ物やお鍋の時の具材を盛るザルとして見栄えもよく重宝します。色んな形を用途に応じて使い分けてみて下さい。

そしてハコ型の方は、台所周りやリビングなどの見える部分の見せる収納に使い勝手のいいサイズ展開を考えて作っていただきました。調味料や調理道具、日常的に使用頻度の高いお茶碗や湯呑、土瓶くらいならスッポリ収まります。パッと取り出せてスッと片づけられる。そんな感じで見せる収納としてスマートに使っていただけます。また、小ぶりな植木を2~3個並べて入れて飾ってもカッコ良さそうです。

岐阜県高山の安土草多さんからはガラスの酒器がたくさん届いております。成人になってから約20年と少し、ほとんど日本酒を飲む事が無かったのですが、MARKUSを始めてから何かと同業や作り手の方と日本酒を飲む機会が増え、日本酒の美味しさに気付いてしまいました。そうなると酒器にもこだわりたくなるもので、今年に入って秋田の白岩焼和兵衛窯の渡邉さん、島根の白磁工房の石飛さんにも酒器をお願いしています。

『酒器は酒好きに頼め』これは中目黒にある工芸と器のお店、SMLさんのディレクターである宇野さんからのお言葉ですが、安土さんは日本酒だけでなくスコッチも年代物やカスク、ワインもビンテージを嗜む酒好きで、酒器の製作を頼むにはうってつけの作り手です。という事で今回は日本酒用の酒器だけでなくショットグラスやロックグラス、ビアマグまで多種多様な酒飲みの為のグラスをご用意いただきました。

間もなくやってくる耐熱祭りに備えて稲藁の鍋敷きをご用意致しました。カタチは丸と三角。土瓶やポット、一人分のグラタン皿などにちょうどいい小と、ヤカンや土鍋などの大きなモノに使える大の2サイズです。三角の方は丸と比べて肉厚に編み込まれており、クッション性があってテーブルとの距離もできるため、アツアツの大鍋を置いても安心です。オニギリみたいでキッチンの隅っこにぶら下がっている様も可愛げがあります。

先月に入荷した銅のヤカンに続いてご紹介する銅の調理道具シリーズ。『純銅のおろし器』です。銅のヤカンと同じく新潟県の燕市にある新光金属さんの品物で、ネットでは入手困難と言われているとかいないとか。ボウル部分は職人さんが鎚目を入れて鍛えに鍛え、おろし部分も手作業でひとつひとつ目立てをして摺り心地良く仕上げられています。そしてこの形。ホントに便利なんです。とにかくたくさん大根を摺りたくなります。

最後に大物を。島根県の石州 嶋田窯さんより傘立てが届きました。こちらは昨年9月の島根仕入旅の際に現地で注文してきたモノなのですが、今回入荷した筒型の飛びカンナ模様のモノはMARKUSの開業以来ずっと店頭で使っている傘立てと同じモノです。よく売り物ですか?と聞かれる事があるので品揃えに加えました。直径27cmとコンパクトですがどっしりと安定感があり、狭い玄関先でもスッキリとして邪魔になりません。

こんな感じで年末に向けて入荷の勢いを増していくMARKUSです。来月にはいよいよ土鍋も出揃うと思います。入荷が続きすぎてお店に全て出し切れるか不安ですが多少店内が狭くなってでも出し切ります。ご期待ください。

秋になり、ぼちぼち色々入荷し始めました。

夏の間は割と入荷はおとなしめなMARKUSですが、涼しくなってくるにつれて入荷もだんだん活発になってきます。という事で秋深まる今日この頃、売り場の様子もだいぶ変わってきましたので、9月までさかのぼって直近までの入荷商品を一挙にご紹介いたします。9月と言っても後半からの分で、最近の入荷なのでどの品物もまだまだ在庫はございます。ご安心を。

まず最初は、益子の岡本芳久さん。いつもは割と年末に近い時期にお届けいただけるのですが、今回はかなり早い入荷で、三種三色の鉢と三色のマグカップが入荷しました。

今年はいつもより多めの注文をしておりまして、今回は第1便の入荷となります。恐らく第2便はいつも通り年末近くなってからの入荷となると思います。第1便の今回はこれまで人気のあった丸鉢・ドラ鉢・花形鉢の3種という鉢尽くしです。どれも見栄えよく使い勝手のいいカタチなので、岡本さんとの初めてのお取り引きからずっと注文させていただいております。第2便の方はほとんどが今回初めてのお取り扱いとなる新作で、品物が届くのが今からとても楽しみです。

