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小島 鉄平 祭り ・・・ 宋艸窯・蜂谷さん・woodpeckerさん

7月に入りました。とっくに梅雨入りはしているものの降りそうで降らない、それでいてジメジメしているスッキリしない毎日ですが、今年も半分が過ぎて、もう間もなく本格的な夏がやってきます。あるテレビ番組では 『今年は観測史上最高の猛暑と、NASAが発表しました』と、恐るべきコメントを発表していましたが、もう38度とか39度では驚かなくなってきています。決して慣れではなく、もはや諦めですね。

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4月以降、ここ3ヶ月ほどはまとまった大きな入荷も無く、鳴りを潜めていた感のあるMARKUSでしたが、ようやく売り場がガラッと変わる程のインパクトと物量の入荷がありました。まさに渇ききった売り場に恵みの雨です。そしてこのたびMARKUSに恵みの雨をもたらしてくれたのは、およそ1年と3か月ぶりのご無沙汰となる、長崎の 『てつ工房 小島 鉄平』 さんと鹿児島の 『宋艸窯』 さんで、偶然にも同じ九州の作り手さんからでした。

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小島さんは長崎にお住まいなのですが、昨年の入荷以降、何度か東京でお会いする機会があり、一緒に飲んだり食べたりしている中で、今取り組んでいる事や今後やってみたい事。作品のスタイルや制作過程の事。更には現在、新しい薪窯を自ら制作中だがいつになったら完成するのか全く見通しが立っていない事など、色々と興味深い近況を直接ご本人からうかがっていました。

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そして今年の5月に中目黒のSMLさんで毎年行われているGOLDEN SLIPWAREというイベントで小島さんにお会いした際に、これまでの水墨画のようなタッチのスリップウェアとはまた違った作風の新作を見せていただき、それ以降、何度か小島さんと連絡を取り合って今回の入荷にこぎつけました。その数なんと130点。小規模な企画展レベルの数量です。

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小島さんはとにかく勉強熱心な方で、MARKUSにも何度か入荷した『押し紋』のシリーズなどは、2014年に出西窯など山陰の窯元に勉強しに行った際に身に付けた技法で作り出しました。そして今回の可愛らしいタッチのスリップは、同じく山陰・島根の名工 『舩木 研児 』先生へのオマージュとして考えられたそうです。ひとたび新しいカタチに取り組み感触をつかむと、とにかくたくさん作って色々試したい性分の小島さんなので、夢中になっている内にたくさん作ってしまった。という事で今回の 『 小島 鉄平 祭り 』 となりました。

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それでも、以前のタッチのスリップの方が好み。という方もいらっしゃると思いまして、今回は新旧織り交ぜた品揃えとなっております。例えば同じ鹿紋でもどのように印象が異なるか実際に並べて比べてみるのも面白いと思います。そして今回のラインナップですが、人気の六角と角皿・丸皿などの小さいモノから 5寸・6寸・7寸・8寸と幅広いレンジで取り揃えた平皿。毎回入荷のたびに人気の角鉢と新作の楕円鉢。柄も幅広く色んな模様を見ていただきたいと思いまして、1品目当たりの数も多めにご用意いたしました。

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そしてスリップと並んで人気の押し紋シリーズも、今回は特に人気の高い呉須を中心に、楕円鉢の大と中、そして角鉢といった感じで、特に大きなモノで、どちらかと言うと平皿より鉢物人気が集まる押し紋シリーズのテッパンの品揃えでご用意しました。今回の押し紋は改良に改良を重ねて、前回までの入荷分と比べると大幅に軽くなりました。前の入荷分が既に完売してしまっているので実際に比べる事はできませんが、見た目の重厚感や存在感はそのままに、明らかに軽くなり扱いやすくなっております。是非お手にとってお確かめ下さい。

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そして小島さんと1日違いで入荷した宋艸窯さんからは平皿が届いております。また今回は久しぶりにφ27㎝の大サイズも入荷しました。これでおよそ2年ぶりくらいで大・中・小の3サイズ3色が揃いました。今年は春にも平皿・マグ・湯のみ・楕円鉢などが入荷し、ハイペースに頑張っていただきましたが、平皿の入荷は年内はコレが最後です。そして秋頃にはマグとどんぶりが入荷する予定です。

