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季節も変わり、安土草多さん(ガラス)入荷しました。

東京の桜の開花宣言は少し前に出たようですが、気候はまだまだ春と冬の境目を行ったり来たりしているようです。MARKUSの店内も年明けからの入荷ラッシュが一旦落ち着きまして、昨年末から長期にわたり猛プッシュしていた耐熱モノ祭りも季節の移り変わりとともに収束させ、今度はガラス祭りで皆様のお越しをお待ちしております。季節をひとつ飛び越えて、何となく初夏の装いですが、こうしてみると今すぐ欲しい品揃えです。

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これまでMARKUSでガラスと言えば茨城の『 河上 智美 』さんと岐阜の『 沖澤 康平 』さんのお二人でしたが、このたび新たに岐阜県 高山市で活動されている 『 安土 草多 』 さんが加わりました。今回の安土さんからの新入荷を機に売場の装いをガラッと変えたわけですが、せっかくなのでガラス特集という事で先月入荷したばかりの河上智美さんのガラスと、こちらも先月入荷の大谷健一さんの別府の竹細工も組み合わせて提案したところ、すっかり初夏の装いとなってしまった次第であります。

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4月になれば沖澤さんのガラスや大谷さんの竹細工の追加分も入荷する予定なので、このラインナップも今後さらに充実していきます。そして窓際では河上智美さんのグラス類と合わせて、週末にようやく入荷した木工のSemi-Aco(加賀 雅之)さんのPan皿・Onigiri皿・コースターも定位置で並んでおります。先日の3連休中に入荷したため告知が間に合わず、今日までに既にかなり減ってしまっております。スミマセン。

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そして、今回が初めてのお付き合いとなる 『 安土 草多 』 さんのご紹介です。1979年生まれの安土さんは、同じくガラス作家のお父様、『 安土 忠久 』 氏の指導のもと2001年より宙拭きガラス作りの修行に入り、2002年には現在の活動拠点となっている岐阜県 高山市に自身の窯を築き、若くして独立を果たします。また、2011年には日本民藝館展に入選するなど、精力的に活動している若手実力作家の一人です。

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安土さんの作品は何年か前から見知っていたものの、初めてお会いしてお話したのは昨年の 『 TOKYO CRAFT MAP 』 のパーティーの場でした。その後、9月に銀座松屋で行われた 『 銀座手仕事直売所 』 で再びお会いして、その会期中に2度ほど一緒に飲むことがあって、その時のノリと勢いでお付き合いする事になりました。まさに酒の席から始まった仕事。というやつです。(実際はそんな適当なモノじゃないですが。)

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写真では少しわかりにくいですが、安土さんの作るガラスはアンティークのような少し黄味がかった色をしていて、溶け始めた氷の塊のような透明感と奥行きのある揺らぎがあります。手にした際に感じる角のとれた丸みとぽってりとした厚みは安心感があり、日常使いには最適です。また、大きな特徴の一つとして、個々の品物が均一にならないように、あえて個性が出るよう一つ一つ微妙に表情を変えながら仕上げているそうです。

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そして今回は、初の試みとしてペンダントライトを4種類作っていただきました。安土さんのガラスで作られる照明は、ガラスそのものがもつ厚みや揺らぎで柔らかな優しい明りを作り出します。このペンダントライト1灯で、例えば読書ができるレベルまでお部屋を明るくする事はできませんが、この明かりが灯された空間は居心地のいい癒しの空間となるでしょう。また、昼間、明かりをつけていない時も太陽の光を通してゆらゆら揺れる光のオブジェのように、夜とはまた違った表情を楽しむ事ができます。

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最後に、先月に引き続きまして久しぶりの入荷となります。鹿児島の宋艸窯、竹ノ内 琢さんの 『しのぎ楕円鉢 』 が届きました。昨年1年間の空白を取り戻すかのように今年の入ってから続けて届けて下さっています。この楕円鉢は宋艸窯さんの作品の中でも隠れた人気商品で、大が¥8,640と中が¥6,480と、比較的高単価な割にはいつの間にか早々と完売してしまっています。程よい大きさと深さ、和でも洋でも中華でも食材を選ばず何でもこなしてくれる懐の深さというか使い勝手の良さが人気でギフトなどにも重宝しています。

