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新しい陳列棚と新しい品物が届きました。

あっという間にもう10月です。秋らしい爽やかで過ごしやすい日が続いておりますが、10月にもなると今年も残すところあと3ヶ月と、年末へのカウントダウンが始まったようでなんだか落ち着きがなくなってきます。
そんな今日この頃、年末商戦に備えて(特にそういう訳でもないのですが)新しい陳列棚と新たにお付き合いが始まった作り手の箒が届きました。

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MARKUSをオープンする際、品揃えの主力にうつわを持ってくることは決めていたのですが、基本はセレクトショップなので、いわゆる 『 うつわ屋 』 さんのように古い水屋箪笥などを置いて店内に重厚感を出すより、何屋かわからない倉庫のようなラフな店内にしたかったので、あえて水屋箪笥は店づくりから外しまました。
ですが、お店も2年経って個展もやるようになり、ガッツリうつわを扱っていく
内に、漆器や高額な品物などのある程度落ち着いた雰囲気で提案したい品物を陳列するには 『 やっぱり要るなぁ』と思うようになり、ここ半年くらい物色しておりました。

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これまで何件も家具屋さんや古道具屋さんを回ったりネットで探したりして、なかなか条件に合ってグッと来るものに巡り会えなかったのですが、先日ネットで、私の地元である静岡の、それも実家から車で10分程度のところにある家具屋さんにあるこの棚を見つけて、9月中頃に現物を見に行ってそのまま購入してしまいました。
9月末に届いたのですが、設置してみるとこの落ち着いた雰囲気と存在感。イイです。そして品物を陳列してみるとやはり見栄えが違います。表情がグッと引き締まります。これから寒くなるにつれて土鍋や大物のうつわ等も入荷しますのでいいタイミングで導入できてよかったです。きっとこれから大活躍してくれる事でしょう。

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こちらは今回新たにお付き合いが始まった、長野県の 『 米澤ほうき工房 』 さんが作る松本箒です。松本箒の歴史は江戸時代まで遡り、慶応年間からおよそ150年近く続く伝統工芸です。
文献では松本市南部の野溝地区に「ホウキグサ」の種が江戸から持ち込まれ、栽培と製造が始まったとされます。箒のサイズは様々あり、主流は片手で掃ける長さ九十センチほどの手箒で戦後間もない頃には松本市内だけでも120~130軒で箒が作られていたといわれていますが、現在は数軒のみだそうです。

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『 米澤ほうき工房 』 さんは日本でも珍しい箒の材料となるホウキモロコシを自ら栽培し、それを箒に仕上げている農家であり職人でもあり現在はご家族3人で箒の制作をしています。米澤さんのモロコシはふんわりと柔らかく粘りがあります。掃き心地も柔らかく耐久性が高いため10年以上は使い続けることができ長年使い込んだ箒はアメ色に変化し何とも言えない風情があります。
今回は昨年収穫して乾燥させたたモロコシを束ね、栗とウォルナットの柄を付けたものを3サイズご用意いただきました。まだ青みも残り爽やかな香りがします。

 

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