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まだまだあります。岐阜県のwoodpeckerさんからは、しばらく欠品しておりましたイチョウの木のまな板が2サイズ。山桜のカッティングボードも2サイズ届いております。こちらも相変わらずの人気で、気が付いたらいつの間にか無くなっているという状態なので、なるべく切らさないように気を付けているのですが、早めに注文を入れても最近では生産がなかなか追いつかなくなってきているそうです。

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最後に益子で漆器を制作されている 『蜂谷 隆之』 さんから、昨年末に人気だった李朝椀のMARKUSオリジナル塗り分けバージョンが再入荷いたしました。ここ最近は暑い時期でも漆器をお求めになるお客様が多く、特に以前から人気の筒鉢や今回再入荷した李朝椀などは、今の時期ですとおそうめんや冷たいお蕎麦などをツルッといきたい時などにとても重宝します。

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7月に入り、急に活気づいてきたMARKUS。特に今週は毎日何かしらの品物が届いているので忙しくて夏バテどころではなくなってきました。暇が続くと身も心もダメダメになっていく私なので、毎日が忙しいというのはありがたい事です。今回の入荷ラッシュで売り場も随分変わって見応え充分です。2016年の後半戦を活気ある売場でスタートできました。皆様のお越しをお待ちしております。

今年の団扇がそろいました。(・・・6月のお休み)

大忙しだったりのんびりしてたり、暑かったり涼しかったり、なんとも落ち着きのない5月も間もなく終わりです。MARKUSもおかげ様で、ひっそりと3周年を迎え、4年目に突入いたしました。昨年の6月は初めてのイベント事として益子の 『 岡田 崇人 』 さんの個展を行いましたが、今年の6月は更なる発展を目指し、『 仕入れの6月 』 とさせていただきます。

と、いう事で6月は以下の日程でお休みをいただきます。

6月 1日(水) ・ 8日(水) ・ 9日(木) ・ 10日(金)

1日(水)は毎年この時期に行われる展示会の為、8日~10日の3日間は以前にも予告しておりました、沖縄への仕入の旅へ出かけます。今回、正月以外で初めてまとまったお休みをいただきます。何件かの作り手さんにはアポイントを取っておりますが、基本的には行き当たりばったりの沖縄旅です。今後、どんな品物がお店に並ぶか楽しみにしていて下さい。

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そして、前回のお知らせでご紹介した型染めの団扇の第2便が到着しました。今回は今年で3回目の夏となる 『 柚木 沙弥郎 』 さんの図柄の団扇が6柄届きまして、第1便と合わせて合計で12柄のお取り扱いとなります。お取り扱いの柄の数は昨年と同じですが、今年は昨年の12柄の内、半分くらいを入れ替えて、よりポップで楽しそうな柄をセレクトしてみました。

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94歳となった今もなお、精力的に活動されている 『 柚木 沙弥郎 』 さんの型染め団扇。毎年大変ご好評いただいておりまして、ご自分用はもちろんギフトやお盆の帰省の手土産など、風情ある夏を彩る小道具として様々な形で喜んでいただいております。

間もなく東京にもジメジメと嫌な梅雨がやってきますが、気持ちだけでも季節先取りで、夏支度をMARKUSで揃えてみませんか。

 

5月も後半ですが

4月後半から続いた野外イベントや個展 『 田中 大喜 陶展 』 。そして嵐のゴールデンウイークも終わり、充電が切れたようにしばらく腑抜けになっておりました。そして気が付いたら5月もすでに後半戦。沖縄は早くも梅雨入りし、東京も初夏の風が吹く爽やかな季節となってきました。
連休明けで一時はスカスカになってしまった店内でしたが、新しい品物もすこしづつ届いてきております。
また、直前になってのお知らせで申し訳ございませんが、5月20日(金)はお休み とさせていただきます。

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という事で、今年もやってきました 型染めの団扇。今回は第1便として、広島で活動されている 『 石北 有美 』 さんの型染めの図柄を中心に6柄の団扇が届きました。(2枚目の写真の左端のみ『大木 夏子』さんの図柄)
昨年も大変ご好評いただきまして今年は昨年の売れ筋に3柄加えたラインナップでこの夏を楽しく彩ります。また、毎年人気の 『 柚木 沙弥郎 』 さんの図柄の団扇は第2便として更に6柄が6月初旬に入荷予定です。

