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森山ロクロ工作所(島根)の記事一覧

あっという間に4月です。

2月末で安土草多さんの照明の展示が終わり、力尽きてボーっとしてたら3月もあっという間に終わってしまいました。かと言って何もしていなかった訳では無く、前半は確定申告でバタバタしていたり、まとまった入荷もいくつかありましたし4月末から始まるゴールデンウイークの企画に向けて準備を着々と進めておりました。

● 4月のお休み : 4月4日(水)・ 27日(金)

ゴールデンウイーク企画についてはまた来週辺りに別の記事でガッツリご紹介するとして、今日はここ最近の入荷のご紹介をさせていただきます。まずは愛知県常滑市の冨本大輔さんより染付のうつわが届きました。何度目かの入荷で、もはや定番化している飯碗・深どんぶり・6寸と7寸の浅鉢に新柄の格子模様が加わり、更に今回は新商品の平皿と石皿も入荷して、幅広い充実の品揃えとなりました。

平皿の方は染付の柄や質感はそのまま継承しつつ、カタチは完全なフラットという訳でもなく中心が緩く窪んでおりフチがシュッと立ち上がり少しシャープなフォルムになっております。石皿の方はぽってりとした質感で古くから日用雑器として親しまれているカタチに沿った作りとなっており、色は薄っすら緑掛かった爽やかな色合いの鉄呉須と柔らかで優しい色合いの白釉の2色です。平皿も石皿も7寸と8寸の2サイズございます。

昨年7月の3人展以来の久しぶりの入荷となったSemi-Aco 加賀雅之さんからは、お馴染みのPan皿・Onigiri皿・カッティングコースターなど定番の品揃えで再入荷しました。3月の前半に入荷したのですが、久し振りの入荷だったという事もあり、既に完売してしまっているモノもございます。お知らせが遅くてスミマセン。

そしてもうひとつお久し振りの入荷なのが岐阜県のwoodpeckerさんのイチョウの木のまな板と山桜の木のカッティングボードです。冬の間は売り場がパンパンでしばらくお休みしていたのですが、春の新生活需要やそれに向けたギフトとしてご要望いただいておりましたので復活させました。また山桜のカッティングボードに新たにハーフのバケットくらいなら楽々乗るロングサイズが加わりました。

思い返してみると木工製品の入荷が続いた3月。島根県の森山ロクロ工作所さんからもケヤキのプレートや丸盆、薬味入れやサクラ材の茶筒など、なかなか渋めのセレクトで入荷しております。昨年の9月に再び出雲の森山さんの工場にお邪魔した際に注文してきたものなのですが、お茶をいただきながら世間話をしている時に、古い作品や資料などが雑然と詰まったキャビネットの奥に入っている薬味入れが目に留まりました。

チェスの駒のような品のある佇まいで、かなり以前に作っていたもので今は定番的にはやっていない。との事だったのですが、強引にお願いして作っていただきました。それからおよそ半年ぶりの対面だったのですが、入荷した品物を見て満足の出来栄えに思わずニヤッとしました。サクラの茶筒も小振りでシンプルな造形ですがサクラの木目も美しく、中蓋も外蓋もパチッと収まる精緻な職人の仕事に今度は思わず唸りました。

そして今回は、初めて森山さんに丸盆を注文しました。森山ロクロ工作所と言えば茶托と丸盆。というくらい民藝界隈ではお馴染みの存在なのですが、個人的に『いわゆるお盆って今の日本の生活様式の中で、どんな場面で、どのくらいの頻度で登場するのだろう』という疑問を抱いていた事もあり、しばらく『トレイ』ではなく『お盆』を取り扱う事を躊躇っていました。

ですが今回思い切ってお盆を注文して、お盆のある風景というモノを考えてみてしっくり腑に落ちました。カタチにして実践してみると現代の生活様式や住宅事情などといった機能面の事はさておき、お盆に載せるというひと手間やうつわを直に持つ・置くのではなく1枚のお盆が挟まる事で生まれるゆとりや丁寧さが日本人の美意識としてしっくりくるのだと思いました。皆さんもお盆のある生活はいかがでしょうか。

少々ご無沙汰しております。(入荷色々)