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そして今年もやります 『 TOKYO CRAFT MAP 2016 』 。このお知らせを書いている最中、つい先程、2016年版のMAPが届きました。昨年の30店舗から更に参加店舗が増えまして、今年は40店舗の、東京で民藝・工藝・クラフト・手仕事の品々を扱うお店にご参加いただき、ひとつのマップに集結しました。今年の活動や詳細につきましては来週のお知らせの中で、4月の予定と合わせてあらためてご紹介します。さっそく本日より配布を開始しますのでご興味のある方は店頭でお声掛けください。

 

2016年もよろしくい願いします

例年よりもずいぶん暖かい年末年始で、いまひとつお正月らしさが感じられない2016年のスタートでしたが、MARKUSも今年は4日から営業を開始しております。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もMARKUSをよろしくお願い致します。

2016年の営業、最初の週。さっそく今年最初の入荷が届きましたのでご紹介させていただきます。

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まずは、茨城県で活動されている 『 河上 智美 』 さんからガラスのうつわがたくさん届きました。前回の入荷は昨年の11月末で、その時はタンブラーなどのグラス類がほとんどでしたが、今回はピッチャーやフタ物といった大物や保存容器、そしてプレートや鉢モノなどの食器類がメインとなっており、現在、とてもバラエティ豊かな品揃えとなっております。

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前回入荷したタンブラー類も一部を除き、まだひととおり揃っておりますので、ただいま店内はちょっとした小規模な個展レベルのボリューム感です。今回初めてここまでの物量でガラスのうつわを充実させましたが、夏場の涼しげな印象のガラスもいいですけど、これだけ揃うと、寒い季節に澄んだ空気の中で柔らかい冬の日差しにかざす、キリっとした透明感もいいものです。

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河上さんのつくるカラスは、ひとつひとつ異なる柔らかな曲線が作り出す造形的な美しさと、手にしたときに感じるぽってりとした安心感があり、使う楽しみだけでなく見た目にも楽しむ事ができるうつわです。

特別じゃない日常の中、一杯のお水を飲む行為もちょっとだけ嬉しくなる。そんなガラスです。

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そしてもうひと方、昨年の11月からお付き合いが始まった、兵庫県 丹波篠山で木工・漆器の制作をされている 『 野澤 裕樹 』 さんから、前回入荷してすぐ完売してしまった 『 栗拭漆布着椀 』 が再入荷しました。もともと数量限定だったのですが常連様からのリクエストをいただき、野澤さんに問い合わせをしたところ、たまたま在庫があったのを全ていただいてしまいました。という事で本当にこれが最後です。

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もうひとつ。ナラ材を使った拭漆のお盆も届きました。荒く挽いてあえてロクロの跡を残した上から拭き漆を施してナラ独特の木目やロクロ跡を際立たせ、アクセントとして縁の部分に布を貼り朱漆を施した、野澤さん独自の感性が光る美しい作品です。
縁の立ち上がりの曲線や角度が絶妙で薄くても手に取りやすく、直径で27㎝とこれまた絶妙なサイズなので、お盆としてだけでなく普通にプレートとしてもお使いいただけます。

河上智美さんのガラスとしめ飾り

12月に入りました。あっという間に今年も終わります。街はもうクリスマスの雰囲気が漂っていますが、今年はどこか控えめに感じます。ハロウィンで盛り上がりすぎたせいでしょうか。
MARKUSも12月に入り徐々に店頭の顔ぶれも変わってきておりまして、今週は茨城県で活動されているガラス作家の 『 河上 智美 』 さんからおよそ1年ぶりの入荷がありました。

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今回はグラスを中心とした品揃えで、5種類のグラスをそれぞれクリアとグレーの2色の色付けで作っていただきました。昨年はこの2色以外にもブルーやオリーブグリーンなどの色付けも作っていただき、河上さん独特のカラーバリエーションをご紹介しましたが、今回は2色に絞る事で、その分カタチのバリエーションを増やしてみました。世間ではここ数年、クリアでシンプルなグラスの方が人気があるようですが、河上さんの作り出す様々なシェイプのガラスにはこのような落ち着いたトーンの色ガラスが似合うような気がします。

