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志村 和晃さん(千葉県)の器が入荷しました。

激しかった2週連続の台風も過ぎ去って穏やかな秋晴れとなった10月中旬、千葉県の館山で作陶されている志村 和晃さん
が、以前よりお願いしていた器を千葉からわざわざ直接お持ちいただきました。

志村さんとは今年の5月の益子の陶器市からのお付合いで、7月に先行して初回の入荷があり、今回の入荷でMARKUSが
お願いした全ラインナップが揃いました。前回入荷分も大変ご好評いただきましてほとんど無くなってしまっていたところへ、
今回はおよそ100点の品物をお持ちいただき、充実の品揃えとなっております。

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志村さんについては前回の入荷の際にもご紹介しましたが、あらためてもう一度。
1979年 千葉県館山市のご出身で都内のデザイン系専門学校を卒業後に社会に出たものの、25歳の時に 『 本当に自分
のやりたい事は何か 』 を自らに問い、陶芸を志し京都の伝統剛芸専門学校へ進み、ろくろと絵付けを学びました。その後
2006年より石川県の九谷焼の工房で修業し、2008年より益子に移り更に修行を重ねた後、2012年に独立を果たしました。

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独立して3年目でまだまだ若手と言える志村さんですが、京都で焼き物の基礎を学び、九谷で感性を磨いて、益子で大きく
開花したその作風は、京都や九谷で培った染付や鉄絵などの技法から、様々な釉薬を使いこなすなど非常に幅広いです。
そんな中でも一貫して意識しているのが 『うつわは料理の引き立て役である』 という考え方で、ご自身も料理好きだけあって
常に料理が美味しく見える器づくりを心がけて作陶されているそうです。

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今年の7月に最後の修行の地である栃木県の益子を離れ、活動の場を生まれ故郷の千葉県館山に移しました。今回の入荷
の中には地元館山に新たに築いた窯で初めて取り組んだ作品もあり、以前から志村さんの作品をご存知の方も新たな発見
となる品揃えとなっているのではないでしょうか。

特に深みのあるブルーが美しい瑠璃釉は、釉薬自体は以前から使っていたものの、今回のMARKUSへの入荷分で初めて
作っていただいた形とバリエーションです。

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 もともとは既存の黄色い釉薬のラインナップしか作っていなかったシリーズなのですが、陶器市の会場でこの瑠璃釉を見た
時に、黄色の淡黄釉と青い瑠璃釉を2色展開で並べた売場を想像したら『ぜひ実現して見てみたい』と強烈に思ってしまい、
無理言ってお願いしたものです。

今回こうして2色のうつわが揃って、自分のイメージ通りで大変満足な出来栄えに、売場陳列が終わった後もしばし見とれて
しまいました。ぜひ多くのお客様にもこの2色の釉薬を楽しんでいただきたいと思っております。

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また、今回の入荷分は前述のとおり、千葉に移って新しい窯でつくった作品なので、前回までの益子の窯で作った作品とは
若干表情の異なる器もございます。

前回入荷した粉引の器は、より白が強く、見た目に光沢の無いサラッとした印象であったのに対して、今回入荷した粉引は
光沢があり、灰釉のように釉薬のたまりができ、色目も渋めになっております。移転前までと釉薬の調合は基本的には変えて
おらず、以前の質感に近づけるよう研究もして下さっているのですが、これはこれで質感に深みがあって個人的には好きな
ので、このまま販売する事に致しました。もし以前に粉引をご購入で買い足しをお考えの方は現物を見てからご検討下さい。

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納品に来て下さった際に記念撮影させていただきました。見た目どおりのほんわかとした穏やかなお人柄で、ガッチリとした
体格で、益子にいた頃は作家仲間とフットサルを楽しんでいたという肉体派です。

 

 

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