そして飛騨の安土草多さんからも届いております。島根の仕入旅に出掛ける直前に届いたのでギリギリまだ最近の入荷です。(笑)前回初めて取り扱ってみた酒器が人気だったので今回もぐい呑みや片口などを多めにお願いしました。私自身この1~2年ほどで日本酒の美味しさがわかるようになったのですが、酒器もまた日本酒を美味しく楽しむための重要な要素の一つだと気が付きました。安土さんのガラス酒器は見た目より軽く、変わった形をしているモノもありますが手に取りやすく何よりお酒が進みます。

そして定番的なグラス類も届いております。安土さんの作品はかなり幅が広く、ちょっとした形やデザインの違いやサイズ展開が多岐にわたっていますので、毎回注文ごとに少しづつ内容を変えながらMARKUSの定番を模索していきたいと思っております。今回の入荷分、酒器も含む8種はまだ第1便で、残りの分は今月末頃には入荷すると思います。その中にもショットグラスやロックグラスといったお酒が進むガラスがが入っているはずなので、そちらもご期待ください。

安土さんの少し前ですが大分県 別府の大谷健一さんから竹細工のザルが届いております。以前から洗った食器を入れておいたり野菜や果物を盛っておくのに使いたい。という事でお求めになる方が多いのですが、最近はご自宅でパンやお菓子を焼かれる方が粗熱を取るのに使ったり、もちろん買ってきたパンを置いておく器としても使えるので、用途が多様化してきています。ガラスと同様に夏の涼し気なイメージがありますが、鍋の時だったり干し野菜をするのに使ったり意外と冬の方が出番が多いような気がします。

そして寒くなるにつれて人気が高まってくる漆器ですが、先週になって益子の蜂谷隆之さんから入荷があり、MARKUSが毎年冬の定番として扱っている漆器の汁椀が全て揃いました。2列目右の筋目の入った拭き漆の汁椀だけ、入荷直後に一気に無くなってしまいまして今は在庫ゼロです。すぐに追加をお願いしまして、年内にはもう1度入荷してきますのでしばらくお待ち下さい。入荷のお知らせをInstagramにアップしたとたん、お問い合わせをたくさんいただきまして、相変わらずの人気の高さを実感しております。

そしてこちらは今月に入って久しぶりの入荷となった、沖縄の登川 均さんのやちむんです。今年の年明け1番の入荷が登川さんからのやちむんで、それ以来の入荷ですので9か月ぶりとなります。それでもかなり早い入荷サイクルなのでとてもありがたいです。今回は50点ほどと若干少量ですが、4~8寸皿や6~7寸の浅鉢、マグカップや湯呑、人気のタタラ皿まで薄く広くという感じで多岐にわたっています。

特に今回のタタラ皿の中に少し深めの角皿があって、これがものすごく使いやすそうです。長辺の長さが26㎝あるので煮魚でも焼き魚でも大抵のお魚はすっぽり収まりますし、4㎝とそこそこ深さもありますので、おでんやポトフ、ロールキャベツといった具がゴロっとして汁のあるものなんかも合いますし、なんだったらカレーやパスタだってこのお皿でイケる便利な1枚です。と、さんざんオススメしていますが、青と緑それぞれ2枚づつしか入荷しておりませんので早い者勝ちですよ。

最後にこのブログを書いている最中に届いた最新ネタを二つ。以前からずっとやりたいと思っていた『猫つぐら』がついにMARKUSにやってきました。猫ちぐらと呼ぶ地域もありますが、こちらは猫つぐらです。もともとは人間の赤ん坊用に稲藁で編んだ揺りかごである『つぐら』が原型で、夏は涼しく冬は暖かい天然素材の猫のおうちです。

長野県北部と新潟県の県境に位置する栄村で作らており、米どころでもある栄村は冬は雪で閉ざされてしまうため農家の冬場の手仕事として、栄村産のコシヒカリの稲でひとつひとつ作られています。ひとつ作るのに使用する藁はコシヒカリ約20把で熟練の職人でも完成に1週間かかるそうです。残念ながら我が家には猫はいませんが、猫つぐら欲しさに猫を飼おうと真剣に考えた事があります。

お次は新潟の燕市から『銅のやかん』が入荷しました。実は最近、我が家のヤカンを独身時代から20年近く使っていた柳宗理のケトルから銅のヤカンに買い換えました。その使い心地の良さと美しさからお店でも銅のヤカンを取り扱う事にしました。

ヤカンはなかなか壊れる事がないので買い換え時が分からないモノのひとつですが、思い切って銅のヤカンに替えてみてはいかがでしょう?見てくれだけでなく、銅のヤカンは熱伝導率が圧倒的にいいのでお湯が沸くのが早く、水道水に含まれる塩素を分解除去したり除菌抗菌作用を持っていたり、人体に必要な銅分を摂取できたりと、なかなかの優れモノです。

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