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グラス以外にも今回は初めてのピッチャーや小鉢も入荷しており、売場の中で存在感を増しています。また、今回の入荷分以外にも大きいサイズのプレートや鉢物、ピッチャーやフタ物などもお願いしておりますので、年末か年明けには第2便として入荷する予定です。冬場のガラスはどこか寒々しいと見られがちですが、河上さんの作るガラスは食卓をパッと華やかに明るく演出してくれる軽やかさと上品さがあります。

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続きまして、今年も入荷しました。お正月のしめ飾り。昨年までは宮崎県 高千穂の鶴と亀の藁細工でしたが、どうにも入手が困難になってしまいまして、今年は愛媛県の西予のモノです。
作り手は愛媛県西予市宇和町で農家を営む上甲さんという方で、しめ飾り用に稲を田植えし、傷つけないように手で刈り取って、丁寧に干して作られた藁は艶やかでとても美しいです。白米と古代米の2種類の稲穂はずっしりと重みがあり実りある1年を連想させ、上部には上甲さんのオリジナルで縁起のいい宝結びをあしらっていただきました。

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そして、今年もあります鶴と亀の藁細工。こういった縁起モノのモチーフは昨年の高千穂だけでなく、どうやら他の地方でも作られているようで、愛媛の上甲さんも作っておられたので一緒にお願いしました。
まだ青々とした藁で作られた鶴と亀は力がみなぎっているように見え、まさに健康と繁栄の象徴であるかのようです。裏側にはタコ糸の輪っかもついていますので置きでも壁掛けでも飾っておけます。お正月だけ飾っておくのももったいないですし、地方によっては1年中飾っておく風習もあるようで、次のお正月に新しいものと取り換えたら、古いものは神社の御神火でお焚き上げして下さい。

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最後に、ストーブを出しました。昨年の領収書を見たら最初に灯油を買ったのが12月9日だったようで、今年は1週間早い登場です。ここ最近の原油安に乗じて既に年内いっぱいは持つくらいの灯油は購入済みです。歳を取るにつれ年々寒がりになってくるワタクシですが、この冬もコイツにはガッツリお世話になります。

さて、いよいよ来週~再来週には待ちに待った土鍋や耐熱モノの入荷が続きます。今年の土鍋は3人の作り手にお願いしております。MARKUSがオススメする三者三様の土鍋や耐熱のうつわにご期待下さい。
そして鍋と一緒に用意しておきたいオススメの調味料も入荷します。入荷次第、順次ご紹介していきますので今後のお知らせもお見逃しなく。

今週の入荷いろいろ

個展『岡田崇人の仕事』の延長戦も終了して、昨日は残った作品をお返しするため益子まで行ってきました。定番の品物や新作で今後定番化されるモノなど、一部の品物は引き続き店頭で販売させていただきますので、まだまだしばらくは岡田 崇人さんの作品はご覧いただけます。

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今週は、個展が明けて個展用の品物をお返しして店内がスッキリしてしまったところへ絶妙なタイミングで3人の作り手の方々から入荷があり、賑やかさを取り戻しました。

まずは、岐阜県の飛騨で活動されている 『 沖澤 康平 』 さんのガラスです。並べてみると、ちょうど先月末に入荷した沖縄の壱岐 幸二さんの染付の器と相性が良かったので、お二人の作品を一緒に展示してみました。沖澤さんのガラスは独特のゆらぎと透明感があり、涼しげな壱岐さんの染付との組み合わせで、間もなくやってくる夏らしい売り場となりました。

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ガラスの写真を撮るのはなかなか難しく、本当は天気のいい日に太陽の光をかざすように撮るのが一番キレイにガラスの透明感や揺らぎを表現するにはいいのでしょうけれど、あいにくの雨続きで太陽が顔を出すのを待っている訳にもいかず、今回はあえて逆を行き、照明を全て落として落ち着いたトーンで撮ってみました。

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お次は、昨日、岡田さんの作業場にうかがったついでにご近所にお住まいの漆作家 『 蜂谷 隆之 』 さんのお宅にお邪魔して持ち帰ってきた人気の『 筒鉢 』 です。今年の春以降ずっと欠品しておりましたが、ようやく朱と黒が揃いました。