年始のご挨拶と沖縄からの入荷のお知らせで更新して以来のしばらくぶりの投稿となってしまいました。スミマセン。元気に営業しておりましたよ。身の回りではいろんな出来事があるのですが目立った入荷が無いとなかなかココでお知らせするようなネタにならないので、少々ご無沙汰してしてしまいました。

今週に入ってバタバタっと色々届きましたので張り切ってお知らせ致します。
その前に直近のお休みをお知らせしておきます。

● 2月24日(金)・3月4日(土)は、お休みをいただきます。

よろしくお願い致します。

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まずは久しぶりの入荷となる、鳥取の牧谷窯 杉本義訓さんの練り上げのうつわ。今回は薄く広くという感じで50点ほど。人気の角鉢が3サイズから丸鉢・楕円鉢、お皿の方は使いやすい7.5寸と少し大きめの8.5寸。といった感じのバラエティに富んだ品揃えです。薄く広くなので種類や柄は多めなのですが1種類あたりの数は少なめなので、早めの売り切れが予想されます。

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このお知らせを書いている間にもいくつか売れてしまったので気になる方はお早めに。また、今回は個展の時くらいしか滅多に作ってくれない、手のひらサイズの角鉢の小も届いております。カタチといい柄といい豆皿好きの方でしたら放っておけない可愛らしさです。新柄も少量ですがいくつか届いておりますのでコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

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続いては、昨年の9月に島根に仕入れの旅に出かけた際に『 是非に』と、お取引をお願いしてきた『森山ロクロ工作所』さんから、ケヤキのプレートやボウル、パン切り台が届きました。森山ロクロ工作所さんは初代の森山勇さんが広島の宮島で修業した後に1960年に木地屋として独立しました。現在は2代目の森山登さんがロクロからルーター、拭き漆までをこなします。

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島根には木地師が少ない事もあり、森山さんが10代の頃から山陰で新作民藝運動を展開した吉田璋也氏や倉敷の外村吉之介氏からの依頼で仕事をするようになり、若い頃から高い美意識や技術が培われていました。県内の良質なケヤキや黒柿を轆轤で回して成形し、仕上げは美しい木目を生かす拭き漆か無垢のみで、使うほどに艶やかになり手に馴染み味わいが増していきます。

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そして、このたびMARKUSに新しいお茶が仲間入りしました。MARKUSでは開業以来奈良県 吉野の嘉兵衛本舗さんの番茶を扱ってきました。こちらは毎日飲むための普段使いのお茶として長らくご好評いただいておりまして、これからも引き続きお取り扱い致しますが、もう一つスペシャルというか贈り物に使えるお茶が欲しいな。と、ずっと思っておりまして、せっかく新しいお茶を導入するなら私の出身の静岡のお茶が欲しい。という感じでここ何年か探しておりました。

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そこで出会ったのがこの『カネジュウ農園』さんで、味や香りはもちろんの事、ギフト向けという事でパッケージにもこだわりたかったので、その点もバッチリでした。カネジュウ農園さんは日本一のお茶の生産量を誇る緑茶の名産地、静岡県 牧之原に1888年(明治21年)に開園して130年の、経験豊かな生産農家と伝統を受け継ぐ茶師からなる老舗茶農園です。創業の初代から数えて5代目となり、それまでお茶の栽培生産と茶問屋向けの製造販売のみだった稼業を自社商品開発にも力を入れて小売販売を始め、生産者としてお茶の楽しみ方を広めていきます。

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最後はお馴染みの益子の蜂谷 隆之さんから、こちらもMARKUS開業以来のド定番の筒鉢が再入荷しました。年末はおかげ様で漆器をお求めになるお客様が大変多く、年が明けた頃には椀物が完全に姿を消してしまいました。それから多用椀などがポツポツ再入荷してきてこのたびお待ちかねの筒鉢が入荷しました。何件かのお問い合わせもいただいていたので今回は多めにお願いしましたが、筒鉢に人気は季節を問いませんので気になる方はお早めにどうぞ。

 1月からしばらくは入荷も少なめでしたが、ここからは春に向けて入荷が続きます(たぶん)。入荷のたびに店内の雰囲気もガラッと変わるので楽しみにしていてください。

 

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