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そして、新たにお付き合いの始まった作り手さんより、今回は少量ですがうつわが届いております。秋田県の 『 白岩焼 和兵衛窯 渡邊 葵 』 さんの白釉と海鼠釉のうつわです。白岩焼の歴史は古く、1771年に始まります。11代にわたり秋田藩を治めた佐竹家の庇護により栄えましたが、江戸末期から明治にかけての動乱の中、1901年に白岩焼 130年の歴史は途絶えます。その70年後、白岩焼の復興を目指した渡邊家は、折しも民藝運動によってたびたび来訪していた 『 濱田 庄司 』 の助力もあり1974年に再興を果たしました。

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『 白岩焼の特徴である海鼠釉は、日本各地で似たようなモノが使われているが 白岩焼がいちばん良い。』 と、濱田に言わしめたその青白い美しさと濃厚な質感が白岩焼和兵衛窯の最大の魅力です。海鼠釉と言うと、私は島根県の湯町窯を思い出すのですが、実は白岩焼を見るまで海鼠釉はあまり好きではありませんでした。しかし渡邊さんから見せていただいた和兵衛窯の海鼠釉によって、これまでの印象が一変しました。2005年よりお父様に師事し、現在は復興した白岩焼 和兵衛窯をご家族で守りながらご自身の白岩焼を制作する渡邊 葵さん。伝統を守りつつご自身の感性を軽やかに表現する今後が楽しみな作り手の一人です。

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最後に、連休中の隙間に行ってきた益子から持ち帰ってきたいつものヤツです。年に2回の入荷ですが、ようやく3色3サイズ揃いました。また今回は山椒の木のすりこ木も豊作で20cmの小型のモノから45㎝の立派なサイズまで取り揃えております。

連休も終わった5月の後半はのんびりしたものですが、この先も何かと新しい品物が入荷予定です。また6月は沖縄への仕入れの旅も予定しております。具体的に 『どこで・何を』 というのはまだ確定しておりませんが、4年目に突入するMARKUSに今後もご期待ください。

季節も変わり、安土草多さん(ガラス)入荷しました。

東京の桜の開花宣言は少し前に出たようですが、気候はまだまだ春と冬の境目を行ったり来たりしているようです。MARKUSの店内も年明けからの入荷ラッシュが一旦落ち着きまして、昨年末から長期にわたり猛プッシュしていた耐熱モノ祭りも季節の移り変わりとともに収束させ、今度はガラス祭りで皆様のお越しをお待ちしております。季節をひとつ飛び越えて、何となく初夏の装いですが、こうしてみると今すぐ欲しい品揃えです。

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これまでMARKUSでガラスと言えば茨城の『 河上 智美 』さんと岐阜の『 沖澤 康平 』さんのお二人でしたが、このたび新たに岐阜県 高山市で活動されている 『 安土 草多 』 さんが加わりました。今回の安土さんからの新入荷を機に売場の装いをガラッと変えたわけですが、せっかくなのでガラス特集という事で先月入荷したばかりの河上智美さんのガラスと、こちらも先月入荷の大谷健一さんの別府の竹細工も組み合わせて提案したところ、すっかり初夏の装いとなってしまった次第であります。

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4月になれば沖澤さんのガラスや大谷さんの竹細工の追加分も入荷する予定なので、このラインナップも今後さらに充実していきます。そして窓際では河上智美さんのグラス類と合わせて、週末にようやく入荷した木工のSemi-Aco(加賀 雅之)さんのPan皿・Onigiri皿・コースターも定位置で並んでおります。先日の3連休中に入荷したため告知が間に合わず、今日までに既にかなり減ってしまっております。スミマセン。

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そして、今回が初めてのお付き合いとなる 『 安土 草多 』 さんのご紹介です。1979年生まれの安土さんは、同じくガラス作家のお父様、『 安土 忠久 』 氏の指導のもと2001年より宙拭きガラス作りの修行に入り、2002年には現在の活動拠点となっている岐阜県 高山市に自身の窯を築き、若くして独立を果たします。また、2011年には日本民藝館展に入選するなど、精力的に活動している若手実力作家の一人です。