MARKUS唯一の漆器の作家さんで、岡田さんの個展で味をしめたMARKUSが次のターゲットとして考えている作家さんの一人でもあり、昨日は世間話程度にそのあたりのご相談もしてきました。また、今年の冬に向けてMARKUS別注のお椀もお願いしており、今後のお付き合いが楽しみな作家さんです。

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最後に、現在、千葉県の館山で作陶されている 『 志村 和晃 』 さんのうつわです。初回の入荷がちょうど昨年の今頃で、その頃はまだ益子で活動されていて、昨年の8月に活動の場を故郷の千葉に移して間もなく1年になります。今回は涼しげな瑠璃釉のみの入荷ですが、人気の粉引きや淡黄釉もお願いしているので、今後引き続き入荷すると思います。

今週の入荷はこんな感じです。ジメジメと嫌な天気が続きますがMARKUSの店内は一足早く夏の装いに変わってきております。今後もご期待ください。

 

河上智美さんのガラスといろいろ

お正月ムードもすっかり無くなり、世間は早々と通常モードに切り替わっているようですね。厳しい寒さに人影もまばらな
吉祥寺ものんびりしたものです。そうかと思えば今週末は成人式を控えた3連休です。20年以上も前に成人式を終えた
私の若かりし頃は、20年後にまさか東京で、それも吉祥寺で自分のお店を持つなんて夢にも思っていませんでした。

 そんな今日この頃、昨年末に入荷した 『 河上 智美 』 さんのガラスの残りの分が入荷してまいりました。ちょうど昨年の
今頃に茨城県にある河上さんの工房にお邪魔して、初回のご注文をさせていただいた分が、これで全て揃いました。

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初回の入荷は昨年の4月にレトロというシリーズのタンブラーを中心とした入荷でしたが、前回12月末と今回の入荷分は
イチゴという河上さんの個展などでは非常に人気の高いシリーズのグラスが2型、ボウル型の鉢と楕円型のプレートが、
それぞれ3色づつと、初回で入荷したレトロのシリーズの鉢モノが3型、各3色づつ入荷しております。
どれも光を透すことで映し出される色の重なりが美しく、天気のいい日に使いたくなる爽やかで楽しいガラスの器たちです。

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 そして今回は色ガラスだけでなくクリアーの鉢モノと蓋モノが、それぞれ2型づつ届いております。特に蓋モノのひとつ、
イチゴシリーズの本体に木の蓋を載せた物はMARKUSの別注品で、木の蓋がベレー帽のような感じになって、何とも
可愛らしい仕上がりになりました。
ガラスは夏。というイメージがあるかもしれませんが、冬の澄んだ空気の中、柔らかな日差しを通す透明感のあるガラスも
いいものですよ。お好きな方はこの機会にぜひ。

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更にこんな変化球を用意してみました。 鹿児島県の西側、東シナ海に浮かぶ離島、甑島(こしきじま)産の 『椿油 』 です。
椿油と言えば伊豆大島や鹿児島の桜島が有名ですが、この甑島でも色ツヤ・なめらかさ・香り、ともに上質な椿油を地元の
お母さん達が丁寧に作っています。昨年秋に収穫された実の種を搾り、年末に瓶詰めされた物を送っていただきました。

無添加の天然100%の椿油は食用や ヘアケア・スキンケア・ボディケアなど、古くは平安時代から日本人に親しまれて
きました。保湿力が非常に高いのになめらかでサラッとしているので、最近ではマッサージオイルやリップグロスとしても
使われています。今回は持ち運びにも便利で、非常に使いやすいスポイトタイプの30ml (¥1,000)と、髪の毛から全身
まで、日常的にたっぷり使う方向けの100ml (¥1,800)の2サイズご用意しました。

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最後に、千葉県袖ヶ浦で養蜂業を営む 『坊ノ内養蜂園』 の鈴木さんから、3種類の蜂蜜が届きました。今回はこれまでの
定番だった烏山椒 ・ アカシアに加え、柔らかい香りと甘さの 『 野の花 』 が入荷しました。また、今回の入荷分で、人気の
アカシアはしばらくお休みで、次に採れるのは5月から6月頃になるそうです。また、その頃には昨年の夏までお取扱いの
あった 『 山桜 』 も採れるそうで、今から楽しみです。

 

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