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個展『安土 草多の灯り』を開催します。~最近の入荷のお知らせ。

気が付けばもう2月。東京を襲った2度の大雪で散々な目に遭いましたが何とか元気に営業しております。先月にも予告致しましたが、今年はMARKUS開業5周年のメモリアルイヤー(笑)という事で、例年以上に企画を仕込んでおりまして、2月はその第1弾として『吹きガラス 安土草多の灯り』を、今回は少し長めの 2月10日(土)~ 25日(日)の期間で開催します。【 会期前日の 9日(金)は売場準備の為お休みをいただきます 】

5周年を迎える2018年は色々と企画を入れていこうと考えたのが昨年の今頃で、ゴールデンウイークや秋の企画が先に決まり、2月か春先に何か出来ないものかと思案していた所、ガラス照明の暖かくて柔らかな光は夏より冬の方が人気があったな。とか、新生活シーズン前に照明ってアリだな。という割と短絡的な思考で照明の展示をやりたい。と思い至って、すぐ安土草多さんに相談したところ、OK!という事で実現しました。

こうやって書くと随分適当な感じですが、実はもっと前から安土さんには個展のお願いをしており、今回はタイミングと内容が上手く噛み合った。という事です。安土さんとはよく飲みの席でご一緒する事があるのですが、そこでいろんなアイデアや切っ掛けをいただきます。今でこそMARKUSで定番的に扱っている酒器も切っ掛けは安土さんでした。今回の照明の展示も何気ない安土さんとの世間話からヒントをいただいております。

安土さんの照明のファンは多く、よくお問い合わせをいただきます。普段は5~6点を展示して、無くなったら定番的に扱いたいモノと他の新しいモノと半々で差し替えていたのですが、ネットで調べたお客様から『アレの現物を見てみたい』というご要望をいただくようになり、私自身も店内いっぱいに安土さんの照明がぶら下がったら圧巻だろうな。と思っていたので今回の企画を安土さんにお願いしました。

安土さんのガラスは光を通す事で様々な表情を見せてくれます。それはうつわでも同じですが、特に照明の場合は通す光の種類によって表れる表情の質も異なります。太陽の光を通した時は瑞々しく透明感があり、混じり気の無い氷の塊のような涼やかとも言える表情をしており、明かりを灯すと一転して、優しく柔らかに揺らぐ光と影の表情が、ぼんやりと焚火を眺めているような穏やかな気持ちにさせてくれます。

今回の展示はペンダント照明のみの集積です。ペンダントランプとはその名の通り『吊り』照明なのですが、今回の展示ではこんな感じで『置き』での楽しみ方もご提案しております。直接テーブルなど家具の上に置くと熱によって変色したりする可能性があるので板などを1枚挟んだ方が無難ですが、光や影の揺らぎが接地面に映り込み『吊り』の時とは全く違う光と影の表情を楽しむ事ができます。

昨年の11月に安土さんの工房のある高山にお邪魔して、今回の展示に向けて全部で40種類ほど、およそ100数十点ほどのペンダントランプをお願いしております。カタチも大きさも様々でクラックと呼ばれるヒビ仕上げだったり泡が入った仕上げだったりガラスの表情も様々です。お部屋の中を飾るモノですから一旦ご自宅に帰って検討する時間もあった方がいいかと思い、今回は期間も長めに設定しております。

また、1種類当たりの数にも限りがありますので、完売してしまったモノに関してはご希望に応じて『受注生産』の形を取らせていただきたいと思っております。会期終了後でも後日改めてご注文いただけますので、今すぐでなくてもいい方も目に焼き付けてお帰り下さい。1ヶ所でこれだけの数の照明を一堂にご覧いただける迫力ある展示となっておりますのでこの機会をお見逃しなく。皆様のお越しをお待ちしております。

続きまして、入荷のお知らせを2つ。毎年年末年始にかけてうつわを届けて下さる、益子の岡本芳久さんから入荷がありました。昨年秋に鉢モノだけで第1便を届けて下さったのですが、今回は湯吞みと飯碗。そして新作の点打ち模様の7寸皿が各3色づつ入荷しています。前回秋に入荷した鉢モノは既に完売してしまっておりますので、今回は『新入荷』のようなフレッシュな気持ちで売場に並べました。

新作の7寸皿は岡本さんお得意の織部と瑠璃釉と灰釉の3色展開です。高台が広めで安定感があり、点打ちの模様も岡本さん独特のじわっと滲んだような柔らかな表情で優しい感じがします。深さもそこそこありますので、カレーやパスタ、炒め物など幅広い用途で活躍してくれます。岡本さんはだいたい毎年春に注文を入れて、その年の年末から年始にかけてお届け下さるので、この次の入荷は今年の冬になる予定です。

そしてもう一つ。昨年の11月の仕入旅で長野~岐阜~愛知~静岡と回って最後に立ち寄った、山梨県の河口湖周辺で作られたスズ竹のカゴやザルが早くも届きました。まだ青々として爽やかな竹の香りがするので春が来たような気分になります。一部のカゴザルの産地では高齢化が著しく供給力が縮小傾向にあるのですが、こちらでは60~70代ではまだまだ若手と言われる方々が元気に和気あいあいとカゴを編んでおります。

今回はソバザルと米とぎザルと呼ばれる深いもの。そしていわゆる市場カゴと呼ばれる手提げカゴの3種類です。蕎麦ザルと米とぎザルの編み方は山梨を訪れる2日前にうかがった戸隠の蕎麦ザルと同じ編み方で、底の中央を網代編みで組み、そこから渦のような編み方(編み方の呼び名があるのですが忘れてしまいました)に変わり、外側をござ編みにして立ち上げていきます。ずっと残っていてほしい伝統の技です。

個展のお知らせがメインとなって入荷のお知らせが少々かすんでしまいましたが、個展会期中も入荷があればInstagramやFacebookから随時ご紹介していきます。よろしくおい願い致します。

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