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安土さんの作品は何年か前から見知っていたものの、初めてお会いしてお話したのは昨年の 『 TOKYO CRAFT MAP 』 のパーティーの場でした。その後、9月に銀座松屋で行われた 『 銀座手仕事直売所 』 で再びお会いして、その会期中に2度ほど一緒に飲むことがあって、その時のノリと勢いでお付き合いする事になりました。まさに酒の席から始まった仕事。というやつです。(実際はそんな適当なモノじゃないですが。)

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写真では少しわかりにくいですが、安土さんの作るガラスはアンティークのような少し黄味がかった色をしていて、溶け始めた氷の塊のような透明感と奥行きのある揺らぎがあります。手にした際に感じる角のとれた丸みとぽってりとした厚みは安心感があり、日常使いには最適です。また、大きな特徴の一つとして、個々の品物が均一にならないように、あえて個性が出るよう一つ一つ微妙に表情を変えながら仕上げているそうです。

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そして今回は、初の試みとしてペンダントライトを4種類作っていただきました。安土さんのガラスで作られる照明は、ガラスそのものがもつ厚みや揺らぎで柔らかな優しい明りを作り出します。このペンダントライト1灯で、例えば読書ができるレベルまでお部屋を明るくする事はできませんが、この明かりが灯された空間は居心地のいい癒しの空間となるでしょう。また、昼間、明かりをつけていない時も太陽の光を通してゆらゆら揺れる光のオブジェのように、夜とはまた違った表情を楽しむ事ができます。

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最後に、先月に引き続きまして久しぶりの入荷となります。鹿児島の宋艸窯、竹ノ内 琢さんの 『しのぎ楕円鉢 』 が届きました。昨年1年間の空白を取り戻すかのように今年の入ってから続けて届けて下さっています。この楕円鉢は宋艸窯さんの作品の中でも隠れた人気商品で、大が¥8,640と中が¥6,480と、比較的高単価な割にはいつの間にか早々と完売してしまっています。程よい大きさと深さ、和でも洋でも中華でも食材を選ばず何でもこなしてくれる懐の深さというか使い勝手の良さが人気でギフトなどにも重宝しています。

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そして今年もやります 『 TOKYO CRAFT MAP 2016 』 。このお知らせを書いている最中、つい先程、2016年版のMAPが届きました。昨年の30店舗から更に参加店舗が増えまして、今年は40店舗の、東京で民藝・工藝・クラフト・手仕事の品々を扱うお店にご参加いただき、ひとつのマップに集結しました。今年の活動や詳細につきましては来週のお知らせの中で、4月の予定と合わせてあらためてご紹介します。さっそく本日より配布を開始しますのでご興味のある方は店頭でお声掛けください。

 

杉本さんと十郎さん。ときどきハニワ

少し前まで日中は暖かい日が続いており、原油安の内に買い溜めしておいたストーブ用の灯油を今シーズン中に使い切れるか不安でしたが、ここ最近の寒さで何とか使い切れそうな気がしてきた今日この頃です。そんな事を考えていたらもう来週から3月です。早いですねぇ。今年もハイペースで1年の6分の1が終わります。

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ハイペースと言えば、今年は年始からいつもより入荷のペースが速く、人気の作り手さんから新規の作り手さんまで盛りだくさんで届いており、今年に入って本日までで、岡本芳久さん(益子・陶器)・山田洋次さん(信楽・陶芸)・河上智美さん(茨城・ガラス)・野澤裕樹さん(篠山・木工)・蜂谷隆之さん(益子・漆器)・宋艸窯/竹之内 琢さん(鹿児島・陶芸)・大久保公太郎さん(松本・木工)・大谷健一さん(別府・竹細工)といった豪華メンバーからの入荷がありました。そこへきて今週は齊藤十郎(静岡・陶芸)さんと杉本義訓さん(鳥取・陶芸)という、これまた私の大好物であるお二人から品物が届き、役満テンパイな気分です。

