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益子へ行ってきました

先日、11月5・6日とお休みをいただきまして、5日は栃木県の益子で行われている陶器市に行ってきました。
益子の陶器市は1966年(昭和41年)から始まり、例年、春のゴールデンウイークと秋の11月の初旬に開催されています。
約50の店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼などの日用品から 美術品レベルのものまで販売されます。

MARKUSともお付き合いのある作家さんも何人か出展されており、ご挨拶もかねて仕入と新規開拓のために行ってきました。
毎回、初日の朝イチで行っていたのですが、今回は最終日で平日という事もあり、いつもより人は少なめでじっくり見て回る
事ができました。

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まず最初に、オープン以来、漆器でお世話になっている蜂谷 隆之さんのテントに行ってきました。
たまたまMARKUSのお客様からこの2日前に蜂谷さんの器の注文を受けており、事前に蜂谷さんに連絡して
この場で受け取ることになっていたため、真っ先にうかがいました。

ついでに仕入れもして行こうと思い、以前から扱いたかった『あさがお鉢』と最近問い合わせが多い合鹿椀型の『多用椀』
をそれぞれ朱と黒をいただいて帰りました。奥に写っているのはその時伝票を書いて下さっている蜂谷さんご本人です。
待っている間、目の前の火鉢のヤカンで淹れたコーヒーをいただきました。

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蜂谷さんの後に、何人かの作家さんのテントにお邪魔した後に、今回の大きな目的の一つである岡田 崇人さんの
テントに行ってきました。岡田さんはMARKUSでも非常に人気の高い作家さんで、入手困難な状況になっています。

現在までに注文しているうつわの進行業況や新作・近況についておうかがいするのと、自分用の買い物をする為に、
随分と長くおしゃべりしてしまいました。

この日、お付き合いのある方、無い方、はじめてご挨拶させていただく方など、何人もの作家さんとお話ししましたが、
行く先々で、『岡田さんのところにはもう行ったの?』と、聞かれました。朝イチで行った蜂谷さんにも 『岡田っちは?』
と、聞かれたくらいで、MARKUSと岡田さんの関係は作家さんの間で知れ渡っているのか?と、思ってしまいました。
初めてご挨拶させていただいた作家さんにも言われたので、『えっ!MARKUSをご存じで?』と、喜んでしまいました。

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続いて、プラプラと寄り道しながら次におうかがいしたのは、こちらもMARKUSオープン以来お世話になっている
原 泰弘さんのテントです。原さんは器というよりも道具をメインで作る方で、どっしりとしたすり鉢が非常に人気があります。

そして原さんは陶芸家でありながら、うつわを焼くための登り窯を作る職人さんでもあります。
2011年の震災で益子や周辺の登り窯も甚大な被害を受けてしまい、以来、原さんも各地の修復作業に追われてご自身の
作品作りも年に2回、この陶器市に合わせて焼くのみという状況となりました。

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本来であれば夏の終わり頃までに事前にお願いしておけば、注文分をこのタイミングまでに焼いて下さるのですが、
今回の陶器市のテントで初めて見る色の釉薬や、いままで見た事の無かった土瓶などを出展してらしたので、思わず
この場で仕入をさせていただきました。

ちなみに原さんからも 『岡田さんのとこは行った?』と聞かれました。さらに『岡田さんがやってる象嵌や掻き落としは
大変だからねぇ。』と、まるで私が岡田さんに納品の催促をして来たのをわかっていたかのような口ぶりでした。 怖い。

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同行していた妻からは苦笑されたのですが、今回どうしても行ってお話ししておきたかったのが、大塚はにわ店さん。
MARKUSでオープン以来取り扱っているはにわはこちらのもので、現在は小型のものを6種類ほど扱っております。

以前よりMARKUSには根強いはにわファンの方が多くいらっしゃいまして、『もっと無いの?』というお声をいただいて
おりました。少し前に古墳ブームというニュースを見て、『これは拡大するべきか?』と私のはにわ熱に再び火が付き、
今回あらためてリサーチしてきました。

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うって変わって翌日6日は、まず朝イチで年末仕向けて包装紙や紙袋などの資材の買い出しに浅草橋のシモジマへ。
そのあと東京ビックサイトで行われているIFFT interior lifestyle living という展示会へ。MARKUSで扱っている商品
にはあまり関係なさそうに見えますが、ハイエンドのデザインプロダクトの業界でも地場産業や天然素材・手仕事を活かした
クラフト的な観点でのモノづくりが見直されており、市場のトレンドを知る意味でも意外と得るものが多い展示会なのです。

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以前、会社勤めでバイヤーをしていた頃から、かれこれ10年くらい毎年この展示会には来ていますが、じっくり見ていると
こんなものに出会えたりします。

真鍮という素材でカトラリーなどを、ひとつひとつ手で打って作っている菊池 流架さんという作家さんのブランドなのですが、
これまで、クラフト系や民芸系のお店で何度かお見かけしていました。ご本人とも何度かお話しさせていただいた事もある
のですが、最近は完全な手作業だけでなくIndustrial Productとして機械を使った製品も作られているそうで、この場で
発表されていました。

 

この後は、今後お取扱いをお願いしたいと思っている作家さんの作品展へ。ここのお店の方とはこの前日に益子で何度も
ニアミスしており、行く先々で『さっき〇〇さん来てたよ。』と言われ、〇〇さんでも 『さっきMARKUSさん来てたよ。』 と、
言われたそうで、『原さんのところでお見かけしましたよ』 とか 『同業者は見たらわかるよね』などと盛り上がってしまいました。

と、まぁこんな感じで、開店以来初めていただいた2連休ですが、ガッツリ仕事で有意義に過ごさせていただきました。
今月はもう1回、16日(土)に大阪・堺で行われるクラフトフェアに行っています。そこでの様子もこの場を借りてご報告
させていただきます。

 

 

 

 

 

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