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日々のモノ・コト

団扇と扇子 いろいろ

6月も中盤に差し掛かり梅雨全開という日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ジメジメとした長雨の毎日も、
あともうしばらく我慢したら夏がやってきます。MARKUSで夏の小道具と言えば、蚊遣り器 ・ 日傘 ・ 手ぬぐいが定番ですが、
今年は団扇を充実させて、『 日本三大うちわ 』 を揃えてみました。

まずは、昨年からのお取扱商品のおさらい。香川県の名産、丸亀うちわです。丸亀うちわの起源は古く、1600年代前半、
金毘羅参りのお土産品として、金毘羅大権現の別当である金光院の住職の発案で作られたのが始まりと言われ、今では
国内の竹うちわ生産の8~9割を占めるトップシェアとなっています。

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MARKUSでは、明治以降から丸亀うちわの定番の形である 『 平柄うちわ 』 をアレンジした2種類を取り扱っております。
両方ともMARKUSでオープン以来お世話になっている  『 五八PRODUCTS 』 さんのデザインで、そのうちの一つである
『 Ojigi 』 は、うちわを手に持ってあおぐ時に、ちょうど自分の正面に来るよう角度をつけて使いやすくなっており、それが
認められ、2010年にグッドデザイン賞特別賞を受賞しました。

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日本三大うちわの二つ目の 『 京うちわ 』 も、五八さんのデザインで 『 Ojigi 』 スタイルを用いられたアレンジをされています。
『 京うちわ 』 最大の特徴である 『 挿柄 』 を活かして、団扇の面いっぱいに金魚と貝殻の模様が涼しげに広がっています。

日本三大うちわの三つ目は、千葉県館山市の 『 房州うちわ 』 です。房州うちわの歴史は丸亀・京よりも比較的浅く、明治が
始まりと言われています。特徴は柄の部分にあり、丸亀は扇部分と一体となった平柄。京は扇部分とは別素材となる挿柄。
そして房州うちわは扇部分と一体となった丸柄で、骨の数は48~96本と非常に細かい職人技を見る事ができます。

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 MARKUSで取り扱っている房州うちわは、扇部分に型染め作家の巨匠、『柚木沙弥郎』さんによる絵柄を使用されています。
柚木沙弥郎さんは1922年生まれ、90歳を超えた今でも現役で精力的に活動されている作家さんです。型染めの人間国宝
である芹沢銈介に学び、民芸運動の影響を大きく受け、その味わいを色濃く残しております。大胆な色彩や絵画的主題には
暖かさとユーモアがにじみ出ており、うちわとしての実用的な用途だけでなく、1枚の絵画として楽しむこともできる作品です。

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最後に型染めの京扇子。こちらも昨年よりお取扱いしておりますが、実は季節を問わず1年通して人気のある商品です。
1718年創業の京扇子の老舗 『山岡白竹堂 』 の扇子に、型染め作家の 『 関 美穂子 』 さんによる昆虫と植物の絵柄で
染め上げられた型染め和紙を張り、熟練の職人の手によって仕上げられています。大胆な構図でありながら控え目な
色使いの絵柄は和装はもちろん普段着の気軽なお出かけにも合い、男女問わず幅広い年齢層の方に人気があります。

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最後にうちわではありませんが、再入荷のお知らせ。毎回少量の入荷の為に常に欠品状態の信楽(滋賀県)で作陶されて
いる『清岡 幸道』さんの耐火陶器のフライパンが入荷しております。一人前をコンロで調理して、オーブンで焼き目を付けて
アツアツをそのままテーブルに出しても見栄えする、うつわとしても楽しめる便利なフライパンです。最近は国内のみならず
海外の展示会にも出品され、人気を集めているそうです。

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