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とは言え、この時期にこれだけの人気の品物が揃ってしまい、今年のこれから後の月は大丈夫だろうか?もう少しバラけて入荷してくれてもよかったのに。と、贅沢な悩みと同時に本当に来月以降で誰からも納品がない月が発生するのではないかと、ちょっと不安になってきました。1月・2月のように短期集中でたくさんの品物が届いて売り場がパンパンになるのも、毎日お店にいる者としては楽しいですし、お客様にも色々とオススメできて、なかなか品物が入ってこなくて悶々としているよりは本当にありがたいんですけどね。

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と、長い前置きはこのくらいにして、まずは齊藤十郎さんのうつわのご紹介です。今回はいつものスリップウェアに加えて、湯のみやマグカップ、土瓶から耐熱の楕円鉢と平皿という感じで幅広いバリエーションで納品していただきました。特に湯のみとマグカップは合わせて30個と、形や色柄もバラバラでとても選び甲斐があります。また、お問い合わせの多かった土瓶も小ぶりで使いやすいサイズのモノを作っていただきました。土瓶は作る工程が多くて大変なため嫌がる作り手さんもいらっしゃるのですが、十郎さんは『土瓶を作るのは楽しいので好きです。』と、むしろ積極的に引き受けて下さいました。

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楕円の耐熱鉢は以前に入荷した際に大変ご好評いただいたので飴釉を加えて再入荷です。耐熱なのでグラタンなどのオーブン料理にも使えますが、煮物やサラダなど普段使いの鉢としても年中活躍しそうです。平皿の方は今回初めての取り扱いで、こちらも楕円鉢同様に耐熱の2色使いです。ここまでフラットなお皿も珍しく、お肉などナイフを使うようなお料理には最適です。またお皿の上ほぼ全面を目いっぱい使えるので大きさの割にたくさん盛りつけられてワンプレートで済ませたい時などにも活躍してくれます。

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続いては皆さんお待ちかね、鳥取県の 『 牧谷窯 ・ 杉本義訓 』 さんの練り上げのうつわが久しぶりに入荷しました。以前にもご紹介しましたが、この杉本さんと齊藤十郎さんは独立前に鳥取県の名工、岩井窯の山本教行氏の下でともに修業した同門の作りでさんです。修業を終えた後、長い苦難の末に杉本さんは武内晴二郎の練り上げの大鉢と出会い、練り上げの技法に打ち込むようになりました。そして更なる試行錯誤を重ねた末に現在のようなシャープでピシッとエッジの効いたスタイルを確立しました。

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練り上げの技法は、ご本人もおっしゃっていますが非常に面倒で地道な作業の末に出来上がっており、とても大量に作れるようなモノではありません。2色から3色の異なる色の土を模様通りに配置して土の層を作り、上から重しを乗せて圧着します。この時に均等にかつ最適な圧力をかけないと土の層が崩れたり焼き上がりで層の境目がはがれて割れてしまいます。気の遠くなるような試作と研究の繰り返しと経験の成せる業です。それをうつわの厚みに切り出して型に当てて成形し、ようやく窯で焼くことができます。

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そんな苦労を微塵も感じさせないくらい軽やかでポップな印象の杉本さんのうつわは、 全国でもファンが多くMARKUSでもお問い合わせの多い知る人ぞ知る作り手さんですが、作れる数が非常に限られている為、お取り扱いできる店舗もごく限られている上にMARKUSでも年に1度程度しか入荷がありません。今回は8.5寸と7.5寸皿、丸鉢、角鉢、八角皿、そしてカップ、という感じで1種類当たりの数は多くはありませんが、比較的幅広い品揃えで届けていただきました。長らくお待ちいただいていたお客様、お早めにどうぞ。

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最後に軽めのネタを。年末からずっと欠品しておりましたハニワがようやく入荷いたしました。いつも油断していると、いつの間にか無くなっているウラ人気商品で、MARKUSオープン時からのお取り扱いなのですが、いまだに人気の衰える気配がありません。今回は久しぶりの新作で土偶を1種類追加しました。体育座りして合掌しているのですが、もはやアフリカの少数部族が呪術にでも使いそうな怪しい雰囲気です。でも、これまた人気が出そうな予感がひしひしと感じられる期待の新人です。

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という感じの、充実しまくりの今週の入荷でした。3月~4月もまだ何かと入荷の予想はたっているのですが、それ以降ネタ切れにならないようにせっせと仕込みを続けていきます。春のMARKUSにもご期待ください。

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